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Puppy Kindergarten
2003.02.25

幸が行ったパピー・クラスは、生後8週間から16週間(大きい犬種の場合は14週間)の仔犬が、生後20週間になるまで参加できるというクラスでした。このクラスの主旨は、「仔犬を迎えたばかりの飼い主に、楽しくポジティブな方法で行うパピー・トレーニング方法を伝授し、仔犬の心身ケアについても言及する」ということです。仔犬達は一緒に遊ぶことにより、素晴らしいコンパニオン・アニマルとなるために必要不可欠な社会性を養います。同じような年齢の仔犬と一緒に遊ぶ事により、パックの機能を学び、そのパックの中での自分の位置を確認するのに役立つということです。社会性の中で特にこのパック意識については、犬が幼い時にきちんと把握する必要があり、この時期にそれを学んだ犬は、成長してから他の犬とどのように付き合ったらいいのか、きちんと理解できるようになるということです。リッターにその仔犬だけしかいなかった場合(同腹犬がいなかった「一人っ子」)や生後7週間前にリッター・メイトから離された仔犬にとっては特に、この時期に他の仔犬と接することによって、上記の社会性を養う事が重要なのだそうです。

クラスは一週間に一回で約一時間、全6回のコースで、幸はこのコースに半分の三回だけ出席しました。生後12週間で家に来て、生後14週間の時にパピークラスに行き始めましたが、この時点でもう既に基本的なコマンドのいくつかを習得していたためです。本格的なオビーディエンス・トレーニングが始まるオビーディエンスのレベル1というクラスは、生後満4ヵ月から入れるクラスなので、それまでの間パピークラスに通ったわけです。
幸はリッター・メイトが3頭、両親犬、他に2頭というパックの中で生後12週目まで育ったので、パック意識や社会性についてはあまり心配していませんでした。それでも、いろいろな犬種の、それもいろいろな成長過程の仔犬と接する機会があって、よかったと思います。

クラスの始めには短いプレイタイムがあり、犬はハンドラーから離れて他の犬と自由に遊びます。その後は基本的なコマンドの練習で、'sit', 'down', 'stay', 'come', 'heel'を使いました。この時期の一週間、二週間は、犬の成長にものすごく差が出ます。ですから、コマンドを理解してちゃんとできる子もいれば、まだまだハンドラーとのコミュニケーションが取れない犬もいました。このぐらいの年齢の犬は、人間の子供と同じでアテンション・スパンが非常に短いので、退屈させないために、同じ事を長く繰り返すのではなく、いろいろなアクティビティを次から次へと導入していきます。いろいろな物に慣れさせる目的でトンネルの中を歩かせたり、骨格形成途中の犬に無理のない程度にAフレームに上らせたり、ハンドラー以外の人間に慣れるためのゲームをしたりしました。

幸はこのクラスに入った時点でもう生後14週間になっていて、クラスの中では年齢が上の方だったので、他のもっと幼い犬と比べると物理的にいろいろなことができたようです。パピー・クラスで嫌な経験をしてしまって、クラスに行きたがらなくなると困るな、と思っていたのですが、それは杞憂に過ぎませんでした。