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Journalを読んで下さった皆さんからのコメント、歓迎です。

Mardi Gras



今朝の気温、昨日よりもさらに下がって摂氏マイナス23度。これは華氏だとマイナス10度です。華氏でマイナス、それも二桁になっていると、数字を見ただけでもゾクゾクしますねぇ。日中は結構上がりましたが、それでも最高気温はやはりマイナスでした。

今日はMardi Gras (マルディ・グラ:Fat Tuesday、告解火曜日)です。毎年この日には、ルイジアナ州のニューオリンズで大きなお祭りが行われますが、去年のハリケーン・カトリーナの影響にも関わらず、今年も行われたそうです。

Mardi Grasは、毎年イースター・サンデーの46日前の火曜日で、Lent(四旬節)の始まりであるAsh Wednesday(灰の水曜日)の前日です。しかしカーニバルが始まるのは1月6日のEpiphany(公現祭)、つまり東方の三博士のベツレヘム来訪を祝う日で、これはクリスマスの日(12月25日)から数えて12日目であるため、Twelfth Day(十二日節)とも言われています。

ニューオリンズのMardi Grasのお祝いは、私的なものと公的なものに大別されるそうですが、カーニバルの初日である1月6日に行われるのは、私的な舞踏会です。この舞踏会はクラブで行われるのですが、誰でも参加できるものもありますが、参加が昔からのニューオリンズの家族に限られているものもあるそうです。

公的なお祝いはパレードという形で行われるのですが、パレードのシーズンが正式に始まるのは、Mardi Grasの二週間前の金曜日だそうです。Mardi Grasの一週間前まではパレードは週末のみに行われますが、Mardi Grasに近づくにつれてその頻度が増し、一日に最低一つはパレードが行われるようになります。そして、Mardi Gras当日はパレードが九つ行われるそうです(Mardi Grasはニューオリンズでは公休日)。それぞれのパレードにはテーマがあって、神話、歴史、あるいはハリウッド映画に因んだものが選ばれるそうです。それぞれのパレードは、マーチングバンド、ダンスグループ、コスチュームを身につけた人々と山車から成っていて、小さいパレードでも山車は10ほど、大きいものになると40も出るそうですよ。山車に乗っている人(パレード主宰クラブのメンバ−)は、山車の上から観客に向けてビーズ、小さなおもちゃやキャンディをばらまきます。

Mardi Gras には紫、緑、金という三色の決まった色があり、これは1870年に決められて今に受け継がれているそうです。紫は正義(justice)、緑は信仰(faith)、そして金は力(power)の象徴なのだそうです。

カーニバルになくてはならない食べ物は、king cakeと呼ばれるもので、甘い筒状の生地をドーナツ型にして、紫、緑、金色の砂糖やアイシングでデコレーションを施します。ケーキの中には、子供の姿のキリスト像が一つ入っていて、その像が入ったピースを貰った人が次のking cakeを提供するという習慣になっています。現在のking cakeにはチョコレートやフルーツなど、いろいろなフィリングが使われています。このケーキはカーニバル中に食べるものなので、1月6日以前、あるいはMardi Gras以降には食べてはいけないものだそうですよ。

king cake のレシピ
http://www.gumbopages.com/food/dessert/king-cake.html

今日のニュースの報道などには、犬もMardi Grasカラーに身を包んで、パレードに参加している様子が見られました。今年はハリケーン後ニューオリンズに深く根ざす問題が露呈した後で、Mardi Grasだと言っても手放しには喜べない状態だと思いますが、それでも少なくともこの日は、諸々の問題はしばし忘れて楽しめた人も多かったのではないでしょうか。

幸のビーズはMardi Grasカラーではないのですが、今月あるレストランに行った時にもらったものです。そのレストランの人は、こんなのをジャラジャラといくつも首から下げていました。私のテーブルのウエイトレスに、「赤はMardi Grasカラーではないですよねぇ」と言ったら「じゃ、違うのを持って来ますので、待っていて」と言われたのですが、ちょうどバレンタインデーの頃だったので、「季節の色だからいいですよ〜」とこの色のをもらってきました。


今日の幸飯:

鶏肉、鶏内臓肉、納豆、サツマイモ、ニンジン、ブロッコリ、セロリ、リンゴ、椎茸、パセリ、キャロブ、ケルプ、アルファルファ、生姜、ガーリック、わかめ、ひじき、サーモン・オイル、サプルメント
2006年02月28日(火) No.101

先週のクラス



今朝の気温、摂氏マイナス22度でした。これは華氏でもマイナスで、7度。体感温度は、摂氏マイナス28度。このぐらいの気温だと、外に通じるドアを開けただけでも「うっ、寒い」と感じます。幸はプーさんベスト着用で出かけました。昼間になってもあまり気温が上がらず、最高気温は摂氏マイナス8度、その時の体感温度はマイナス16度でした。体感温度が実際の気温よりもかなり低いのは、風が強いためです。その強風で降ったばかりのサラサラの雪がぶわ〜っと吹き付け、一瞬視界が真っ白になるほど。今日の散歩はかなり寒かったです。

先週のことになってしまいましたが、クラスのこと。
参加メンバー:柴犬、シェルティ(メス)、ブラック・ラブ、バーニーズ・マウンテンドッグ、ジャーマン・シェパード、シェルティ(オス)

今回も、大きいクラスでした。そして幸のパフーマンスもいまいちで、どっと疲れが出てしまいましたよ。

「伏せを入れた呼び寄せ」を導入する前は、既にできることをいかに上手に正確にするかに集中すればよかったのですが、できないことがあるというのは、ほんとうにフラストレーションが溜まるものです。それも、家ではできるのにトレーニング・ルームではできないというような状態だと、「なぜなぜ?どうして?」と幸に問いただしたくなってしまいます。

しかし、私が要求していることを幸ができないというのは、結局は私の教え方に問題があるわけです。つまり、幸が分かるように教えられていないということですね。人間に何かを教えるのもなかなか難しいと思いますが、犬は人間とは思考回路も違えば人間用の言葉も人間が理解するようにはプロセスしていないため、犬に何か、とくに複雑なことを教えようとするのは、至難の業であることが容易に想像できますよね。

どうも幸は私が要求していることがよく分かっていないのではないか、ということが分かったので、問題究明のために細部をチェックしてみることにしました。過去にいろいろなタスクを教えた時と比べると、例えばダンベルのリトリーブなどと比較して「伏せを入れた呼び寄せ」は幸にとって難しくないはずです。ダンベルのリトリーブは、まずプラスチックのダンベルを口にくわえるという新しいことから経験させていかなければならなかったのですが、「伏せを入れた呼び寄せ」には幸が経験したことがない動きは一つも含まれていません。幸は呼び寄せができますし、伏せもできます。その二つを組み合わせただけですから、できて当然と私は思っていました。

実際、練習し始めた当時は、かなりすんなりできてしまったんです。その時は「そうよね。既にできることを組み合わせただけなのだから、できないはずはないよね」と思って、すんなりできたことにそれほど疑問を抱きませんでした。しかし、それが落とし穴となったわけですね。

幸は「この場所(家の地下)で、(私の口から)こんな音が発せられたら、こうすればいい」と理解しているため、場所が変わるとできなくなってしまうのではないか、と思い始めました。新しいことを教える場合は何でもそうで、ですから、一カ所でできるようになったらプルーフィングのために場所を移して練習してみるわけです。幸がその段階にまだ到達していないのは明らかなのですが、家の地下とトレーニング・ルームは、幸にはやはり「全然違う場所」とレジスターされているのでしょうか。

それもあると思いますが、幸は私の身体の動きにすごくよく反応するので、もしかしたら私の動きが家の地下でする時とトレーニング・ルームでする時に違っているのかもしれません。場所が変わっても私の動きに統一性があれば、幸には分かりやすいはずですから、その辺も気をつけてみないといけないようです。

他の課目が全部できていてもこの課目ができないと、競技会の練習の場であるマッチというものにも出ることができませんね。まだまだ先は長そうです。


今日の幸飯:

鹿肉、鹿内臓肉、納豆、サツマイモ、ニンジン、ブロッコリ、セロリ、リンゴ、椎茸、パセリ、キャロブ、ケルプ、アルファルファ、生姜、ガーリック、わかめ、ひじき、サーモン・オイル、サプルメント
2006年02月27日(月) No.97

パエリャ



ここ数日、Journalのエントリーがグリニーズのことばかりだったので、今日は人間の食の話題で気分転換です。

久しぶりにパエリャを作りました。パエリャは好きで時々作るのですが、今日のパエリャは「冷蔵庫/冷凍庫お掃除メニュー」としてのものだったので、あるもので間に合わせました。材料は以下の通り。

シーフード:海老二種、ホタテ(bay scallops)、イカ、タコ
野菜:ペッパー(赤)、ズッキーニ、トマト、コーン、タマネギ、ガーリック

まず、オリーブオイルを温めてニンニクと玉葱を炒めます。その中にシ−フードを入れて炒め、それからサフランを加え、火が通ったところで白ワインを入れます。一端それを別の容器に移し、白ワインとシーフードから出た汁ミックスを平鍋に移します。その中にお米を入れて粗挽きのブラック・ペッパーと少量の塩で味を整え、そこに水と野菜スープ(vegetable stock)を入れます。その中に野菜(ペッパー、ズッキーニ、トマト、コーン)を加えて蓋をし、お米が柔らかく炊けるまで時々かき混ぜながらそのままにしておきます。野菜+お米がいい感じになったら、別に取り分けておいたシーフード類をお米+野菜の上に乗せて、また蓋をしてしばらく蒸らします。ご飯、野菜、シーフードがしんなりしたら、パセリのみじん切り(新鮮なものがなかったので、今回は乾燥パセリで代用)をパラパラふりかけ、レモンをちょっとしぼって出来上がり。

家にはパエリャ専用鍋がないので、いつもすき焼き用鍋で作ります。私は肉を食べないため家ですき焼きを作ることはないので、この鍋はもっぱらパエリャや鍋物に利用されているのですが、パエリャを作る時には平たくてちゃんとした蓋が付いているこのような鍋が使いやすいですね。この鍋を入手する前は、木の蓋と取っ手が付いた、伝統的な日本の鉄鍋で作っていました。鉄鍋の場合は、蓋が蓋ですので蒸らすのがあまりうまくいきませんし、油でならしておいても底の方にはお焦げがたくさんできます。それもまた香ばしくて結構おいしかったりするのですが、鍋の後始末とメンテナンスは大変でした。

材料を揃えてパエリャを作る場合には、海老も有頭のものを使い、ムール貝やハマグリなどの貝類を入れると、いい出汁が出るだけでなく見た目も華やかな感じになります。今回はコーンも冷凍の物を使いましたが、コーンがおいしい時期には新鮮なものを適当な大きさに輪切りにして使うと、なかなかいい感じになりますよ。私が作るパエリャは肉無しなのでかなり独自にアレンジしたものですが、結構いいお味です。

キッチンからおいしそうな匂いが漂って来て、幸もウロウロしていました。何ももらえませんでしたが。




今日の幸飯:

鹿肉、鹿内臓肉、納豆、サツマイモ、ニンジン、ブロッコリ、セロリ、リンゴ、椎茸、パセリ、キャロブ、ケルプ、アルファルファ、生姜、ガーリック、わかめ、ひじき、サーモン・オイル、サプルメント
2006年02月26日(日) No.94

グリニーズ:報道+資料の穴



今日は朝から雪。一日に三回もドライブウエイの雪かきをしました。幸の庭もまた真っ白になり、デッキと地面の段差がなくなってしまいましたよ。幸は時々裏庭で用を足すのですが、いつもあるデッキの階段が雪で消えているので、突然ズボっと沈んだりしてびっくりしていました。

ここ数日グリニーズについていろいろ調べてみましたが、CNNの報道や入手可能なS&M NuTec社の資料には「穴」がボコボコ開いている状態であるために、私が知りたい真実がなかなかはっきり露呈されない、というのが少なくとも現時点の実状であるようです。

CNNの報道によると、2003年から現在までに犬の食道または腸にグリニーズが留まってしまったため、それを獣医が除去しなければならなかった症例が40あり、そのうちの13頭が亡くなったということです。この原文は以下のようになっています。

"A CNN investigation uncovered 40 cases since 2003 where a veterinarian had to extract a Greenie from a dog after the treat became lodged either in the animal's esophagus or intestine. In 13 of those cases, the pet died."

この原文からも分かるように、「症例40、死亡13頭」という数字は、CNNが独自に調査して得たものです。昨日のJournalでご紹介した2月22日付のテレコンフェレンスのトランスクリプトによると、FDA (Food and Drug Administration)からグリニーズの製造会社であるS&M NuTec報告されたグリニーズによる「事故」は、グリニーズ生産開始以来8年間で15件だったそうです(この間に販売されたグリニーズは7億3千万本)。このテレコンフェレンスでは、「事故」というのが「グリニーズに関するあらゆる問題」と定義されていますから、ここでもその意味で「事故」という言葉が使われていると解釈すると、この数字はずいぶん小さいように思えますよね。FDAには、消費者から様々な問題が持ち込まれるでしょうし、それを選別して明らかに問題だと考えられるもののみ企業に報告されたのがこの数字なのかもしれません。そして、FDAに報告が行かなかったものも、当然あるはずです。CNNの報道が独自の調査に基づくものであることを考えると、この数字自体が真実にどれほど近いものであるのかは疑問です。

そして、これは前にも書きましたが、CNNの報道では「症例40、死亡13頭」について、その内訳が全く書かれていません。犬種、年齢、その犬の健康状態、消化器官に関する既往症、どの犬にどのサイズのグリニーズを与えたのか、その犬の食癖(何でも噛まずに飲み込んでしまいがちな犬かどうか)、飼い主等の監視下でグリニーズが与えられていたのか、犬がグリニーズをある程度齧ってから飲み込んでいたか、犬がどのような状態でグリニーズを齧っていたのか(一頭で?遊びながら?他の犬と一緒に?他の犬に取られることを気にしながら?)、その犬に小麦アレルギーがあったかどうかなど、書かれていたらもっと全体像がはっきりしてくるであろう要因が、すっかり欠如しているわけですね。それにCNNの調査では、ほとんどの飼い主は犬の大きさに見合ったサイズのグリニーズを与えたのに問題が起こった、ということですが、これも非常に疑問です。給仕目安を鵜呑みにして、自分の犬の年齢や健康状態は考慮しなかったのではないか、などいろいろな可能性がありますよね。ですから、このCNNの報道は穴だらけで、非常に中途半端なものになっているように思います。

昨日のエントリーでご紹介したThe Truth about Greeniesのサイト内に、FAQsのセクションがあります。その一つにグリニーズがFDAに調査されているのかという質問がありますが、FDAは、消費者からの問い合わせの全てについて調査を行うので、グリニーズに関する報道などについては調査が行われているそうです。しかしこれは、「グリニーズに関する報道など」に対する調査であり、グリニーズそのものやグリニーズの製造会社であるS&M NuTecに対する調査は行われていないそうです。しかし、つい先日グリニーズに関する集団民事訴訟が提出されたばかりですから、これからどのような動きになるのかは、要観察ですね。

グリニーズの消化性については、私なりに納得できたと思います。人間でもペットでも同じですが、100%消化される食べ物はないわけで、もし食べた物が100%消化されたら、食品に関する限り老廃物として体外に排出されるものがゼロということになりますよね。S&M NuTec社がAAFCOのプロトコールに乗っ取って行った調査によると、グリニーズは適度に噛んで飲み込んだ場合85%消化されるという結果が出たということですが、これは犬の体内に取り込む物としては問題ない消化率だと思います。グリニーズは100%食用に適するもので、原材料は全て人間の食用に適する物です。つまり、犬の「齧り物」にありがちな、プラスチックやゴムなど、食用に適さないものはグリニーズには含まれてはいないというわけですね。

一口に「犬」と言っても、大きさも形も強度も、犬種によって大きな違いがある動物であり、犬種だけでなく個体差も考慮すると、全ての犬に与えても安全というものは、皆無に近いのではないでしょうか。一般的にいいと言われている市販のフードでも、自分の犬に与えてみたらどうも合わないようなので変えたという経験は、それほど珍しいことではありません。それなのにグリニーズの場合は、あたかも例外無くどの犬に与えてもいいように勘違いしているのは、与える側の消費者ですよね。グリニーズの原材料をチェックせずに小麦アレギーがある犬に与えて、嘔吐や下痢が起こった場合に「グリニーズが悪い」と考えるのは、全く的外れというものです。

何でもそうだと思いますが、体内に取り込むものは特に、本当に自分の犬に与えても大丈夫なのかどうか、きちんと調査してから与えるようにすれば、起こらなくてもいい事故は減るでしょうね。

CNNの報道
http://www.cnn.com/2006/US/02/14/dangerous.dogtreat/

The Truth about Greenies
http://www.thetruthaboutgreenies.com/


今日の幸飯:

鶏肉、鶏内臓肉、納豆、サツマイモ、ニンジン、ブロッコリ、セロリ、リンゴ、椎茸、パセリ、キャロブ、ケルプ、アルファルファ、生姜、ガーリック、わかめ、ひじき、サーモン・オイル、サプルメント
2006年02月25日(土) No.89

The Truth about Greenies



昨日のグリニーズのサイトのFAQsの回答があまりにも的を得たものでなかったために、犬ではなく私の方がグリニーズissuesで消化不良を起こしそうだったので、もう少し調べてみることにしました。そこで行き着いたのがこれ。The Truth about Greeniesというサイトです。

http://www.thetruthaboutgreenies.com/

トップページには著作権情報などがないので、このサイトがS&M NuTec, LLC社(グリニーズの製造会社)によるものかどうか分かりにくいのですが、サイト内の'Security & Privacy', 'Terms of Use'の項を見ると、このサイトがこの会社のものであることが確認できます。

このサイトの目的は、次のように説明されています。「最近、グリニーズが原因で犬が窒息した、腸閉塞を起こした、果ては死亡したという報告がなされています。本ウエブサイトの目的は、統計、研究結果、ニュースなどを含む真実に基づいたフォーラムを提供するものです」。グリニーズのサイト(greenies.com)、特にFAQsのセクション(そのために、いつ質問がなされ回答されたかが不明)もそうなのですが、このサイトにはサイト開設日の情報がありません。このような話題を扱うサイトの場合、それが大切な要素になると私は思いますが、このサイトをデザインした人はそうは考えなかったようですね。しかし、サイト内にブログがあり、その最初のエントリーが2006年1月11日であることから、このサイトは恐らく今年に入ってから開設されたのではないかと思います。

このサイトは、六つのセクションとブログから成っていますが、トップページには最新ニュースが掲載されています。トップページは2月24日に更新されたことになっていますが、一番新しいニュースは集団民事訴訟が提出されたことに対するS&M NuTec, LLCの見解についてと、2月22日に行われたJoe Roetheliによるライブ・テレコンフェレンスについてです。このテレコンフェレンスは、最近のグリニーズ関連の報道に対して、誤解を解くことが目的のものですが、トランスクリプトがダウンロードできるようになっているので、見てみました。

34ページのトランスクリプトの最初の3ページ半ほどは司会の挨拶、S&M NuTech社のスポークスマンの挨拶、この会社の創始者でありCEOであるJoe Roetheliによる挨拶及びグリニーズについての基本的な情報について、この会社の相談役による挨拶です。その後はすぐに質疑応答になっています。4人ほどからの質問がありましたが、私が興味深いと思ったものについて書いてみます。

Baltimore Sun紙のLaura Smitherman

1)大きいサイズのグリニーズの生産を中止し、リトルビッツだけに絞るという案はないのか。
この質問に対しては、大きいサイズのグリニーズの生産を中止する意向はないが、パッケージのデザインの変更を行う予定だということです。給仕目安とグリニーズを与えるべきでない犬についての記述を、既存のものよりも詳しくかつ分かりやすくするわけですね。新しいパッケージが出回る時期については、「遠くない将来」ということですが、これは、米国北部で生産されるグリニーズはカナダへの輸出分も含まれていて、そのために全ての記述を英語とフランス語の二カ語にする必要があるので、少し時間がかかっているということです。

2)グリニーズによる事故の発生件数
810万本のグリニーズ販売に対して1件の割であり、これは最悪のケースの数字だということです。この後に質問者から「事故とは、犬が病気になったことを意味するのか、あるいは死亡したことなのか、あるいはその両方なのか」という質問が出ていますが、これに対する回答は、「グリニーズによる全ての問題を『事故』としている」となっています。ですから、810万本のグリニーズ販売に対して死亡事故が一件あったということではありません。この中には、例えば自分の犬が小麦グルテンに対するアレルギーがあることを知らずに、あるいはグリニーズの原材料を知らずに犬に与えてしまって、嘔吐などの症状が出て報告されたケースも含まれているということですよね。

Advanced Star Vet HealthcareのTheresa Intretin

1)グリニーズの消化性について
犬がグリニーズのかけらを飲み込んでしまった場合、胃と腸内でグリニーズがどのような状態になっているのかという質問です。これに対しては、S&M NuTec, LLC社はAAFCO (American Association of Feed Control Officials)のプロトコールに沿った調査を行ったそうです。それによると、グリニーズの消化率は85%で、これは市販のプレミアム・レベルのドッグフードよりも少し高い消化率だということです。

これに関連してNewsday のDenise Flingが、グリニーズのパッケージには、グリニーズが100%消化可能だと書かれているかどうかについて質問をしています。パッケージを見てみれば分かりますが、そうは書かれていません。書かれているのは「100% edible」であって「100% digestible」ではないということです。'Edible'というのは「食用に適する」という意味で、消化に関しては何も言及していないわけです。つまり、グリニーズは人間の食用に適するレベルの材料を使って作られたもので、食用に適さないものはなにも含まれていないわけですが、食用に適する物が100%消化可能だとは、当然の事ながら考えられません。私達が何かを食べて、その後体外に排出されるものがあるということは、100%消化される食べ物の方が珍しいわけですよね。しかし、これが人々の混乱の原因になっているようで、「100%食用に適する」なら「100%消化」されるのではないか、と勘違いする人が多いのだそうです。この「100%食用に適する」という表示が、消費者にとって紛らわしいのではないか、というコメントも出ていました。

以下は家にあるグリニーズのパッケージですが、100% edibleと書かれていますね。



拡大



これを見て、日本で販売されているグリニーズの表示がどうなっているのか、とても気になりました。手元にパッケージがありましたら、是非どのような記載になっているか教えていただけませんか。

このサイトは各ページが3コラム構成になっているのですが、どのページも右側のコラムはグリニーズの給仕目安になっています。そして右コラムの上の方には「グリニーズの事実」という小さいセクションがあり、そこには「グリニーズは、歯垢と歯石除去に効果があるとVOHCに認可された最初の犬のためのおやつです」と書かれています。VOHCというのはVeterinary Oral Health Council(http://www.vohc.org/)の略で、動物の口内衛生協議会です。

このサイト内にもFQAsのセクションがあるので、また時間がある時に見てみようと思っています。


今日の幸飯:

鹿肉、鹿内臓肉、納豆、サツマイモ、ニンジン、ブロッコリ、セロリ、リンゴ、椎茸、パセリ、キャロブ、ケルプ、アルファルファ、生姜、ガーリック、わかめ、ひじき、サーモン・オイル、サプルメント
2006年02月24日(金) No.84

グリニーズの消化性



グリニーズのサイトのFAQsのセクションを見ていたら、その中の一つに「グリニーズをよく噛む」というのはどういうことなのか、という質問がありました。この人(米国在住)は小型犬と一緒に暮らしていて定期的にグリニーズを与えていたそうですが、西海岸に住む知人が「グリニーズは犬が消化可能なものではなく、死に繋がる危険性があるので小型犬には与えない方がいい」というニュースを見たと言っている、それで心配になって問い合わせたということです。この質問に対して、グリニーズを生産しているS&M NuTec, LLCという会社の創始者でありCEOであるJoe Roetheliは、どういうきっかけでグリニーズを開発したかから始まる、長文の回答をしています。

回答の前半は、グリニーズ開発のきっかけとグリニーズがもたらす犬の口内衛生への効果について述べられています。Roetheliさんは奥さんのJudyさんと一緒にグリニーズを開発したそうですが、そのきっかけは彼らの犬Ivanの口臭対策のためだったそうです。このIvan君は生まれつき肝臓障害があったために、麻酔をして受けることになる歯垢除去は受けさせたくなかったということ。彼は歯磨きについて、「多くの犬の飼い主もそう考えていると思うが、歯垢除去の現実的な解決法ではない」と言っているのですが、これはおもしろいと思いました。理由が説明されていないので、なぜ歯磨きが口内衛生の非現実的な解決法だと考えているのか分かりませんが、犬の歯磨きが効果的にできない飼い主が多いということでしょうか。この発言から分かるように、歯磨きに代わり口内衛生を助長するものとして開発されたのがグリニーズで、その後にはグリニーズの歯、歯茎、口臭に対する効果について、延々と述べられています。

回答の中程になってやっと、グリニーズの消化性について言及されています。この企業が行った消化試験によると、グリニーズを適度に噛んで飲み込んだ場合85%消化され(つまり15%は消化されない可能性がある)、これは一般的な市販のドライフードよりも消化率が高いという結果が出ているそうです(同サイトの別の質問に対する回答によると市販のドライフードの消化率は70%〜80%)。グリニーズの主原料は小麦グルテンで、これは非常に消化度が高いということ。犬がグリニーズの大きなかけら、あるいはグリニーズを丸ごと飲み込んだ場合は、消化液と消化活動に関わる飲み込んだものの表面積が減るため当然消化時間が延長さる、これは肉や野菜を丸呑みした時にも同様である、と説明されています。ということは、丸呑みしても時間はかかるがいずれ消化される、ということですよね。ただこれは、健康で消化器官が正常に機能している犬の場合であって、どの犬の場合もいずれ消化されるとは言えないと思います。そして、犬の食道のサイズに見合わないサイズのグリニーズのかけらを飲み込んでしまった場合、そのかけらがどのように食道を通り過ぎて行くかによっても、食道閉塞が起こる可能性が変わって来ますよね。

「グリニーズをよく噛む」というのはどういうことか、という質問に対する回答は結局これだけで、回答になっているようななっていないようなもの。

その後の部分には、食べ物やおやつを与える場合には飼い主の監視下で行うようにするべきだということ、給仕目安を参考に犬の身体の大きさに見合ったサイズのグリニーズを選ぶこと、グリニーズは全ての犬に安全なものではなく、その旨は明記されていること、などが書かれています。つまり、生後六ヶ月以下の仔犬、5ポンド以下の犬種、何でも飲み込んでしまいがちな犬にグリニーズを与える場合には、「リトルビッツ」を勧める、ということですね。

グリニーズを与えて問題が起こったという報告があった場合には、この企業では徹底的に調査を行うそうですが、原因のトップとして挙げられるが犬の身体の大きさに見合ったサイズのグリニーズが与えられなかった、あるいは全く噛まずに非常に大きなかけらを飲み込んでしまった、ということだということです。

最後は、インターネット上に氾濫する不確かな情報に対する警告で終わっています。そのような不確かな情報に惑わされる前に、グリニーズに関して何か疑問があった場合には、直接info@greenies.comまで連絡して欲しいとのことです。これは、確かにそうですね。個人のサイトやブログなどで得た情報を、第一次資料に戻って真否を確認することなしに鵜呑みにするのは、情報の受け取り手の態度としては非常に無責任ですからね。

グリニーズの主原料が小麦グルテンで、小麦グルテンは非常に消化されやすいということは、健康で消化機能に問題がない犬に身体の大きさに見合ったサイズのグリニーズを与えた場合、適度に齧って飲み込めば問題が起こる可能性は非常に低いということになります。そして、グリニーズを与える時には飼い主の監視下で行い、遊びながら食べたり、他の犬などに取られないように大急ぎで飲み込んだりしない限り、事故に繋がる可能性は非常に低いように思います。

しかし、もう一つ考えてみなければいけないことがあるような気がします。それは、食物アレルギー。小麦アレルギーがある犬に小麦グルテンが主原料であるグリニーズを与えた場合、どのようなことが起こるのでしょうか。これは、自分の犬が小麦アレルギーだということが分かっていたとしても、グリニーズの主原料が何か知らなければ、グリニーズをその犬に与えるべきではないということに気がつきませんよね。とても人気があるし犬も好きだしという理由だけで、犬の体内に吸収されるものを安易に選択するべきではないということです。市販のフードを与える場合も同じですが、とにかく原材料表示ラベルをきちんと読むことが重要ですね。

グリニーズの丸呑みのことについて考えていた時に、これは本当に本末転倒であることに気付きました。グリニーズは、本来犬がクチャクチャと齧ることによって口内衛生を助長する目的のものであるはずなのに、丸呑みしてしまっては全く意味がないじゃないですか?ですから、グリニーズに限らず何でも丸呑みしがちな犬にグリニーズを与えても、ほとんど何の効果も期待できないということですよね。

参照ページ
http://www.greenies.com/faqs/details.cfm?ID=427

※日本語で書かれたサイトを見ると、GreeniesとPnutzがどちらも「グリニーズ」として扱われているものもあるようですが、米国でGreeniesと言えば、緑色の歯ブラシ型をしたものです。私が日本語で「グリニーズ」と表記する場合も常に、「緑色の歯ブラシ型」のものを意味しています。


今日の幸飯:

アヒル肉、アヒル内臓肉、納豆、サツマイモ、ニンジン、ブロッコリ、セロリ、リンゴ、椎茸、パセリ、キャロブ、ケルプ、アルファルファ、生姜、ガーリック、わかめ、ひじき、サーモン・オイル、サプルメント
2006年02月23日(木) No.83

グリニーズによる事故



もう一週間ほど前のことなのですが、2月15日付のcnn.comの記事に"Owners: Dog treats killed our pets" (by Greg Hunter and Pia Malbra)というのがありました。CNNの調査によると、2003年から現在までに、犬の食道または腸にグリニーズが留まってしまったため、それを獣医が除去しなければならなかった症例が40あり、そのうちの13頭が亡くなったということです。しかしこの記事では、その40例の犬種、年齢、犬の健康状態、どの犬にどのサイズのグリニーズを与えたか、犬がどのような状態でグリニーズを食べていたか(遊びながら?一頭で?他の犬と一緒に?)、飼い主の監視下で食べていたかどうかなどについては言及されていません。

その原材料(小麦グルテンや繊維)を見ても分かるように、グリニーズには健康な犬が消化できないものは入っていないのですが、歯ブラシ型に成形する時にかなりの強度になるそうです。歯周病や虫歯、欠歯などが原因で、物をよく噛まずに飲み込んでしまいがちな犬の場合、ある程度の大きさの固いものを噛まずに飲み込み、それが原因で食道閉塞などに陥るケースがあったということなのでしょう。

それらの手術で無事取り出されたグリニーズのかけらの中には、飲み込んでからかなり時間が経っていたにも関わらず、消化されずに原型を留めていたものもあったそうです。これを読むと、「じゃ、グリニーズは消化されないんじゃないか」と思うかもしれませんが、グリニーズのかけらが原因で食道閉塞や腸閉塞に陥ったわけですから、その時の消化器官の状態が正常であったはずはなく、消化されていなくても不思議ではありません。本来、グリニーズを丸呑みしても消化されるとはパッケージのどこにも書かれているわけではなく、犬がどのようにグリニーズを齧っているかを確認するのは、グリニーズを与える飼い主の責任になっています。そして、どのサイズのグリニーズを与えるかも、飼い主の判断によるものです。

グリニーズには7つのサイズがありますが、私が一週間に一度ほど幸に与えているのは、一番小さいもの(ビッツを除く)です。それでも柴犬がかなりの時間楽しめるほどのもので、柴犬よりももっと小さいサイズの犬が同じものをあまり齧らずに丸呑みした場合、食道や腸に詰まらせる確率が高くなるのは、言うまでもありません。この記事によると、ほとんどの飼い主は犬の大きさに見合ったサイズのグリニーズを与えたのに問題が起こった、ということですが、一番小さい歯ブラシサイズのものでもあれだけの大きさがあるのですから、「問題が起こった」と言った飼い主全てが、本当にその犬に見合ったサイズのものを与えていたかどうかははなはだ疑問です。

グリニーズのサイトの「給仕目安」を見てみると、以下のようになっています。
http://www.greenies.com/feedingGuidelines.cfm

・リトルビッツ:5ポンド(2キロ)以下の犬種、生後六ヶ月以下の仔犬、何でも丸呑みがちな犬
・ティーニー:5ポンドから15ポンド(2〜7キロ)の犬種
・ペティット:15ポンドから25ポンド(7キロ〜11キロ)の犬種
・レギュラー:25ポンドから50ポンド(11キロ〜22キロ)の犬種
・ラージ:50ポンドから100ポンド(22キロ〜45キロ)の犬種
・ジャンボ:100ポンド(45キロ)以上の犬種

これを見て、ほとんどの柴犬の飼い主はペティットにしようと思うかもしれません。柴犬にも小柄なのから大柄なのまでいろいろいますが、「7キロから11キロの犬種用」というのは、柴犬にはちょうどよさそうですよね。しかし、私はティーニーを与えることにしました。その判断には幸の体重と給仕目安の関係を考慮したのではなく、それよりも幸の前足のサイズを見て決めました。

犬種のサイズが大きくなれば前足のサイズも大きくなるはずですが、いろいろな形状の犬種がありますから(身体のサイズはそれほど大きくなくても、筋肉質である等のために見かけよりも体重が重い犬種など)、必ずしも体重と比例しているというわけではないと思います。前足が大きな犬種にあまり小さいグリニーズを与えても、前足の間に挟んで齧る場合は齧りにくいでしょうし、その犬種が口も大きい場合には、齧らずに丸呑みという可能性もあるでしょう。しかし、前足で挟んで大き過ぎず小さ過ぎず無理無く齧れるサイズなら、給仕目安の体重範囲と合致していなくてもそれがその犬にちょうどいいサイズであるように思います。ティーニーが2キロから7キロの犬種用とあると、柴犬には小さ過ぎるように思うかもしれませんが、8キロちょっとの幸が齧っているところを見ていると、反対に2キロの犬種には大き過ぎるように思います。だから、そのような給仕目安量を提示している会社を責められるかというと、そうでもないでしょう。これはあくまでも「目安」であり、それを目安としてどのサイズを与えるかを決めるのは、飼い主の責任であるわけですからね。

ティーニー・サイズの歯ブラシの「ブラシ」の部分を齧った状態。



そしてもう一つ考慮すべき点としては、その犬の全身状態でしょう。全身状態がよくない犬には、よく噛まないと消化できない物は与えない方が無難ですし、消化器官に問題がある犬の場合も、わざわざわ身体に負担をかけるようなものは与えない方がいいに決まっています。

記事によると、グリニーズに代表される植物を圧縮したタイプの齧り物は、骨と釣り針に続いて犬が食道閉塞を引き起こす第三番目の原因となっているそうです。このような記事を読むと、「ひゃ〜、大変。今後グリニーズは厳禁!」と短絡的に考える飼い主も多いと思います。事故が起こる可能性がある物は何でも与えない方が無難ですが、「事故が起こる可能性」があるものは私達の身の回りに溢れているわけで、それにどううまく対処して行くかが重要なポイントになるのだと思います。

私はグリニーズを人に勧めることもしませんし、実際にこのような事故が起こったことは頭の片隅に留めておくつもりです。しかし、だから幸にグリニーズを与えるのを止めるかというと、そうではないと思います。今後も幸の様子を観察しながら、問題なさそうなら与えることを躊躇しないでしょう。幸の歯磨きは毎日していますから、私はグリニーズに歯磨き効果を期待しているわけではありません。しかし、「齧りたい欲求」を充たすには役立っているようなので、幸が好きで身体に悪影響を与えるものでなければ、与えても問題ないと考えるためです。

まとめてみると、私が重要だと思う点は以下の四つ:

1)給仕目安を鵜呑みにしない
グリニーズと自分の犬のサイズを比較検討し、適当だと思われるサイズのものを与える。
2)犬の食癖をよく把握する
何でも丸呑みしがちな犬には、グリニーズのような固いものは与えない方が無難。そして、丸呑みする原因を追及する。歯の状態不良が原因なら、歯垢除去、歯科治療などの対策を講じる。
3)犬の健康状態を考慮する
全身の健康状態が不良の犬、老犬、あるいは消化器官の働きが弱い犬には、グリニーズだけでなくよく噛まないと消化しにくいものは与えない。
4)犬を監視
留守番中など飼い主が犬の様子を監視できない場合は、グリニーズなどの齧り物は与えない。私は犬に目が届かない場合には、食べ物を一切与えないことにしています。

ティーニーとペティット・サイズの比較(左がティーニー、右がペティット)



参照記事
http://www.cnn.com/2006/US/02/14/dangerous.dogtreat/


今日の幸飯:

鹿肉、鹿内臓肉、納豆、サツマイモ、ニンジン、ブロッコリ、セロリ、リンゴ、椎茸、パセリ、キャロブ、ケルプ、アルファルファ、生姜、ガーリック、わかめ、ひじき、サーモン・オイル、サプルメント
2006年02月22日(水) No.82

遊び



幸は、平日はほぼ一日中私と一緒にオフィスにいるのですが、オフィスにいる時にはバタバタしてはいけないことになっているので、ほとんど寝ています。散歩に行きたくなったり、家に帰りたくなるとその辺に座って私のことをじ〜っと見ていますが、それ以外は惰眠貪り用ベッドで本格的に寝たりくつろいだりしています。

そのように一日中体力を温存しているので、家に帰る頃にはエネルギーが有り余っていて、「さっちゃん帰るよ」と言うといそいそとしてボールを持って来ます(オフィスにも幸のおもちゃを数品置いてあります)。隣のオフィスの人がまだ仕事をしているかもしれないので、少しだけ静かに遊んでから家に帰ります。

家に着くと、入口のドアの所で足を拭くのも待ちきれないほどの勢いで、おもちゃ箱に突進します。その日によって持って来るおもちゃは違っているのですが、何か一つおもちゃを取り出し、それでフェッチをしたり引っ張りっこをしたりします。この遊びは家に帰るや否や始まるので、私は仕事の服装のまま幸の激しい遊びに付き合うことになります。着替えてから落ち着いて遊べばいいのですが、何となく勢いのようなものがあり、毎晩家に着いてからの数分間は幸と一緒にバタバタしています。

犬によってはおもちゃを渡しても遊ばない子もいるそうですが、幸は小さい頃からよく遊びます。バタバタしたり、齧ったり、ボールをキャッチしたりする遊びは、いいストレス解消になっているような気がします。



遊び疲れて、なぜかおもちゃの上に伏せている幸。



こちらは、最近幸のサイトを訪れて下さったそいさんの愛犬、はるちゃんです。今、三ヶ月ちょっとなんですって。かわいい盛りですね。




今日の幸飯:

ウサギ肉、ウサギ内臓肉、納豆、サツマイモ、ニンジン、ブロッコリ、セロリ、リンゴ、椎茸、パセリ、キャロブ、ケルプ、アルファルファ、生姜、ガーリック、わかめ、ひじき、サーモン・オイル、サプルメント
2006年02月21日(火) No.81

高齢者の除雪作業



幸の顔のアップ。今までこのほよよんとした幸の顔に、どれほど癒されたことか。

今日はPresidents' Dayで世間はお休み。私の仕事は、このような世間のお休みをほぼ完全に無視しているので、今日もいつも通り出勤。K-12の学校もお休みなので、今日はスクールバスも走っていないし、そんな時にいつも通り仕事に向かうのは、何だか疑問を感じましたねぇ。

2月21日付のasahi.comに、今年の雪による死者が132人になったという記事がありました。これは「戦後3番目」で、「除雪中の事故」が目立つそうです。それも、除雪中の事故の6割余りは65歳以上の高齢者が占めるそうです。屋根からの転落や落雪に埋もれたケースが多いということですが、これは私には全く理解できません。なぜ高齢者が除雪作業のために屋根に登らなければいけないのでしょう。

先月の九日のJournalにも書きましたが、私が住んでいる地方では、屋根の雪下ろしというのは全くしません。個人で除雪を行うのは、自分の家のドライブウエイだけです。家の前の公道は町の管轄ですから、雪が積もればすぐに除雪車が来ることになっています。ドライブウエイも、自分で除雪したくなければ、あるいはできない事情があれば、除雪専門会社、あるいは個人の除雪業者と契約して除雪してもらうことも可能です。除雪は雪の量や質によりますが結構重労働ですから、お年寄りだけの家庭では、そうしているお宅がほとんどではないでしょうか。アパートやコンドミニアムの場合は、住宅管理費に敷地内の除雪と草刈りの料金が含まれているのが普通です。そして、この辺の家の屋根の強度は、雪が積もることも計算されているはずで、積もった雪を下ろさないと家自体に影響が出るとうことはあり得ないと思います。そんな危ない家を買う人はいませんよね。

「国土交通省は検討会を開き、豪雪地対策の検討を始めた。危険地域の集団移転や雪崩の予測システムの開発などが検討されている。住み慣れた地域を離れる住民はなかなかいない。除雪のいらない融雪屋根の整備など、住民の立場にたった施策が望まれる。」

とありますが、雪が降ったからといって集団移転させられたのではたまりませんよね。「除雪のいらない融雪屋根」というのがどのようなものか分かりませんが、そのような屋根にできるのならその方がいいでしょう。

しかし、集団移転や雪崩予測システム、それに融雪屋根云々も重要な対策だとは思いますが、除雪専門要員をもっと雇うことはできないのでしょうか。それよりも、日本には除雪専門業者が存在しないのでしょうかねぇ。毎年必ずある程度の量の雪が降る地帯だったら、ビジネスが成り立つと思いますが。しかし、米国の厳寒地の場合、除雪業者は夏にはたいてい草刈り業者になるのですが、これは日本の場合需要が十分かどうかは疑問ですね。

とにかく、死者が出ないまでも、骨折などの怪我をしても治癒に時間がかかる高齢者が屋根に登って雪下ろしをしないといけないような状況にならないように、何とか対策を考えて欲しいと思います。

今日の話題とは全く関係ないのですが、先日AikoのCDを聴く機会がありました。私が聴いたのは『夢の中まっすぐな道』で、これしか知らないのですが、このCDに限って言えば、この人の歌はかなり難しいですねぇ。これだけ激しく音が上下するのを、きちんと音程を保ちながら歌うのはかなり大変だと思います。そんな歌を彼女はきちんと歌っていて、感心しました。まあ、プロなんですから当然ですが。特にsmoochという歌ですが、これだけ半音半音で上下する部分が多いのを音を外さずに歌うのは、それほど簡単なことではないですよね。


今日の幸飯:

鹿肉、鹿内臓肉、納豆、サツマイモ、ニンジン、ブロッコリ、セロリ、リンゴ、椎茸、パセリ、キャロブ、ケルプ、アルファルファ、生姜、ガーリック、わかめ、ひじき、サーモン・オイル、サプルメント
2006年02月20日(月) No.80

Marley & Me



もう数ヶ月前のことになりますが、クリスマス・プレゼントにMarley & Me: Life and Love with the World's Worst Dog (John Grogan, William Morrow/HarperCollins, 2005)という本をもらいました。表紙にかわいらしいイエロー・ラブの写真があり、すぐに読みたいなと思っていたのですが、最近いろいろ読みたいもの/読まなければならないものがあり、クリスマス以来ずっとナイト・テーブルの上に置いたままになっていました。しかし、先日ニューヨーク・タイムズ紙の本のセクションを見ていて、この本が十週間以上ベストセラーになっていることを知りました。正確には現在17週間ベストセラーで、先週も今週も一位です。こんなに話題になっている本なら是非目を通さなきゃ、ということで読んでみました。

私の楽しみのための読書の時間は寝る前なのですが、平日はおもしろい本を読んでいても、次の日のことを考えて必要な睡眠を取るために、「もっと読みたいけど今日はここまで」と本を閉じなければならないことがほとんどです。しかしこの本を読んでいる間は、「この章の最後まで読まないと、続きが気になって眠れないだろう」と思い、ついつい寝るべき時間を過ぎても読んでいたりしました。

この本の著者は、現在Philadelphia Inquirerという新聞のコラムニストです。Marleyというのはイエロー・ラブで、著者とその妻が結婚してまだ間もない頃に迎えられた犬です。この名前は、レゲエ・ミュージシャンのボブ・マーリー(Bob Marley)に因んでつけられたもの。その当時二人はフロリダに住んでいたのですが、いずれ子供が生まれるであろう夫婦は、まず犬で子育てを疑似体験したいという動機で犬を飼うことにしました。二人とも、ファミリー・ドッグと生活を共にしたことはあっても、自分が責任主であるのは初めての経験でした。それぞれ子供の時の経験から、犬に対するイメージ(どちらの場合もポジティブなもの)を持っていましたが、迎えたマーリーはそのイメージとはかけ離れた犬でした。

この本の“Life and Love with the World's Worst Dog”という副題からも分かるように、このマーリー君、かなりの強者です。著者によると、マーリーのお母さんはラブとして模範的な犬だそうでうすがお父さんが問題で、マーリーはお父さんの悪いところを全て受け継いでしまったような犬であるようです。しかし元々の資質もあると思いますが、著者夫婦の犬育てにも問題があったかもしれません。例えば、著者は犬の事に詳しい知人に犬のトレーニングについてのアドバイスを受けたのですが、アドバイスした人はなぜか「生後六ヶ月になるまではクラスに入れても意味がない」という主旨のことを言ったそうです。この「生後六ヶ月」というのがどのような根拠に基づいた数字なのかは分かりませんが、私は犬のトレーニングを始めるのは、早ければ早いほどいいと思っています。生後六ヶ月までほぼ何も教えないで、六ヶ月経ってから急に始めようと思っても、それは無理というものですよ。クラスに入れなくても、飼い主が効果的な訓練方法を知っていればいいのですが、犬をクラスに入れる目的は犬が何かを教えてもらうためではなく、飼い主が教え方を学ぶことだということを、きちんと認識しておく必要があると思います。

結局マーリー君は生後六ヶ月少し前にクラスに入ったのですが、数回出席した後でトレーナーからやんわり「退学」を命じられました。理由は、「このクラスを受けるのは無理」「他の犬の邪魔になる」「すぐに興奮してしまう」ということでした。気の毒、マーリー君。

マーリーは臆病なところがあり、特に雷には弱かったそうです。恐ろしい体験をするとパニックになり、物を壊したり、恐怖から逃避しようとして自分自身の身体を傷つける結果になったり。その対策として鎮静剤を使っていたそうですが、この犬の恐怖についての記述を読んでいると、雷が鳴っても花火の音が聞こえても平常心を保っている幸が、よほど鈍感な犬に思えて来ました。普通の犬は、それほどまでに大きな音に対して恐怖を感じるものなのでしょうか。幸は、花火は最初体験した時(仔犬の時)にはすごく怖がりましたが、二度目からは平気でした。慣れのような気がしますが、そうでない犬もいるのでしょう。

著者によると、マーリーが壊したものを合計すると、ヨットが一艇買えるほどの出費だろうということです。つまり、かなりの金額だということですよね。しかし、そのマーリーとの生活から多くを学んだ著者は、ヨットがあればそれなりに楽しいかもしれないが、ヨットは自分の帰りを一日中待っていてくれるわけではないし、家に帰って来ても心の底から喜んでくれるわけではないし、とマーリーと過ごした時間はお金には代えられないと考えています。

かわいらしい仔犬だったマーリーがラブとしても大柄(100ポンド近く)な成犬になり、その頃には破壊力も最強になりました。物を壊すだけではなく、この犬は食べられない物を飲み込むのもお得意でした。第十一章はThe Things He Ateという題で、マーリーが飲み込んだ様々な物についての記述があります。おもちゃのプラスチック製兵隊、輪ゴム、プラスチック・ボトルの蓋、ボールペン、櫛、著者が妻に贈った金のネックレス等等。先日、幸のトレーナーの犬がタオルの切れ端を飲み込んで手術を受けたことを書きましたが、ラブには異食症の犬が多いのでしょうか。しかし、「食べられない物を食べる」のはラブだけではないようです。最後の章はThe Bad Dog Clubというタイトルなのですが、マーリーの悪行に対する犬飼い達の反応についてです。それらを読んでいると「まあ、よくご無事で」と思うようなことが目白押し。例えば、飼い主のブラを飲み込んで十日後に吐き出したラブ(そのままの形で出て来たそうです)、5フィート(約1メートル50センチ)の長さの掃除機のチューブを、内部強化のためのワイヤーもろとも飲み込んだリトリーバーとアイリッシュセッターのミックス。冷蔵庫を前足で器用に開けて、中に入っていたものをあらかた食べたイエロー・ラブ、などなど。

そんなマーリーも寄る年波には勝てず、最後は関節痛が酷くなって後ろ脚がほとんど使いものにならない状態だったそうです。大型犬は、こうなると本当に困りますね。著者も100ポンドの犬を抱えられるほどの力はなく、トイレなど一苦労だったようです。結局、マーリーは13歳の時に鼓張症を発症し、その時は一命を取り留めたものの、二度目に発症した時に医師から決断をするように言われました。13歳の犬に開腹手術を施すのは酷ですし、その費用が二千ドル近くかかることを考えて、安楽死を選ぶことにしたそうです。

この辛い決断は、仕方がなかったかもしれません。大型犬の13歳と言えば、かなりの高齢です。その犬に手術をしても手術自体に耐えられるかどうかも疑問ですし、たとえ手術に耐えられたとしても、術後の回復も大変でしょう。私は今まで、自分の犬が大変な状況に陥った場合には、助けるためにはできることは何でもしようと考えていました。しかし、延命努力が飼い主の自己満足に終わってしまってはいけないことに気付きました。著者はこのように言っています。「手術のための高額な費用も無視できなかった。貰い手が見つからないために処分される犬が後をたたず、経済的理由から必要な医療を受けられない子供がいるのがこの世の実情なのに、高齢の犬の人生の最後にこれほどまでの費用を使うのは、倫理的に許せない、もしくは不道徳なことだと思う」(p. 254)。

誰でも、自分の犬に最善と思われることをしようとすると思いますが、それがその犬にとって本当に最善なのか、飼い主の自己満足に過ぎないのではないか、きちんと見極める必要がありそうです。とは言え、自分の犬のこととなると、それほど冷静に判断できるかどうかは、ははなはだ疑問ですね。しかし、著者が「これがマーリーの寿命なら、そうなのだ」と言っているように、自然の成り行きに逆らうような無意味な努力はするべきではないのだ、ということを肝に銘じなければと思いました。

マーリーが最初に鼓張症を発症したのは、ケンネルに滞在中でした。ケンネル滞在によるストレスと鼓張症の間には関連性がないという研究結果があるそうですが、この犬の場合、二度目の時にも滞在中に発症していることから分かるように、突然の環境変化が引き金になったのは事実であるような気がします。それにしても、一度鼓張症が起こった後「もう一度*起こらない*可能性は1%」と言われていたのも関わらず、13歳の老犬をケンネルに預けてファミリー・バケーションに行くのも、相当勇気がいることではなかったでしょうかね。

このような犬の本はたいてい、仔犬として迎えられた時のことから始まり、犬の最後で終わるのが普通です。目次を見た時からそれが分かっていましたし、そのような話を気持ちを乱すことなしに読めないことは分かっていたので、最後の数章はまとめて読める時間が取れるまで取っておきました。犬のこととなると、自分の経験を重ねずに考えることがでず、ついつい涙腺が緩んでしまいますね。

マーリーは13年の生涯を閉じ、著者宅の桜の木の下に埋葬されたそうです。

この本は犬が中心になっていますが、著者と家族のことも大きな部分を占めています。マーリーと共に暮らした13年のうちに子供が三人生まれ、数回転職し、フロリダ州内で引っ越しを経験し、そして州外のペンシルバニア州に引っ越し...。十数年の犬の一生は短いようですが、その十数年間に人間が経験する様々なこと、いえ、それよりも人間が犬と共に経験する様々なことを考えると、それほど短い時間ではないように思えます。この場合、物理的な時間の長短というより、濃度あるいは密度の問題ですかね。

犬飼いが書いた本ですから、内容的に共感できる部分が多いのは当然だと思いますが、この人は文章を書くことを仕事としているコラムニストであることもあり、なかなか楽しめる本でした。特に、彼が使う効果的な比喩には感心しましたよ。中にはすごくおかしいものもあり、夜中に一人でヘラヘラ声を出して笑ってしまうこともありました。

ニューヨーク・タイムズ紙のサイトに、Janet Maslinという人によるこの本の書評があります("Honoring the Best Bad Dog a Family Could Ever Have", published: October 13, 2005)。この書評を読むと、この本がだいたいどのようなものか分かると思いますよ。

nytimes.com > Features > Books > Best Sellers > New on the Nonfiction List > Marley & Me

犬の本を読みたいなと思っている方には、是非お勧めしたい一冊です。


今日の幸飯:

ウサギ肉、ウサギ内臓肉、納豆、サツマイモ、ニンジン、ブロッコリ、セロリ、リンゴ、椎茸、パセリ、キャロブ、ケルプ、アルファルファ、生姜、ガーリック、わかめ、ひじき、サーモン・オイル、サプルメント
2006年02月19日(日) No.77

寒い一日



今日は、朝から快晴。しかし日中の最高気温は摂氏だとマイマス10度。強風のため、体感温度の最高はマイナス19度。これが平年並みなのですが、今年は異常なほど暖かい日が多いので、身体にこたえます。午後わりと早い時間に幸と散歩に出たのですが、露出していて寒気に直接当たった部分(=顔)が感覚を失って自分のものでないように感じ、家に帰って来てから鏡を見たら、見事に真っ赤になっていました。しばらく自由に表情が作れないような感じでしたよ。幸はこの寒さも全く意に介さないようで、元気にパタパタ歩いていましたが、家に戻ってからパッドをチェックして、クリームを塗っておきました。

この強風ですが、実は昨日の午後から酷くなりました。数日前から注意報が出ていたので風が強くなることは知っていましたが、それにしても昨日の散歩の時も凄い風でした。その風で折れてしまったのが、上の写真の枝。比較するものがないので大きさの検討が付かないかもしれませんが、それほど小さなものではありません。そんな枝がボキッと折れてしまうほどの強風だったわけですね。折れた枝はこれだけではなく、庭のあちこちにこんなのが転がっている状態。かなり重さがあるものだと思うのですが、これが今日の強風でずずず〜っという感じで移動していました。上の写真の枝も、元は右側に薄ら跡残っている位置にあったのですが、そこから移動したわけですね。

こういう寒い日は、鍋料理が食べたくなりませんか?急に思い立って、材料を調達しにスーパーへ。魚のコーナーを見てみると鱈がなかなかおいしそうだったので、鱈をメインにした魚介+野菜鍋にすることにしました。鱈、ホタテ、海老、白菜、ニンジン、椎茸、ネギ、ホウレン草、豆腐。春菊があれば鍋らしくなるのですが、青物で適当なものがなかったので、ホウレン草で代用。茸類ももっと種類があるといいのですが、時々見かけるエノキもしめじも売っていませんでした。時期ではないんでしょうかね。パントリーの奥深くに眠っていた昆布で出汁を取って、なかなかおいしくできました。このような鍋料理は、野菜がたくさん取れるのがいいですね。幸も、残り汁ほんの少しにご飯を入れたのを食べました。これが今日の幸飯のアペタイザー。

数週間前に恒例の冬祭りが行われましたが、今年の雪像はこれでした。Calvin & Hobbsです。カルビンとホッブスが橇遊びをしているところです。写真右下に木の梢が見えることからも分かると思いますが、これはかなりの高さがある像です。今年は雪が降ったり解けたりで、これだけのものを作るのは、かなり大変だったのではないでしょうか。この雪像の中は空洞になっていて、中に入って上を見上げられるようになっています。

私はCalvin and Hobbesが好きで、一時期まとめてかなり読みましたよ。



Calvin and Hobbesの漫画が見られるサイト
http://www.ucomics.com/calvinandhobbes/


今日の幸飯:

ウサギ肉、ウサギ内臓肉、納豆、サツマイモ、ニンジン、ブロッコリ、セロリ、リンゴ、椎茸、パセリ、キャロブ、ケルプ、アルファルファ、生姜、ガーリック、わかめ、ひじき、サーモン・オイル、サプルメント
2006年02月18日(土) No.76

私の箱!



先日、幸が必要な物をいくつか注文したのですが、それがこんな箱に入って届きました。幸は、家に届くものには何でも興味を示すのですが、自分の物とそうでないものの区別がつくので、勝手に箱を開けることは絶対にありません。しかし、幸は今回届いた箱にすごく興味を示したので、私が「これ、さっちゃんの物だから、開けていいよ」と言うと、早速作業にかかりました。

実は、これは幸の「箱開け」初めての経験です。今まで、こういうタイプの紙を齧ったりしたことはありますが、箱を開けるというタスクは幸には新しい経験。どうするかな、と思って観察していました。

寝ていた箱を、前足を器用に使って立ててみました。この方が齧りやすいようです。



箱の端のテープが貼っていなかった部分を齧り、段々持ち上げて行って、そこから箱の表面へと進んでいきました。



穴の開いた部分に鼻を突っ込んで、何が入っているかを目ではなく鼻で確認。



幸がほとんど開けてくれたので、私は残りを担当。中身を出してみると、箱からドライフードが一粒コロリと出て来ました。何かの理由で混入してしまったのでしょう。これで、なぜ幸がこの箱にこんなにも興味を示したのか分かりました。それにしても、フード一粒のために、かなりの労力を使いましたね、幸。


今日の幸飯:

ウエルネスの缶詰
2006年02月17日(金) No.75

今週のクラス



今日の最高気温、摂氏*プラス*16度!!これは、記録的な暖かさなのではないでしょうか。しかし、土曜日には最高気温が摂氏マイナス12度になるとの予報。冬は寒いものという覚悟はしっかりできていますから、気温が極端に上下しない方が身体が楽なんですけどね。

さて、今週のクラスについて。
参加メンバー:柴犬、ブラックラブ、バーニーズ・マウンテンドッグ、ジャーマン・シェパード・ドッグ、シェルティ

幸のクラスのすぐ前にもう一つクラスがオファーされているので、そのクラスが終わるまで、幸のクラスメートとハンドラーはスクールの受け付けの辺りでおしゃべりをしながら待っています。今週は、当然のごとくウエストミンスターの話題で持ち切りでした。私が結果をチェックしたのは数犬種だけですが、自分の犬または興味がある犬種だけでなく隅々まで熟知している人もいて、びっくり。やはり犬好きの集まりなのですね。

その時に教えてもらったことなのですが、バッセンジーのBest of Opposite Sexが、幸がパピー・クラスから三レベルほどのクラスでお世話になったトレーナーの犬だということが分かりました。このトレーナーは長年バッセンジーを扱っていますから、一般的に「トレーニングしにくい犬」というのに慣れています。幸のクラスメートのラブやシェルティがどんどん上手になっていくのに、幸の進歩が捗々しくなかった時などに、「ラブやシェルティと比べてはだめ。人間のある目的のために作られた犬と、原型を留めている犬とを比べるのはナンセンスだ」とよく言われたものです。それもあって、幸がCDタイトルを取得した時は、このトレーナーはとても喜んでくれました。

このトレーナーのバッセンジーがかなりのレベルだということは知っていましたが、ウエストミンスターで活躍するほどのレベルだとは知りませんでした。よく知っている人の犬がこの賞を取ったということで、クラスメートのハンドラー達はまるで自分のことのように喜んでいました。しかし、バッセンジーという犬種に対してはいい感情を持っていない人もいるようです。少なくとも、ハンドラー仲間の二人はそのような意見のようです。

CDXレベルの「座ってステイ」「伏せてステイ」は、ハンドラーが犬の視界から消えることになっているので、トレーニング・ルームで「ステイ」をさせている間、ハンドラー達は部屋の外に出ています。ドアは閉めてあってトレーニング・ルーム内の犬の様子は分からないため、犬のことは一列に並んでいる犬達を監視しているトレーナーに任せて、ハンドラー達はこの時間を情報交換に使っています。今週一緒になったのは、ブラックラブとジャーマン・シェパード・ドッグのハンドラー達だったのですが、この二人はどちらも動物関係の仕事をしています(一人は獣医師補佐、もう一人は犬のグルーマー)。仕事柄、いろいろな犬種を扱う機会があるわけですが、どちらもバッセンジーは「扱いにくい」犬種のトップの一つだと言っていました。「何を考えているのだか分からない」「人間のことを喜ばそうという気はさらさらないようだ」「何かを教えても素直に従うような犬ではない」などなど、否定的な意見が続出。「手頃な大きさでかわいい外見なのに、本当にもったいない」という意見でした。

二人の意見を聞きながら私は、洋犬しか扱ったことがない人にとっては、柴犬も同じような存在かもしれないなぁ、と思いました。実際、幸の獣医は幸に出会うまで、柴犬に対して非常に否定的な感情を持っていたようです。それは、彼女が診て来た柴犬達が、社会化が十分でなかったり、最低限必要なトレーニングもされていないような犬だったからでしょう。幸は、他の犬に対しても人間に対しても理不尽な行動に出ることはないので、その獣医は幸に会って以来柴犬という犬種が問題なのではなく、その犬の資質や育てられ方によるのだということが分かったようです。

さて、幸のパフォーマンスですが、やはり「伏せを入れた呼び寄せ」が問題です。家の地下でする時にはほぼ100%できるのですが、場所が変わると戸惑ってしまうようです。ですから、どこか家の地下以外の所でプルーフィングをしたいのですが、なかなか適当な場所が見つかりません。幸のスクールがもう少し近ければ、クラスとクラスの間に一度行って、「場慣れ」させることができるのですが。まあ、今まで教えて来たことも最初は皆こんな感じでしたから、焦っても仕方がないのかもしれません。家で出来たことがトレーニング・ルームでもできるようになり、それから数カ所場所を変えてもできるようになるまで練習しないと、本番でうまくいきませんからね。


今日の幸飯:

アヒル肉、アヒル内臓肉、納豆、サツマイモ、ニンジン、ブロッコリ、セロリ、リンゴ、椎茸、パセリ、キャロブ、ケルプ、アルファルファ、生姜、ガーリック、わかめ、ひじき、サーモン・オイル、サプルメント
2006年02月16日(木) No.74

Confession



私がキッチンで何かしていると、特に用事があるわけでもない幸も、何となくキッチンにいることが多いようです。私のすることをただ見ていたり、カウンターから何かおいしいものが落下しないかという淡い期待を抱きながら、その辺をウロウロしていたり。これが結構邪魔なんですよね。柴犬はそれほど大きいわけではないので、チョロチョロされると踏んでしまいそうになります。実際、過去に何度か幸の足を踏んだことがあるのですが、幸は経験からそれを避ける方法を学び、今は私の動きに合わせて移動してうまくかわすようになりました。

これは、北米の家では一般的だと思いますが、家のキッチンのゴミ箱は、カウンター下のスペースに収納されています。そのスペースには扉が付いていて、ゴミを捨てる必要がある時にその扉を開けて、ゴミ箱にアクセスします。料理をしている時は特に、その扉の開く確率はカウンター下にある他の扉(鍋などのキッチン用品の収納スペース)が開くよりもずっと高いのが普通です。

ついこの週末のことなのですが、私が料理をしていると幸がまたキッチンを徘徊していました。私は幸の存在をそれほど気にしながら作業をしているわけではないので、開けたい時にそのゴミ箱入りカウンター下の扉を開けるわけです。しかしこの日は、ちょうど勢いよく扉を開けた時に幸の頭が私の足元にあり、ゴンとすごい音がして幸の頭に当たってしまいました。幸は、「ヒッ」というよう声を出して後ろに飛び退いたのですが、びっくりしたのは私です。前頭葉を強打して脳に影響が、なんてことになったら困りますからね。

キャビネットの扉は木で出来ているので、勢いよく開けたのが当たったと言ってもダメージは大したことはないと思いますが、それ以来幸の頭にたんこぶができていないか確認したり、行動が変でないか観察したりしていました。幸はケロっとしていますが、私はびっくりしましたよ。

それ以来、幸がそのキャビネットの扉フォビアになったかというと、そうではありません。相変わらずキッチンは幸の大好きな場所で、開く扉をうまくかわせるようになるのも、時間の問題でしょう。こういうことは、特に努力して教えるわけではないのに、自分から積極的に学びますよね。それに比べると、せっかく呼ばれたのに、途中で伏せをして待たなければならないという行為(=伏せを入れた呼び寄せの課目)は、犬とっては「なんで?なんで?どうして?」という範疇のものなのかもしれませんね。


今日の幸飯:

鹿肉、鹿内臓肉、納豆、サツマイモ、ニンジン、ブロッコリ、セロリ、リンゴ、椎茸、パセリ、キャロブ、ケルプ、アルファルファ、生姜、ガーリック、わかめ、ひじき、サーモン・オイル、サプルメント
2006年02月15日(水) No.73

ウエストミンスター:結果(2)



今日二日目の審査が行われ、全ての結果が出ました。今年のベスト・イン・ショーは、Ch Rocky Top's Sundance Kidというブルテリアに決まりました。柴犬が属するノン・スポーティングのグループの結果は、

一位:ダルメシアン(オス)
二位:チャイニーズ・シャーペイ(メス)
三位:ビション・フリーゼ(オス)
四位:スタンダード・プードル(メス)

で、残念ながら柴犬は今年も入賞せず。

ブリード審査の様子のビデオを見てみましたが、ウエストミンスターに出て来るような犬も、その行動を見ているといろいろですね。早足で歩かせる時にリードに噛み付こうとするの、ジャッジが近寄って来るとハンドラーの後ろに隠れようとするシャイな子などなど。しかし、中にはハンドラーのことをじっと見つめ、自分がするべきことをきちんとわきまえているようなのもいて、感心しました。

コロスケさんもこのビデオをご覧になったのですが、女性ハンドラーが皆スカートだったのにびっくりしたそうです。これは、日保の展覧会では考えられないことだそうです。こちらのブリード・ショー、特にウエストミンスターは「ショー」の要素が強いので、ハンドラーも着飾るのが普通です。しかし、足元を見てみると皆フラット・シューズ。歩きやすさ、走りやすさは考えているようですね。オビーディエンスやアジリティなどのドッグ・スポーツでは、女性ハンドラーがスカートということはまずありません。アジリティはハンドラーも走りますから当然ですが、アジリティよりも動きが少ないオビーディエンスでも同様です。オビーディエンスの手引書のようなものを見てみると、シャツにスラックスというような、きちんとしているが機能性もあるという服装が適当だとされています。そして私は、犬の毛色に近い色のスラックスは履かないことにしています。正確さを求められるオビーディエンス競技の場合は、犬とハンドラーの位置が非常に重要になります。ですから、ハンドラーに対して犬の位置がジャッジからはっきり見えるように、皮毛の色が目立つような色の服装をするといいわけですね。保護色のような色だと、特に小さい犬種の場合にはジャッジから見えにくくなります。

今日、散歩中にたまたま柴犬に会いました。この犬はバーモント州に住んでいるのですが、今日だけここを訪れていたということ。暗かったので私はよく見えなかったのですが、幸がいち早く見つけて「フンフンフン」と鼻を鳴らしたので、分かりました。話はすぐにウエストミンスターのことになり、その犬のオーナーの方と「柴犬の良さはなかなか分かってもらえないのかな」という結論に達しました。

さて、今日はバレンタインデー。仕事のディナーが入っていてレストランに行ったのですが、当然のことながら回りは着飾ったカップルだらけ。スケジュール上仕方がないとはいえ、バレンタインデーに仕事のディナーを入れるなんて、酷だと思いませんか?



追記:Westminsterに数度顔を出したKoma Inu Sexyですが、この犬の犬舎(Koma Inu犬舎)がNHにあることを今日偶然知りました。


今日の幸飯:

ウサギ肉、ウサギ内臓肉、納豆、サツマイモ、ニンジン、ブロッコリ、セロリ、リンゴ、椎茸、パセリ、キャロブ、ケルプ、アルファルファ、生姜、ガーリック、わかめ、ひじき、サーモン・オイル、サプルメント
2006年02月14日(火) No.70

ウエストミンスター:結果(1)



柴犬の審査は、今朝8時半から行われました。ウエストミンスター・ケンネル・クラブのウエブサイトによると、以下のような結果になったそうです。

今年のBOB(Best of Breed)は、Ch Copperdot's Academy Award CDX(DOB:2000年9月27日)です。この犬は、2004年にAward of Meritをもらっています。名前を見てすぐ分かるように、この犬はオビーディエンスのオープン・クラスのタイトルを持っています。調べてみると、この犬がCDXを取得したのは2002年で、平均が190.3/200点ですからかなりの高得点ですよね。姿形だけでなく、オビーディエンス・トレーニングもできた犬で、ウエストミンスターのBOBに十分値すると思います。私は、ブリード・ショーに出た経験がないので分かりませんが、ブリード・ショーでも、ある程度オビーディエンス・トレーニングのできている犬は、ハンドラーとの息が合っていいのかもしれませんね。幸のトレーナーは、ラブのブリーダーでもあるのですが、その人がいつも「私はdogs with brainを繁殖することを目標としている」と言っています。つまり、姿形が美しくても、頭が空っぽの犬ではだめだということです。

Best of Opposite Sexは、Ch SanJo It's All About Me!(DOB:2003年6月17日)で、私が間接的に知っている人の犬です。この人は、ドッグショーの世界で成功するために、いい犬をかなり一生懸命に探していたようですから、念願が叶ってよかったですよね。

Award of Meritには、Ch Fanfair Snostorm Ringside Rebel(1998年1月25日)とCh Southampton Paws For Applause(2003年3月27日)。Ch Fanfair Snostorm Ringside Rebelは幸と同じ年生まれで、それも一月が誕生日でしたから、今8歳ですね。しっかり健康管理が出来ている犬なのでしょう。このところ、毎年のように名前が出ていたCh Koma-Inu Sexyは、今年は姿が見えませんでした。この犬は名前がおもしろいので、よく覚えています。

各犬の詳しい情報については、ウエストミンスター・ケンネル・クラブのサイトをご覧下さい。今はトップページに結果のページへのリンクがあります。柴犬は、
Breed Results > Non-Sporting > Shiba Inu
で見られます。

The Westminster Kennel Club
http://www.westminsterkennelclub.org/


今日の幸飯:

鶏肉、鶏内臓肉、納豆、サツマイモ、ニンジン、ブロッコリ、セロリ、リンゴ、椎茸、パセリ、キャロブ、ケルプ、アルファルファ、生姜、ガーリック、わかめ、ひじき、サーモン・オイル、サプルメント
2006年02月13日(月) No.68

Pnutz



週末に買い物に行った時に、バスマットを新調しました。私がそれを袋から出していると、幸が興味深そうに近寄って来たので、被せてみました。「よく似合っているよ〜。かわいい〜」とおだててみたのですが、やはりムッとしています?裏にゴム製の滑り止めが付いているので、結構重量があります。そのせいでしょうか。

幸のビタミン剤を注文する必要があったので、ついでに何か目新しいおやつはないかと思って見てみました。前からどんなものなのかなと気になっていたのが、これ。ピーナッツ型のおやつ、Pnutzです。このスペリングで、「ピーナッツ」と読ませているわけですね。日本でも販売しているようなので、御存知の方も多いかもしれません。



グリニーズを作っている会社の製品ですが、原材料のトップは小麦グルテンでグリニーズと同じです。Pnutzの方にはピーナッツ粉入っているのですが、オメガ3と6脂肪酸を含むのが売りになっているようです。サイズは、jumbo, large, regular, petite, teenie五つあるのですが、幸のは一番小さいteenie (tiny)です。このサイズは、15ポンド(7キロまで)用となっていますが、8キロちょっとの幸にはこれがちょうどいいようです。

幸は、私がピーナッツ・バターのジャーを開けると、寝ていてもキッチンに飛んで来るほどですから、ピーナッツが好きなようです。いろいろフレーバーがあるビスケットを選ぶ時には、ピーナッツのを選んだりしますが、このPnutzはそのものですよね。幸が気に入らないわけがありません。案の定、幸はとても気に入ったようです。

しかしこのPnutz、ピーナッツ型ということになっていますが、色といい形といい、何か別のものを想像してしまうのは、私だけでしょうか?


今日の幸飯:

鶏肉、鶏内臓肉、納豆、サツマイモ、ニンジン、ブロッコリ、セロリ、リンゴ、椎茸、パセリ、キャロブ、ケルプ、アルファルファ、生姜、ガーリック、わかめ、ひじき、サーモン・オイル、サプルメント
2006年02月12日(日) No.66

幸の土曜日



普段は、一日のほとんどを私とオフィスで過ごしている幸ですが、土曜日は私の急ぎの仕事や、一緒に出かける用事がなければたいてい家にいます。今日もそんな土曜日でした。

まずは、練習。何かを学び始めの頃は、集中してやらないとだめなようです。それが今週のクラスでよく分かったので、反省しました。それで次のクラスまでは、毎日少しずつ練習することに。本当に短い時間なのですが、毎日「伏せを入れた呼び寄せ」の練習をしています。いつも練習に使っている地下ではできるので、他の場所でプルーフィングをしたいのですが、冬場は外でするわけにはいかないし、なかなか適当な場所が見つかりません。それは仕方がないので、少なくともいつもの場所ではちゃんとできるように練習。

その後は、爪切りと耳掃除。それからは、毎日のグルーミング(歯磨き+ブラッシング)です。一連のグルーミングの後は、グリニーズ・タイムとなります。幸にグリニーズを与えたら、私は他のことをしているのですが、時々幸の様子を見てみると、夢中で齧っているものだから、可笑しな顔になっていることがあります。今回もかなり変でした(笑)。



この幸のお尻の写真は、幸がグリニーズ齧りを堪能している時に撮ったのですが、今年の冬はなぜか幸の毛がムクムクになっています。いつもは、こんなにお尻がフサフサしていなかったように思うのですが。今年は、例年に比べたら今のところかなり暖冬なのですが、なぜそんなに防寒しているんだか。暖かくなったらこれがぶわ〜っと抜けてくるのかと思うと、今から気が重い。



普段は、オフィスに着いて私が仕事を始めると幸はすぐに惰眠を貪るのですが、家にいると私がパタパタしているせいか、幸も私の後をついてウロウロしたり、突然おもちゃを持って来て私を遊びに誘ったり、なかなかアクティブな一日となります。しかし、私が一カ所に落ち着くと幸もベッドに入って、お昼寝状態に。今日は、気温は低かったのですが天気はよかったので、ベッドを陽の当たる場所に移動して、幸はそこでくつろいでいました。

また、前脚が複雑な格好になっています。




今日の幸飯:

鶏肉、鶏内臓肉、納豆、サツマイモ、ニンジン、ブロッコリ、セロリ、リンゴ、椎茸、パセリ、キャロブ、ケルプ、アルファルファ、生姜、ガーリック、わかめ、ひじき、サフラワー・オイル、サプルメント
2006年02月11日(土) No.65

今週のクラス



今朝の気温、摂氏だとマイナス15度でした。体感温度はマイナス20度。やはり二月に入ってからの方が、今年は寒くなっているようですね。今朝幸は、プーさんベストを着用で「出勤」しました。

さて、今週のクラスについて。先週は車の問題があったこともありクラスをお休みしたので、二週間ぶりのクラスでした。先週は、ブラックラブのチームだけしか来なかったので、個人レッスンだったそうです。その機会を利用して、CDXの課目の通し練習をしたと聞きました。普段、複数チームで練習する場合には、なかなか通し練習はできませんから、いいチャンスですよね。このブラックラブ、CDXの課目はかなり完成に近づいて来ています。今年中にタイトルが取れるかもしれませんね。

先週は皆申し合わせたように都合がつかずお休みだったのですが、今週はなぜか大盛況でした。今まで参加したことがなかった新しいチームが2組加わり、7チームでした。最近ずっと小さいクラスだったので、7チームもいるとトレーニング・ルームが非常に混雑しているように感じましたよ。

参加メンバー:
柴犬、シェルティX2、ブラックラブX2、バーニーズ・マウンテンドッグ、ジャーマン・シェパード

新しい犬は、シェルティとジャーマン・シェパードです。シェルティはオス、ジャーマン・シェパードはメス。ジャーマン・シェパードはCDを持っていて、もう少しでレスキュー・ドッグの資格ももらえそうだということです。レスキュー・ドッグとしての活動に役立つだろうということで、クラスに参加することにしたそうです。やはり、何をするにもオビーディエンス・トレーニングが基本だということでしょうか。シェルティの方は、まだ競技会に参加できるレベルではないのですが、これから徐々に上手になっていくことでしょう。シュルティですから。

今回もCD、CDXで必要な課目を一通りと、UDの一部を練習しました。せっかくできかけていた伏せを入れた呼び寄せですが、家でコンスタントに練習していなかったことと、一度トレーニング・ルームでできてからクラスをお休みしたこともあり、今回はあまりよくありませんでした。「伏せ」のコマンドを出してから伏せるまでにすごく時間がかかるんです。何歩ぐらい歩いているかカウントしていませんでしたが、コマンドが出てもまだスタスタとこちらに近づいてくるのには、がっかりしました。家の地下でする時には、ほぼ毎回コマンドが出てからすぐに伏せるようになったのですが、場所が変わるとできないということは、やはりプルーフィングが必要だということでしょう。

今回もう一つがっかりしたことは、食いしん坊の幸が丸出しになったこと。トレーニング・ルームの真ん中にドライフードをばらまいて、そこまで犬を連れて行き(フードの真ん中に犬は座っている)、「待て」のコマンドを出してフードを数粒拾い、犬が次のコマンドが出るまでじっとしていたら、そのフードをご褒美として与えるという練習でした。これは、食いしん坊の幸にとっては、非常な試練です。しかし、幸はコマンドには従いますから、一応座って待っていました。しかし、私が幸の所に戻ると、次のコマンド(この場合はその場から立ち去るわけですが)を待たずに、自分の回りに散らばっているフードを食べ始めたんです。他の犬達は皆上手にできたので、これは非常に恥ずかしかったですね。こういう実生活でありそうな状況で失敗すると、とてもがっかりします。

今回は、いつもはしないようなことをしたことと、新しい犬+ハンドラーが加わって、クラスのダイナミックスが少し違っていたこともあったからかな、と自分を納得させようと思いましたが、まあ、いい時もそうでない時もあるということでしょう。仕方がありませんね。


今日の幸飯:

バッファロー肉、バッファロー内臓肉、納豆、サツマイモ、ニンジン、ブロッコリ、セロリ、リンゴ、椎茸、パセリ、キャロブ、ケルプ、アルファルファ、生姜、ガーリック、わかめ、ひじき、サフラワー・オイル、サプルメント
2006年02月10日(金) No.64

犬の痴呆と著作権



今朝の気温、摂氏マイナス12度。久しぶりに氷点下二桁になりました。例年、一月の方が気温が低いのですが、今年は非常にマイルドな一月だったため、二月にずれ込んでいるのでしょうか。 今日の日中は摂氏マイナス3度まで上がりましたが、体感温度はマイナス8度。天気はよかったのに、寒い一日でした。この先数日間は、ずっと最高気温が摂氏だとマイナスの日々になるという予報です。

さて、先日柴犬大好きMLに、犬の痴呆についての投稿がありました(メンバーの方はメッセージ#2943番参照)。日本犬が痴呆になりやすいということは以前から言われていることで、さして新しい情報ではありませんが、この投稿者はその情報を地方新聞(新聞名は特定されていない)で最近読んだそうです。この記事に引用されている内野(富弥)という獣医師の講演要旨は、日本動物専門学院のサイト内にも記載されています(URLは下記)。その要旨によると、痴呆の発生は「日本では明らかに犬種で差」が見られ、「日本では痴呆犬の8割以上が柴犬および日本犬系雑種で占められている」。そして、「原因ははっきりしないが,血中の脂肪酸のEPA、DHAなどが,日本犬系の痴呆発症犬では痴呆のない老齢犬に比べて明らかに減少していることから脂肪酸を給与することで痴呆症状を改善することも判明してきた。しかし脂肪酸給与による改善のメカニズムはまだ解明されていない」と書かれています。

「日本では痴呆犬の8割以上が柴犬および日本犬系雑種で占められている」とありますが、この要旨にはこれがどのような統計に基づいたデータなのか記載されていないため、誰の研究によるものなのか、どれほど新しいデータなのか、被験犬の数、年齢など基本的な情報が欠如しています。そして、日本犬及びその雑種の寿命が、洋犬と比べると一般的に長いことも考慮する必要があると思います。また、犬の痴呆関連の情報を見てみると、脂肪酸のEPA、DHA不足と痴呆の関係についてはたいてい言及されているようです。

話が犬の痴呆からは少し逸れますが、このMLへの投稿をそのままコピーしてブログに載せているのを先日偶然見かけ、非常に驚きました。柴犬大好きMLではメンバー以外MLへの投稿が見られない設定になっているので、MLに投稿されたメッセージをそのままコピーしてブログなどに載せるのは(つまり、全世界からアクセス可能なサイバースペースで公開するのは)、MLのルール違反です。投稿者は、メンバーだけが読むものとして投稿しているわけで、自分の文章が全世界からアクセス可能なスペースで公開されているとは思っていないはずです。MLで得た情報が有意義なものだと思い自分のブログなどで公開したいなら、それをそのままコピーするのではなく、ソースを明記して要約すればいいわけですよね。

柴犬大好きMLを通してメンバーに送られる全ての投稿には、各投稿の著作権は投稿者にあり、転載する場合にはその投稿者の許可がいる旨を明記してあります。しかし、これが今までは英語だったために無視されたのかもしれません。私がこれを英語にした理由は、日本語のサイトにも著作権情報に関しては英語で書かれていることがほとんどであるためです。しかし、日本語が基本使用言語であるMLですから、日本語でも同様の内容の文を追加することにしました。

著作権に関しては、基本的には自分で書いた文章、自分で撮った写真、自分で描いた絵など、自分の創作物でないものを、創作者の許可無しに自分のウエブスペースに勝手に載せるのは著作権法違反になると覚えておけば、それほど酷い間違いをすることはないと思います。本や雑誌、新聞、それらのデジタル・ソース等(つまり、ウエブ上で閲覧できる新聞など)正式に出版されたもの、つまり正式に世間に公開されたものに関しては、ソースを明記して引用することができますが、公開されていないMLの投稿や個人宛のメール等はその範疇ではないわけです。以前、なぜ日本ではお店の名前や商品名をウエブ上の日記やブログに書く時に、○○などと伏せ字を使うのか不思議だと書いたことがありますが、そのような配慮(それがどのような意図によるものかまだ疑問ですが)をするのが慣例になっているようなのに、他人の著作物を勝手に使用することに何も疑問を抱かないのは、本末転倒であるような気がします。

無料のウエブスペースが全盛期だった頃にもこのような問題がありましたが、ブログの発達によりウエブサイト構築の知識を持ち合わせない人でも、手軽にサイバースペース上での情報発信が可能になりました。それはとてもいいことなのですが、自分がお金を払って、あるいは無料で一時的に借りているスペースであっても、何をしてもいいというわけではないということですよね。

第二回動物専門学院シンポジウム
http://www.nitidou.co.jp/inu/2sinpo/ron2.html

老齢ペットがかかりやすい病気(後編)
http://channel.goo.ne.jp/pet/special/sp_04.html

犬の痴呆について
http://www.meiji.co.jp/agriculture/buddy/chihou/
tihounituite/tihounituite.html


今日の幸飯:

ウサギ肉、ウサギ内臓肉、納豆、サツマイモ、ニンジン、ブロッコリ、セロリ、リンゴ、椎茸、パセリ、キャロブ、ケルプ、アルファルファ、生姜、ガーリック、わかめ、ひじき、サフラワー・オイル、サプルメント
2006年02月09日(木) No.63

警察犬Nitro



特に気をつけて探しているわけではないのですが、普段毎日目を通している新聞に、最近犬関連の記事をよく見かけます。今日ご紹介するのはカナダの新聞、Glove and Mail紙の2月7日付の記事です。

バンクーバーの警察犬Nitro(ナイトロ)が、先月の23日に「殉職」したそうです。この事故が起こったのは、車の窃盗容疑者二人を追いかけている途中でした。この二人は窃盗車で逃げていたそうですが、線路近くに来た時に列車が止まったため交通がストップし、この二人は線路沿いに車を乗り捨て、その止まっていた列車に飛び乗ったそうです。ナイトロとハンドラーのHoward Rutterがその後を追いかけていたのですが、ナイトロは列車によじ上っていた容疑者の一人の脚を捉えました。しかし、その直後列車が動き出したためにナイトロはバランスを失い、列車の車輪に巻き込まれて亡くなったそうです。

彼の死後、国内だけでなく米国はもとよりイングランドからも、バンクーバー警察にお悔やみのメールやカードが届いたそうです。ナイトロの死を悼む人々は詩を書いて贈ったり、ナイトロのハンドラーのために手作りの骨壺を贈ったりしました。自分のペットを亡くした経験がある人々は、ナイトロの死によりその悲しい経験を思い出したとのことです。

ナイトロのお別れの会が、六日にバンクーバーで行われました。70頭以上の犬達がハンドラーと共に参列し、ナイトロの警察犬バッジ、首輪、そして骨壺が置かれている前で犬と共にお別れをしたそうです。仕事の昼休みに抜け出して来たスーツやユニフォーム姿の人々も見られ、50人以上の参列者はナイトロの一生を綴ったDVD(20ドル)を購入したということです。

ロトワイラーとシェパードのミックス犬を三年前に亡くした女性は、目に涙を溜めてその行列を見ていたそうです。「中には、犬のために『お別れの会』を催すなんて馬鹿げているという人もいると思いますが、悲しいことは事実ですし、多くの人がそう感じているはずです。生き物にこれほどまでに感動させられるというのは、素晴らしいことだと思いますよ。」

犬についての本の著者としても知られている、ブリティッシュ・コロンビア大学の心理学の教授、Stanley Corenは、「この犬は、主人に対する忠誠心に他ならない理由で、誰もが自分の犬がするであろうと思っていることをしました。そのため、この犬は私達に、他の全ての犬を思い出させる結果になったわけですね」と言っていたそうです。

ナイトロは8歳のジャーマン・シェパードで、1999年からバンクーバー警察で活躍していました。7年間、ずっと同じハンドラーと仕事をしていたそうです。加齢による関節炎を発症したため、今年の春に「退職」の予定だったそうですが、その寸前の事故でした。バンクーバー警察には現在16頭の警察犬が働いているそうですが、ナイトロは1957年に犬分隊が結成されて以来「殉職」した17番目の犬になるそうです。

このページにナイトロの写真があります。
http://www.cbc.ca/bc/story/bc_police-dog20060125.html

Stanley Coren教授のサイト
http://www.stanleycoren.com/


今日の幸飯:

バッファロー肉、バッファロー内臓肉、納豆、サツマイモ、ニンジン、ブロッコリ、セロリ、リンゴ、椎茸、パセリ、キャロブ、ケルプ、アルファルファ、生姜、ガーリック、わかめ、ひじき、サフラワー・オイル、サプルメント
2006年02月08日(水) No.62

幸のJournal



久しぶりに、最高気温が摂氏だとマイナスの日となりました。

このタイトルでエントリーを書くのは、今年に入ってから二回目です(前回は一月三日)。今年始めからJournalに使い始めたスクリプトのバグが多く、問題解決にかなり時間を使いました。バグの一つは、コメントを書いていただいた時に、メールアドレスは正常に表示されるのに、URLのフィールドに記入したものは全て無視され、そのエントリーのURLになってしまう、というもの。これは使い始めてすぐに気付いたので、スクリプト制作者にバグを報告しました。二つ目は、トラックバックをしていただいた時に、それが複数表示されてしまうというもの。これは先日、blackcava.comのSetsukoさんに指摘されるまで気付かなかったのですが、これもやはりバグだったようで、訂正スクリプトが出ていました。

これらのバグを訂正するために、スクリプトの差し替えをしたまではよかったのですが、それに伴い、今までのエントリーがなぜか全て文字化けしてしまいました。私のコンピューターは日本語ベースのものではないですし、FTPも日本語ネイティブのものではないので、日本語のスクリプトを扱う場合は、このようなことが起こらないようにかなり気をつけていたのですが、問題が一つ解決したら今度はさらに大きな問題に直面することになってしまいました。

仕方がないので、今年の始めまで遡ってエントリーを全て訂正する羽目に。エントリーにはコメントをいただいたものもあるので、それも含めて全てです。30何日分のエントリーですが、非常にtediousな作業で目は痛くなるし肩は凝るし...。スクリプトを差し替えたものですから、せっかくしていただいたトラックバックも消えてしまい、Setsukoさんには悪いことをしました。

これで、バグがほとんど訂正されているといいのですが、このスクリプトは開発されてまだ新しいものであり、多機能であるために複雑な作りになっていて、細かい不具合がいろいろ報告されているようです。私が使用している機能はその一部なのですが、それでもいくつか不具合を経験しているわけですから、機能を最大限に活用している場合には、もっといろいろな問題が起こる可能性もありますね。今後、幸のJournalに支障が出るようなことが起こらないことを祈るばかりです。


今日の幸飯:

鶏肉、鶏内臓肉、納豆、サツマイモ、ニンジン、ブロッコリ、セロリ、リンゴ、椎茸、パセリ、キャロブ、ケルプ、アルファルファ、生姜、ガーリック、わかめ、ひじき、サフラワー・オイル、サプルメント
2006年02月07日(火) No.58

飼い犬に「顔」を噛まれる?



今日のNew York Times紙に、昨年11月に世界初の顔面部分移植を受けたフランス人の、記者会見についての記事がありました。Isabelle Dinoireという38歳の女性ですが、同年5月に飼い犬のブラック・ラブに顔面の下半分をほぼ全部齧られるという大怪我をしたそうです。齧られたのは、唇、顎、鼻の大部分。怪我直後の手術の成果はあまり見られず、口を開けることがほとんどできない状態だったということです。

この記事には、「個人的なことで心配事がたくさんあって、それを忘れるために薬を飲んだ」、その時にこの事故が起こったとしか書いてないので、なぜこのブラック・ラブが飼い主の女性の顔を齧ったのか、非常に疑問でした。しかし、昨年12月14日付の同紙の記事に、もう少し詳しい事情が説明されていました。

この女性は鬱病で、そのために抗鬱剤と睡眠薬を処方されていたそうです。睡眠薬を飲んで寝ている間にこの事故が起こったわけですが、なぜ彼女が寝ていた時に犬が彼女の顔面をそれほど酷く齧ったかについては、意見が分かれているそうです。この人は、ティーンエージャーの娘さんが二人いるのですが、この二人は、彼女が自殺をはかろうとして睡眠薬を多飲し、昏睡している間に犬が彼女を起こそうとしてこの事故に繋がったと証言しているそうです。しかし、彼女の手術後の治療担当医によると、「彼女はリラックスするための睡眠薬を飲み、恐らく朦朧としている時に犬を踏んでしまったか何かの理由で、犬が彼女を攻撃したのだろう」ということです。つまり、自殺説を否定しているわけですね。

しかし、事件後このブラック・ラブを保護していた地元の動物保護団体の関係者によると、この犬の行動には尋常でないものは見られなかったそうです(後にこの犬は処分された)。犬は肉食獣ですが、人間の肉体を齧るようなことは、その人間が自動力がない状態でない限り普通は起こらないそうです。そして、アグレッシブな犬が攻撃する場合には普通、噛んで放して、また噛んで、というパターンが見られるそうですが、Dinoireさんの傷を観察したところ、そのような犬の攻撃の仕方とは違っていたということです。

傷の部位とその酷さを考えても、この事故が起こった時に彼女が非常に深く昏睡していたことが分かります。睡眠薬多飲による昏睡中でも、これほどの怪我が起こった場合には、人間は普通痛みを感じるそうです。しかし、彼女はずっと意識不明のままで、事故に気がついた家族に病院に運ばれました。ですから、睡眠薬の多飲でもその量は尋常でなかったことが推測できますね。ということは、二人の娘さんの証言の裏付けがなされるということです。記事によると、犬は動かなくなったDinoireさんを起こそうとして最初は顔を前脚で掻くような動作をしていて、そのうち唇、顎、鼻を齧ってしまったのではないか、ということです。

前脚で掻くような動作から唇、顎、鼻を齧るに至るには、かなり飛躍があるように思いますが、これと似た事件を以前に聞いたことがあります。ある動物園の管理人だったと思いますが、その人が飼育しているトラのこどもを何らかの理由で家に連れて来て、酔ってソファで寝ている間にその子トラに片脚を半分ほど齧られてしまった、という事件です。その子トラも最初はソファから垂れ下がっていたその人の脚を引っ掻いていただけで、そのうち引っ掻き傷からの出血に反応し、肉食獣としての本能に目覚めてしまった...。似ていますよね。

今のところ、世界初の顔面部分移植手術は成功したということになっていますから(移植した部分に今後拒絶反応が起こる可能性もあるため、「今のところ」)、医学的には当面一件落着ですが、顔面下半分の提供者の問題を始め、この手術に関連する様々な倫理的問題が存在するようです。


今日の幸飯:

鹿肉、鹿内臓肉、納豆、サツマイモ、ニンジン、ブロッコリ、セロリ、リンゴ、椎茸、パセリ、キャロブ、ケルプ、アルファルファ、生姜、ガーリック、わかめ、ひじき、サフラワー・オイル、サプルメント
2006年02月06日(月) No.56

和製英語



日本に住んでいるわけでも、日本のテレビ番組が見られる環境にいるわけでもないと、日本では普通に使われている言葉や表現の意味が分からないということが、意外とあります。

その大きな原因の一つは流行語で、テレビなどで誰かが言った言葉や表現、イントネーションなどがぱっと流行ったりするもの。こういうものの大部分は時間と共に廃れていくので、それほど注意を払う必要もありません。しかし、流行語の中には日本語に根ざしていくものもありますから、無視してもいいわけではありませんね。もう一つの原因は、英単語を短縮して使うこと。'Celebrity'を「セレブ」、'sexual harassment'を「セクハラ」など、短縮の仕方にはいくつかあるようですが、このようなものは、日本に住んでいる日本人の大部分が意味を理解して使えるようになるのにも、時間がかかるのではないでしょうか。

しかし、最大の原因は和製英語です。これは本当にくせ者。英語の単語を勝手に組み合わせて、日本語では通じるけど英語ではよく意味が分からない単語ができてしまうと、「これは一体何?」ということになります。

最近、日本語で「マザーズバッグ」と表記されているのを見かけました。文脈からだいたい意味は分かるのですが、なぜその物が「マザーズバッグ」と呼ばれているのかさっぱり分かりませんでした。「マザーズバッグ」というのは、赤ちゃんの必需品を入れて持ち歩くための鞄のようです。英語にも「赤ちゃんの必需品を入れて持ち歩くための鞄」というコンセプトは当然ありますが、それはdiaper bag(ダイパー・バッグ)と呼ばれています。Diaperというのはおむつのことで、これはつまり「おむつバッグ」ですよね。「赤ちゃんの必需品を入れて持ち歩くための鞄」の目的のために、哺乳瓶などが入れやすいように作られた専用の鞄もありますし、そうではないタイプの鞄をダイパー・バッグとして使っている人も当然います。しかし、これらの鞄を「マザーズバッグ」と呼ぶのは聞いたことがありません。

「マザーズバッグ」という言葉は、北米ではPC(politically correct:政治的に正しい)表現としては認められないはずです。子供を育てるのは「マザー」だけではないはずなので、「お母さん専用の」という特定の意味合いを持つ名前を商品に付けることは、政治的に正しくないわけですね。まあ、このPCにもいろいろ物議を醸す点もあるので、この場合「マザーズバッグ」は「性差別主義的な表現」と言った方がいいのかもしれません。

恐らくこの「マザーズバッグ」という表現は、日本語で適当な表現が見つからなかったために、英語の言葉を組み合わせて作った和製英語なのでしょう。「おむつバッグ」と言うよりは、「マザーズバッグ」と言った方が格好よく聞こえると考えられたのかもしれません。しかしこの言葉をカタカナ通りに発音しても、英語の「mother's bag」にはほど遠いものになりますし、英語圏では「マザーズバッグ」が「ダイパー・バッグ」だとは認識されにくいことは確かです。

以前ニューヨーク市のデリで、「ツナサンド・プリーズ」と何度言っても通じなくて首を傾げていた日本人を見かけましたが、和製英語にはかなり気をつけないといけませんよね。


今日の幸飯:

鹿肉、鹿内臓肉、納豆、サツマイモ、ニンジン、ブロッコリ、セロリ、リンゴ、椎茸、パセリ、キャロブ、ケルプ、アルファルファ、生姜、ガーリック、わかめ、ひじき、サフラワー・オイル、サプルメント
2006年02月05日(日) No.52

コンテンポラリー・アート



今日は、あるアーティストの講演に行って来ました。この人は国際的に活躍していて、日本にもこの人の作品を所蔵している美術館があります。私がこのアーティストに会ったのは、久しぶりでした。挨拶をすると、「六年ぶりだね」と言われてびっくり。そんなに経っていたんですね。

コンテンポラリー・アートの分野では、いろいろなアーティストが本当に様々な試みをしています。コンセプトもマテリアルも、そしてそれらを具現化したものである作品も、こんな可能性があったんだ、と心底感心するほど。その可能性を、極限に達するまで突き詰めて行ったような作品が多いため、一見変なもの、おかしなもの、おもしろいものがいろいろあるのも、コンテンポラリー・アートの分野です。このアーティストの作品も例外ではなく、予備知識なしで見たら、「何これ?」と思う人が多いのではないでしょうか。この人が選ぶマテリアルもそうですが、ファイナル・プロダクトとしての作品も、実際にその中に身を置くと鳥肌が立つようなものです。私はこの人の作品をニューヨークで初めて見た時に、その経験をしました。それほど圧倒的な体験だったわけです。

今回の講演では、テクニカルな側面についての話がなかったのですが、観客から出た質問の多くは、その類いのものでした。どうやってそのマテリアルを集めるのか、巨大な作品を展示するためのスペースを確保できないことはないのか、等等。私は、別の機会にこのようなテクニカルな面の話は聞いたことがありますし、ドキュメンタリー・フィルムも見たことがあるので分かりますが、作品を見ただけの人は、「一体どうやって...」というのが一番の疑問であるようです。しかしこの人の作品は、写真で見るだけでは十分ではありません。その中に身を置いてみないと、その作品のパワーを感じることはできないと思います。

講演の後にレセプションがあり、その後は関係者だけのディナーになりました。今回はこのアーティストを含む十人のグループでしたが、これがまたずいぶんインターナショナルな集まりでした。このメンバー達の生まれた国は、オーストラリア、カナダ、中国、アイルランド、日本、米国の六カ国。話す英語のアクセントも皆それぞれで、普段あまり聞かないオーストラリア英語とダブリン方言も、聞いているうちに耳に心地よく響くようになりました。このようなディナーでは、仕事の話は避けてリラックスできるような話をするのが普通です。今回のディナーでも実にいろいろな話が出て、楽しい夕餉になりました。


今日の幸飯:

都合により、Wellnessの缶詰
2006年02月04日(土) No.51

節分



金曜日ですね。今週はいろいろあって、疲れました。故障していた車ですが、結局木曜日の晩まで手元に戻って来ませんでした。これは故障箇所の複雑さが原因だったのではなく、全てガレージ側の都合によるものです。週明けの月曜日には電気関係専門のメカニックがいなかったので、別の人が分かる範囲で診断を下したのですが、火曜日に専門のメカニックが再度見てみたところパーツが必要なことが発覚。そのパーツを発注して届くのを待っていたら、こんなに時間がかかったというわけです。こういうことがあると困ると思ったので、月曜日に「もし時間がかかるようだったら、別の所に持って行くので連絡して欲しい」と言っておいたんです。

ガレージ側は、車の状態を見るだけでも診断料は取れるわけですから、ただ働きにはなりません。診断だけ下してもらって、その状態により自分がよかれと思うガレージに持って行くということは、よくあることです。私は普通、定期的診断やインスペクションなどは、全てその車を買った会社併設のガレージにお願いしています。そこは、その会社の車だけを扱っていますから、普通パーツの在庫がない、ということはまずありません。それに、その会社の車に精通しているメカニックが揃っているわけですから、安心です。

今回も、月曜日の「仮診断」の段階でいつもの所に持って行こうかと思ったのですが、すぐにできるような口ぶりだったので、ついつい信頼してしまいました。いつも利用しているガレージが遠いということもありますが、近場で済まそうとしたのが間違いのもと。

教訓:ガレージの浮気はしてはいけない!

さて、今日は2月3日で節分ですね。家でも毎年豆まきをします。一月末頃になると日本から福豆が各種届き、その中で幸も食べられるのを豆まき用に使います。実は豆まきは、幸がとても楽しみにしている行事なんです。普段、家の中に食べ物がばらまかれるということはあり得ませんからね。「福は内」で家の中にまいたお豆は幸のお腹の中に入るので、ほんの少しだけまきます。幸は大豆アレルギーはありませんが、何でも食べ過ぎるのはよくありませんからね。

今年も幸は「福は内」のかけ声と共に脱兎のごとく駆け出し、家中を福豆求めて探しまわりました。その後で幸は、私と一緒に年の数だけお豆を食べました。今年は七つ。

そんな所にあるの?



このお面は去年もらったもの。今年も付けてみました。変な顔(笑)。



これは、さくらmamaさんに頂いた節分のイラストです。幸と同じ98年組の黒柴さくらちゃんのさくらmamaさんが、イラストがお上手なことは皆さん御存知だと思いますが、季節ごとにこのような素敵なカードを届けていただくのを、私はとても楽しみにしています。さくらちゃん、かわいらしい鬼になっていますね。豆が当たって「いたい...」のコメントが、なんとも可愛いです。さくらmamaさん、いつもありがとうございます。




今日の幸飯:

ターキー肉、ターキー内臓肉、納豆、サツマイモ、ニンジン、ブロッコリ、セロリ、リンゴ、椎茸、パセリ、キャロブ、ケルプ、アルファルファ、生姜、ガーリック、わかめ、ひじき、サフラワー・オイル、サプルメント
2006年02月03日(金) No.49

仔犬を密輸道具に?



2月2日付のNew York Times紙に、犬飼いだったら誰でもぞっとするような記事が載っていました。仔犬をヘロインの密輸に使おうとしたというものです。"Heroin Implants Turned Puppies Into Drug Mules, U.S. Says"という記事で、Al BakerとWilliam K. Rashbaumという人によって書かれたものです。

コロンビアの麻薬輸送団体が、液体ヘロイン入りの袋を純血種の仔犬の体内に移植し、米国向けに密輸する準備をしていたそうです。仔犬はラブを数頭含む10頭で、このことが発覚してから救助されたそうですが、そのうち3頭は移植時の縫合部からの感染で、亡くなったそうです。

全部で3キロの液体ヘロインが10頭のうちの6頭に移植されていたそうですが、お腹の、皮膚に余裕がある部分に袋に入れて縫い付けられたということです。この仔犬達はショー・ドッグとして輸出される予定で、その理由で税関を通すつもりだったということです。計画が成功した時に、どのようにヘロインを仔犬の体内から取り出すかということについては、関係者の憶測に過ぎませんが「それほど注意深く扱うとは思えない」ということ。つまり、獣医師免許のある人が仔犬を手術して袋を取り出し、回復期には手厚く介護し、その犬達を後々まで可愛がるということは考えられないということですね。

今までにも、子供を含む人間の体内を麻薬密輸に使うということは行われていました。小さな容器に入れたものを飲み込んだりする方法です。しかし、これらの方法は大きなリスクを伴います。容器からドラッグが漏れてしまったら、その人の命に関わるようなことにもなりかねません。実際、数年前にそういうケースがありましたね。

酷い事を考える人もいるものだ、とこの記事を読んで暗くなっていたのですが、唯一の明るいニュースは、これらの仔犬達(今は大きくなっている)が、現在は皆元気にコロンビアで暮らしているということです。


今日の幸飯:

鶏肉、鶏内臓肉、納豆、サツマイモ、ニンジン、ブロッコリ、セロリ、リンゴ、椎茸、パセリ、キャロブ、ケルプ、アルファルファ、生姜、ガーリック、わかめ、ひじき、サフラワー・オイル、サプルメント
2006年02月02日(木) No.46

食の話題



なぜかずいぶん難しい顔をしている幸。寒かったのかな。

今日は、犬ではなくて人間の食の話題です。

仕事が忙しくて帰りが夜遅くなると、丁寧に夕食を作っている暇もありませんし、家に着いてから寝るまでの間が短いため、安眠確保のためにはお腹が一杯になるような食事をしない方がいいですよね。そのような時には何か軽めのものを少しだけ食べるのですが、その一つが「おいしいパンにスプレッドを塗って食べる」です。

スプレッドは、本当にいろいろな種類のものが出ています。クリームチーズ・ベースの蟹やロブスターなどが入ったものも好きなのですが、重いので夜遅い時には食べたくありません。どちらかと言えば軽いものの一つは、これ。カラマタオリーブのスプレッドです。オリーブはどれも好きですが、このタイプのが特に好きで、丸ごとのをよく食べます。フカフカのオリーブ・パンにこのオリーブ・スプレッドを塗って食べるという二重オリーブ攻撃も、大歓迎。



もう少し早く帰宅して気力が残っている時には、「冷蔵・冷凍庫大掃除パスタ」を作ることも。名前の通り、冷蔵庫や冷凍庫に残っているものをいろいろ入れて食べるパスタです。例えばこれ。本当に残り物ばかりで、ブロッコリ、マッシュルーム、ズッキーニ、ニンジン、パセリ、海老、ホタテが入っています。野菜類は、週末に少し丁寧に料理した時の残り物と、幸飯自家製野菜ミックス作りの残り物。海老とホタテも何か他の料理に使ったのが少し残っていたのを入れました。冷蔵庫+冷凍庫はすっきりきれいになり、お腹は一杯になり、短時間でできるこのようなパスタは、忙しい人にはぴったりのメニューですね。



手抜きばかりではいけないのですが、食べるか、睡眠時間を確保するかと言われたら、私はやはり睡眠時間ですね。幸は反対だと思いますが(笑)。


今日の幸飯:

ウサギ肉、ウサギ内臓肉、納豆、サツマイモ、ニンジン、ブロッコリ、セロリ、リンゴ、椎茸、パセリ、キャロブ、ケルプ、アルファルファ、生姜、ガーリック、わかめ、ひじき、サフラワー・オイル、サプルメント
2006年02月01日(水) No.45

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