習慣の違い

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日本にはアメリカと同じような習慣があるにも関わらず、実はその習慣の細部がかなり違っていたりしてびっくりすることがあります。先日気づいたのは、婚約指輪のこと。

プロポーズする時、あるいは婚約が決まった時に婚約指輪を贈る習慣があるのは日本もアメリカも同じです。しかし、その指輪を女性がもらった後どうするかはかなり違っているようです。アメリカでは、もらった時から結婚式まではその指輪を身につけておき、結婚した後も同様です。考え方としては、結婚指輪が婚約指輪のリプレースメントになるのではなく、「歴史」として認識されているのだと思います。つまり、婚約があって結婚したわけで、結婚したから婚約したという事実がなくなるわけではないということです。ですから、婚約を記念する指輪を結婚を記念する指輪と一緒にはめているのは、非常に理にかなっているわけですね。

私の限られた経験に基づく観察だけですが、そういえば日本では婚約指輪と結婚指輪を重ねてしている女性をほとんど見かけません。ということは、その婚約指輪はどこかに保管されているのだろうと思いますが、普段身につけていなければ一体いつ身につけるのでしょう。特別な行事の時?結婚記念日?そして、せっかく記念のために贈られたのに、なぜ一番身の近くに置いておかないのでしょうか。指輪が立派すぎて邪魔になる?赤ちゃんがいるために突起物が指にはまっているのは危険?家事をする時に邪魔になったり傷ついたりする事が不安?婚約指輪は、将来経済的窮地に陥ったりすることがあった時のための保険のようなもの?

色々な理由が考えられますが、私がもし婚約指輪を相手に贈ったら、いつも身につけておいて欲しいと思います。傷がついたりするのは二人の歴史の一部ですから、全く使われていない指輪が引き出しなどの中で眠っているのを見るよりは、ずっと嬉しいと思うでしょう。そして、祖母からあるいは母からなど、代々受け継がれて行く婚約指輪もありますが、そのような場合、真新しいけどデザインは時代を感じさせるものをもらっても、あまり意味がないのではないでしょうか。その指輪に価値があるのは、祖母や母が祖父や父から贈られて使っていた物であるからですよね。

June 9 2007 | Thoughts | Comments

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