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朝、6時に家を出て空港へ。乗り継ぎ空港までは国内線なので、いつものようにセルフ・チェックインをしました。その機械にパスポートのバーコードをスキャンする機能もあり、国際線が含まれている場合にはそうするように指示が出ます。ですから、係員の手を煩わせなければならないのは、チェックインする荷物にタグを付けてもらう時だけですね。本当に便利になりました。
乗り継ぎ空港がある地域で雪嵐があり、普段よりも余計に燃料が必要だということで、その手配ができるのを待っての出発。結局予定の出発時間よりも45分ほど遅れたのですが、どういうわけか到着予定時間からはそれほど遅れていませんでした。よほどスピードを出して飛んだということなのでしょうか。
乗り継ぎ空港で少し時間があったので電話をかけていたら、知っている人にばったり出くわしました。それも、二人。その二人は一緒にいたわけではなくて、私を含む三人が同じ場所に同じ時間に集まったということです。こういう確率って、いったいどのぐらいのものなのでしょうか。一人は釜山、私ともう一人は東京が目的地で、チェックインもばらばらだったため席も遠かったので、結局会ったのはその時だけでした。
それからは、十数時間のフライト。このような長いフライトの場合には、自分の周りに座る人が結構重要なポイントになります。結果的には、今回は「悪」の方。まず、隣に座った日本人女性が風邪を引いていたようで、十数時間ずっとゲホゲホひどい咳をしていました。疲れていて免疫力が落ちているなと感じるときには、なるべく病気の人には近寄らないことにしていますが、機中という特殊空間では、そのような選択肢がありません。おまけに、機内の空気をリサイクルしているのですから、空気の入れ替えを、ということができるわけではないんですよね。
もう一つの理由は、私の前に座った男性。この人は十何時間のフライト中、ずっと席を一杯にリクラインさせていました。ただでさえ座席間に余裕がないエコノミー・クラスですから、一杯に倒すのではなくて途中までとか程度を考えて欲しいと思いますが、この人はそういう配慮はできないようでした。それだけでなく、びっくりしたことが。狭いものですから、脚を組み替えたりする度にその人の席の背に脚が当たり、深々と腰掛けているその人に少なからず衝撃を与えてしまっていたようなんです。何回脚を組み替えたかなど覚えていませんが、離陸して一時間ほどの間に「あの〜、さっきから何度も私の席の背を蹴っているのですが、それ、やめてもらえません?」と横柄な態度で、それも日本語で言われました。私は、日本語でこういうことを処理するのに慣れていないので、迷惑をかけたことについてはとりあえず謝りましたが、よく考えてみたら、いったいその原因は何なのよ、ということに気づき腹が立ちました。
日本語は私にとっては「苦情」に使いにくい言語なので、英語ではっきり言ってもよかったのですが、これから十数時間も気まずい思いをするのは嫌ですし、この人は英語がよく分からないようだったので、無駄だと思いあきらめました。迷惑と言えば、こちらも迷惑でしたよ。前に大柄なこの男性が深々と椅子に腰掛けていると、膝がその座席の背にあたっている私にもその人の体重が感じられるんです。それを避けるために身体を横にしたりしてみましたが、不自然な姿勢で長時間座っていると、腰や背中が痛くなってきますよね。全く、いろいろな人がいるものです。ということで、今回のフライトでは前・横から「L次攻撃」を受け、残念ながらあまり快適な十数時間とは言えませんでした。
十三時間以上のフライトですから、映画が何本か上映されます。今回は三本あり、そのうち二本見ました。一本目はMust Love Dogs.これは、最近離婚した女性がインターネットのデートサービスを使って、いろいろな男性とデートするようになる過程に起こる様々なことについてです。実は、このデートサービスに申し込んだのは本人ではなく、彼女の姉妹でした。その条件の中に「犬が好きであること」が含まれていたので(本当はそうではないのですが)、この映画のタイトルに「犬」が入っているわけです。
二本目は、The Polar Express. これは今年のクリスマス・ムービーの一つで、子供向けのアニメーションです。しかし、そのアニメーションの質は、かなりのものです。特に人物描写が素晴らしいと思いました。表情が生き生きしていて、実写と間違えそうなほどです。ストーリーは子供向けで、アニメーションだからできること(実写だったらかなり危険なことなど)も含まれていました。
十三時間のフライト中に晩ご飯を食べ、映画と映画の間にスナック(サンドイッチ)が出て、朝ご飯を食べたら東京に到着しました。今回は前回のように6年ぶりということではなかったので、前回3月のことを覚えていたりで、いろいろなことがスムーズに運びましたよ。
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