Sachi's Homepage
::: Obedience Training :::

TOP

 

 

 

Obedience Level 2
2003.03.15

Obedience Level 1のクラスを修了してから、幸はその上のObedience Level 2というクラスを受けました。このクラスに入るためには、Obedience Level 1で習ったことを全て習得して、修了時の「卒業試験」に合格していることが条件です。

レベル2のクラスでは、ノービス・レベルの項目の復習と、オープン・レベルの項目の練習が少し入って来ました。具体的には、ノービス・レベルの方は、脚側歩行と8の字、呼び戻し、他の犬と一緒に行うステイ、立った状態のまま受ける簡単なチェックです。レベル1ではしなかった、リード無しの脚側歩行と8の字も練習しました。そして、オープン・レベルの方は、平地でのダンベルのリトリーブ、ジャンプ三種(ハイジャンプ、バージャンプ、ブロードジャンプ)、ハイジャンプとダンベルのリトリーブを組み合わせたもの、sit stayが3分、down stay が5分になりました。その他に、'drop'(脚側歩行をしている時に、'drop'のコマンドで犬はその場で「伏せ」の状態になる)、そして、楽しいアクティビティとして、トンネルを使いました。トンネルの入口からちょっと離れた所でステイさせておき、コマンドが出ると、犬はトンネルを潜って、トンネルの出口の辺りで待っているハンドラーと、何ごともなかったかのように脚側歩行を続ける、というものです。ジャンプやリトリーブが入って来ると、リードが邪魔になります。このクラスの後半は、ほぼすべてオフリードでの練習になりました。

レベル2の初回のクラスで、クリッカーの導入がありました。私はそれまでクリッカー・トレーニングをしたことはありませんでしたが、このクラスで基礎を習いました。ただ、トレーナーの態度は「やり方を教えておくから、あなたの犬のオビーディエンス・トレーニングに有益だと思ったら使いなさい」という、かなりフレキシブルなものでした。そのため、クラス内でクリッカーを使っても使わなくてもよかったのですが、その当時の幸のクラスメートは、ほとんどクリッカーを使って練習していました。私も、せっかく習ったものは使ってみようと思い、このクラスではクリッカーを使用しました。

このレベルのクラスで習った項目のうち、ジャンプ3種は全く問題ありませんでした。柴犬は元々アジャイルなので、幸は跳べと言われたら、いそいそと跳んでいました。トレーナーもその様子を見て、「幸はジャンプが好きなようね」と言っていたほど。ただ、このジャンプは、高さや幅を競うものではありませんから、跳べるようになったからといって、高さや幅が高くなったり広がったりするわけではありません。犬の体高に合ったものを、跳ぶ前と跳んだ後にしなければならないこと、つまり、跳ぶ前はコマンドが出るまで待機する、跳んだ後はフィッシュをする、を含めて、確実に跳べるように練習します。

sit stayが3分、down stay が5分になりましたが、時間が長くなっても、それほど気にならないようでした。このレベルから、down stay中にいろいろな「妨害要素」が導入されました。トレーナーはボールをバウンスしながら犬の前を歩いたり、ビスケットを見せびらかしながらうろうろしたり、ビスケットを犬の前に一つ一つ置いたり、大きい犬のぬいぐるみを持って来て、一頭一頭の前で「ワンワン」とやったり、ドアの所に行ってノックして「誰ですか?」と言ったり、犬の目の前で「散歩、ごはん、おやつ」など犬が反応しそうな言葉を発したり等、いろいろな犬が動きたくなるようなことをします。ハンドラーの方は、犬が動かないことを祈りつつ、トレーナーの動向を見守っているのですが(一頭が動くと、ハンドラーはその犬を元の位置に戻さなければならないだけでなく、他の犬のステイの時間の伸びてしまう)、それだけでなくやはり妨害要素になることをいろいろさせられます。その場で跳躍したり、犬の前を皆で走ったり、犬を置いてトレーニング・ルームを出て行ったり...。おもしろいことは、新しい妨害要素が導入された時には、動いてしまう犬がいる場合がありましたが、次に同じことをした時には、誰も動きませんでした。

オフリードでの脚側歩行と8の字は、私の側を離れてとんでもない所へ行ってしまうということはありませんでしたが、常にアテンションが取れていたかというと、ちょっと疑問です。特に、8の字の犬がポストの外側を回る時は、ハンドラーが犬よりもポストから近距離にいるため、ハンドラーにぴったりついて行くためには、犬は歩調を調整しなければなりません。幸はどうしても遅れがちになったため、練習が必要でした。

習得に一番時間がかかったのは、ダンベルのリトリーブとバージャンプを組み合わせたものです。クラスにはイエロー・ラブがいましたが、苦労なくリトリーブするのを見て、うらやましくなりました。そのようにプログラムされている犬は、自然にできるようですね。幸は、おもちゃなら何でも取りに行って持って来るのに、なぜダンベルには興味がないのか、が私の一番の疑問でした。一つの理由として考えられたのは、幸はプラスチック製のおもちゃがあまり好きではないことです。それでも、「持って来い」と言われたら持って来るようにならないと困るので、練習しました。結局このクラスの終わりまでにマスターすることはできなかったのですが、幸い進級テストにこの項目がなかったので、幸は次のクラスに進むことができました。

このレベルの修了時にはまたテストがあり、合格した犬はレベル3に進みます。レベル3では完全にオフリードのトレーニングになるので、その基礎ができていることが条件でした。