6月も終わり

今日で六月も終わりですね。今はまた忙しくなっているため、あっという間に一ヶ月経ってしまったような感じです。それだけの時間を使っているわけですから、それなりのことをしているはずなのですが、私の仕事は例えばこの工事現場のように物を作るものではないので、結果が不明瞭。工事で建物がだんだんできていくように結果がビジュアル化されると、「今月はこれだけやって、こんな結果が出た」と実感できるんですけどね。
今月は映画もぱっとしませんでした。見た数も少ないし、必要があって見たものなどが多く、そうではないものも見て感動したものはほぼありませんでした。その中で一番よかったと思うのは、『人間の証明』(佐藤純彌監督、1977年)でしょうか。もう30年も前の映画なので、テクノロジーや人々のファッションなどは古くさく見えますが、内容はしっかりしたものでしたよ。犯人追求が日本からニューヨークへの国際捜査になっていて、私はなかなか楽しめましたよ。
後は、以前見たものを見直したのが何本かありましたが、『キッチン』(森田芳 光、1989年)は何度見てもみかげの台詞が不自然。不自然な台詞を新人が言っているものですから、余計に「棒読みはやめよう」と突っ込みを入れたくなってしまいました。これは、よしもとばななの代表作を映画化したものですが、小説の中で登場人物が言う台詞が書いてあるのを読むのと、それを実際に言ってみたのを聞くのでは全く違うといういい例ですね。みかげは「少し変だと言われている」人物として描かれていますが、それにしてもあんな風に話す人に会ったら、ちょっとびっくりしてしまうかもしれません。まあ、小説や映画の作中人物を現実と混同するべきではないということでしょうかね。
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