◆犬と遊ぶということ
犬とのコミュニケーションを考えた時、いろいろな方法があることに気づきます。遊びもその一つで、私は幸が小さい頃から必ず一日に数回、幸と遊ぶことにしています。犬が小さい頃から、いろいろな遊び方を教えておくといいと思います。
幸は私とも遊びますが、一人でも遊べます。小さい頃から、よくおもちゃの腹綿出しに勤しんでいました。おもちゃに穴を開けて、中に入っているスクイーカーを取り出したり、タグその他突起物をむしり取ったり、いろいろおもしろい遊びを自分で作り出していたようです。
幸のおもちゃの扱いはかなり荒くて、おもちゃ箱を覗いてみると原型を留めている物の方が少ないほど。中には部分的に残っているおもちゃもあり、下の写真のようなジングルの皮や猿の頭が転がっていたりします。しかし、おもちゃは幸の物なので好きなようにさせています。破けてしまったものは、できる限り修理して使っています。
私は幸が小さい頃から、「どうしたら目的が達成できるか」を考えるような遊びをよくさせていました。例えば、おもちゃの一つにヒモを結びつけておきます。幸はそれが気になるので取りたいのですが、結んであるのでそう簡単には取れません。しかし、格闘しているうちにほどけたりするわけです。そういうものを与えておくと、ずいぶん長い時間一人で飽きることなく遊んでいました。 |
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◆遊ぶ時のルール
遊ぶ時は、人が誘っても犬の誘いに乗っても、どちらでもいいと思います。私が幸と遊ぶ時には、私から誘う時もありますし、幸がおもちゃを持って来て遊びたいという意志表示をすることもあります。幸から誘って来た場合には、私が遊びたければそれに乗りますし、そうでない場合には「後でね」と言って、その場では遊びません。幸が持って来たおもちゃではない物で遊びたいと私が思ったら、それを持って来て幸を誘います。
犬と遊ぶ時に大切なのは、必ず人の方が主導権を握っていることだと思います。引っ張りっこをするなら、最終的には人の方が勝つべきですし、フェッチをする時には、おもちゃが人の方に戻って来た段階で遊びを終わりにします。家では「はい、終わり」で遊びを止めることにしています。それで物足りなければ、幸は一人でボールを投げて取りに行ったり(ボールをくわえて、口を前に突き出すことによって投げられる)、おもちゃを齧ったりして遊んでいます。
仔犬の頃は、遊んでいるうちに興奮してきて、犬が人に歯を立ててしまうことがあるかもしれません。これは、小さいうちに必ず矯正しておいた方がいいと思います。私は幸が歯を立てた時には、その場で遊びを終わりにして立ち去り、知らんぷりしていることにしていました。歯を立てることはルール違反で、そういうことをしたら遊んでもらえないんだ、ということを分からせるためです。犬が人の手からおもちゃやおやつを取る時も、歯を立てないように取る躾をしておくといいと思います。
「ちょうだい」と言ったら、犬がおもちゃを渡してくれるように躾けておくことも大切だと思います。これはおもちゃだけでなく、他のことにも応用できます。幸は「give(ちょうだい)」と言うと、口にくわえている物を渡してくれます。 |
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◆おもちゃ
犬を迎えたばかりの時は、その犬がどのようなおもちゃが好きか分からないので、タイプの違ったものをいくつか用意しておくといいかもしれません。私もそうしたのですが、後に幸はプラスチック系のおもちゃは好まないことが分かり、それからは幸が好きなタイプのを補充するようにしています。 |
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◆スパッド
これと同じものを、幸を迎えた時に用意しました。数回代替わりしましたが、今も家にあるおもちゃです。右の熊型のは三代目。フェイク・シープスキンでできていて、中にスクイーカーが入っています。幸はこれを齧ったり、ブンブン振り回したり、引っ張りっこに使ったり、フェッチしたり、夜は枕にして寝たりしています。
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◆ぬいぐるみ類
幸は小さい頃から、フワフワしていてキューキュー鳴るおもちゃが大好きでした。それで、いろいろなタイプを探しているうちに、立派なコレクションになりました。
おもちゃにもいろいろハイテクなものがあり、中央のバイオリンは、齧るとモーツァルトのメヌエットを演奏します。今は壊れて鳴らなくなってしまいましたが、時々ブンブン振り回して遊んでいます。 |
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◆ボール類
幸とは、ボールなどを投げて取って来る遊びをよくします。テニスボールぐらいの大きさがちょうどいいようです。オレンジの顔が付いたのは「ジングル」という名前で、中にテニスボールと鈴が入っています。外側の皮を歯に引っ掛けて頭を前に突き出す事により投げることができるので、幸は一人で投げて取って来て、ということをして遊んでいる時もあります。幸は「ボール」という言葉を知っているらしく、「ボールはどこ? (Where is your ball?)」と言うと、おもちゃ箱からこの中のどれかを取って来ます。
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◆引っ張りもの
幸は、引っ張る遊びも大好き。結構力が強くて、私も立って腰に力を入れて臨みます。ウサギの長いおもちゃは、以前は中のゴムがしっかりしていてビローンと伸びて面白かったのですが、それが古くなって伸びたままになってしまいました。それでも幸はこのおもちゃが好きで、このビロ〜ンとしたのをズルズル引きずってくわえて来て、「引っ張って」と持って来ます。引っ張ってばかりではおもしろくないのでフェッチをしたり、いろいろできるおもちゃです。 |
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◆パズル的なおもちゃ
IQubeという名前のおもちゃ。キュービックの六面に穴が開いていて、中に入っている四つのボールを取り出すことが目的のおもちゃです。これは幸の四歳のお誕生日プレゼントでした。幸はこのおもちゃがすごく好きで、平日オフィスから家に戻ると、まずこれをキュービックごとくわえてリビングの真ん中に走って来て、振り回したり、顔ごと穴に突っ込んでボールを取り出したりして遊んでいます。取り出したボールはフェッチに使えるので、このおもちゃは家ではかなり活躍しています。
幸の六歳の誕生日には、この姉妹品のIntelliBoneというおもちゃを与えました。骨状の芯に五つの輪が通してあり、それを引き抜くことがこのおもちゃの目的です。それぞれの輪にと骨型の芯にはスクイーカーが入っていて、バラバラにした状態で遊んでもおもしろいようです。今幸は、この輪を芯から抜くことを覚えていて、私が芯の一方を持っていると、輪を引き抜いて遊んでいます。
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◆ゴム製のおもちゃ
幸は、ゴム製のおもちゃがあまり好きではないようです。しかし、このハンバーガーは例外でした。これは友達がプレゼントしてくれたものですが、薄いゴムで出来ていて、齧るとキューキュー鳴ります。そして結構よく弾むし、その形状のためどこに跳んでいくかわからないので、幸は必死に追い掛けたりして遊んでいます。左のオレンジと青い齧るものは、本来真ん中のボコボコしたゴムの部分を齧るはずなのですが、幸はどういうわけか、両端の硬いプラスチックの部分を齧り、このような状態になってしまいました。 青いのには、ヒモが結んであります。幸はこのヒモをほどく遊びが好きで、小さい頃は特に夢中になってしていました。 |
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◆自家製おもちゃ
犬のおもちゃも、最近はなかなかよく考えられたものが出回っていますが、このような市販の物だけでなく、家にある物を使って作ったものもなかなか重宝します。幸の「自家製おもちゃ」の第一号は、古くなったソックスにテニスボールを入れただけのものでしたが、幸はこれを引っ張ったり、投げたり、といろいろな遊びに使って楽しんでいました。
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