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クラスの見学
2003.03.26

いくつかスクールを絞って、電話をかけてクラス見学ができるという返事をもらったとしますね。そのクラス見学でのポイントを前回と同じ著書から紹介します。

1)トレーナーがハンドラーに犬のコレクション(リードをぎゅっと引っ張る、大声でコマンドを発するなど)をするように言っているか。あるいは、コレクション・ベースではなく、こちらが期待することを、どうしたら犬ができるようになるか教えているか。


2)トレーナーはハンドラーに、いろいろなご褒美(トリート、おもちゃ、遊び)を使うように勧めているか。

3)ハンドラーはトレーナーに質問しているか。トレーナーはそれらの質問に答えているか。

4)犬は皆同じコレクション用のカラーをしているか。もしそうならそれは、トレーナーが個々の犬に合った方法をハンドラーが見つける手助けしていないという意味。

5)ハンドラー達は皆同じことを同時にしているか。個々のハンドラーと犬は、自分達に合ったペースで学んでいくべき。

6)トレーナーはハンドラーのコレクションをしているか。あるいは、期待していることを犬ができるようになるためには、どうしたらいいかやって見せているか。犬は楽しそうか。あるいは緊張している様子(体を舐める、欠伸をする、吠える)か。

7)ハンドラー達はリラックスして、微笑み、その場にいるのを楽しんでいるか。

8)トレーナーは、犬を敵対視しているか。犬の行動を、卑劣でずるい、あるいはなかなか手におえないものだ、という説明の仕方をしているか。

9)トレーナーは他のトレーニング方法を批判するが、それがどうしてうまくいかないと思うか説明しないことがあるか。

以上のチェックリストに従って、幸のクラスを考えてみました。幸のクラスでは、トレーニング・チョークをしている犬が大半ですが、これは別にクラスで決まっている訳ではありません。今はほとんどオフリードの練習なので、必要無くなって来ているということもありますが、チョークを締めてコレクションをする、あるいは大声でコマンドを発する人はいません。

ご褒美は、使っても使わなくてもいいのですが、大半は食べ物のご褒美を使っています。ステイや「来い」の練習の後で「エクササイズ終了」の合図がトレーナーから出ると、犬は自由にしていいのですが、その時に垂直ジャンプさせているハンドラーもいます。それがその犬にとってご褒美な訳ですね。

クラスでは、全員が同じことをする練習と、それぞれが違うことをする練習があります。全員一緒にするのは、脚側歩行(円になって同動向に歩く、一列に並んで指示が出た方向に歩く、止まる、曲がる)、8の字(二人のハンドラー+犬がポスト役、練習するハンドラー+犬の3人3頭が1セット:ポスト役はハンドラーの側に座ってステイの練習に)、立って身体チェック、座ってステイ、伏せてステイ、「来い」、平地でのタンベルのリトリーブ(一列になって順番にします)などです。それぞれが違うことをするのはジャンプで、ハイジャンプ、バージャンプ、ブロードジャンプの3種、ジャンプをしていない人は、ターゲットへ向けての犬の送り出しの練習、バックの練習などを交代でします。その後で、バージャンプとハイジャンプの二つを使って、指示された方を跳ぶdirected jumpingの練習をします。 これは交代でしますが、練習していない人は、自分の犬がよくできないものの練習を個人的にします。

このように全員がいつも同じことをしているわけではないので、トレーナーに質問する時間は十分あります。「このように教えてみたんだけど、どうもうまくいかない」など問題がある場合には、それを実演してみて、何が悪いか見てもらったりします。