納豆

幸、複雑な格好でブランケットを抱き込んで寝ていますね。見るたびに違っておもしろいです。
さて、今日は納豆の話題。納豆は、外国人が苦手な日本の食べ物に必ず挙げられるものの一つですが、私も最近まで納豆が苦手でした。子供の頃に食べた記憶がありますが、それ以来、自分から進んで食べることはありませんでしたし、それよりも簡単に手に入るものではないので、その存在自体忘れていたという感じです。
しかし数年前、幸飯を確立させるために色々食材を吟味していた時に偶然納豆にたどり着き、納豆がなかなか栄養価の高い食品であることを知りました。高速を二時間以上飛ばして都会にある日系スーパーに行った時に、冷凍された納豆を数パック買って来て幸飯に入れてみると、幸はウハウハという感じで喜んで食べています。それから、機会があるごとに幸飯のために納豆を買っていたのですが、ある日幸飯に使った残りをちょっと食べてみると...思っていたよりもずっとおいしいことを発見。それからは、日系スーパーで買って来てまず私が食べ、その残りを幸飯に入れるということになりました。犬猫用のフリーズ・ドライになった納豆が日本にはあるようで、納豆入り幸飯のことをブログで知ったもなははさんが数度プレゼントして下さいました。これは人間用ではないということなので、泣く泣く(!)幸専用に。
そのように納豆熱が高まったわけですが、簡単に手に入らない納豆を何とかもっと頻繁に食べられる方法はないだろうかと考えるようになりました。方法はただ一つ、「自分で作る」。まあ言うのは簡単なのですが、普段仕事が忙しい時は自分の晩ご飯さえ満足に作れない日々が続くので、納豆など作っている余裕はありません。しかし「いつか時間に余裕ができたら作ろう」と決心し、まずは納豆とは一体どういうものなのか、その仕組みを色々調べてみました。納豆は実は単純です。大豆を発酵させただけのもの。つまり、材料は大豆と種菌になる市販の納豆が少しあればできるはずです。
それで、このホリデー・シーズンを利用して作ってみることに。市販の納豆は、年末にボストンのアジア食品店で購入し大切に持ち帰りました。大豆は、近所の自然食品を中心に売る店でオーガニックのものが量り売りされているので、それを入手。まずは大豆をよく洗って、たっぷり目の水に入れて一晩浸しておきました。翌日、その大豆を圧力鍋で一時間ぐらい蒸しました。その後、市販の納豆を少量お湯の中に入れて、出たねばねば液と豆を蒸し上がった大豆の中に入れて混ぜました。大豆が発酵するためには、110Fぐらいの温度を24時間ほど保つ必要があるということです。その環境を作り、一昼夜待ってみると...。できていました!しっかりねばねばして糸を引いています。そして、納豆特有の匂いもしています。できたてよりも、冷蔵庫で熟成させた方がおいしいということなので、そうすることに。これは冷蔵庫で一日ほど保存したものですが、ちゃんと納豆になっていますね。

私が化学の実験のようなことをしているので、幸はキッチンをウロウロしてたのですが、素早く納豆の匂いを嗅ぎ付け、後ろ足だけで立ち上がってカウンターの上にあるものを見ようと伸び上がっていました(かなり背が足りないのですが)。今晩の幸飯に入れたら、喜んで食べていましたよ。

小分けにして保存。私と幸が毎日食べても、一週間ほど楽しめそうです。

これで、市販の納豆がかなりの量に増えたわけですが、次回のバッチはこの新納豆の一部を使って作れるはず。しかし、納豆菌が永遠に元気でいるとは思えないので、何度ぐらい使えるかは試行錯誤が必要かもしれません。発酵食品は皆同じだと思いますが、製作過程での雑菌の混入にさえ注意すれば、大きな失敗をすることなく作れるのかもしれません。それにしても、納豆菌はずいぶん強い菌ですよね。市販の納豆は冷凍した状態で売られていたのですが、それを解凍してお湯に入れたりしても全く平気なのですから。理想的には、もう少し粒の小さい大豆が手に入るといいのですが、これは探してみる価値があるかもしれません。
日本にいたらいつでもスーパーで買えるわけで、わざわざ納豆を作ろうと思う人はあまりいないかもしれませんね。しかし、納豆が簡単に手に入らない環境にいると、やはりそういうことを思いつくようになるのかもしれません。
さて、皆様からいただいたお年賀カード及び写真の紹介。
こちらは、お隣のサボテン王国、メキシコ在住のレオンさん宅衣紗ちゃん。暖かい所で生まれ育ったためでしょうか。摂氏1度ぐらいになると、お散歩拒否なのだそうです。今の時期幸地方で一緒にお散歩、というのは実現しそうにありませんね。

こちらは、日本のmiyukiさん宅コウ君。首の所にお正月の飾りを付けて、スクッと凛々しく立っています。いつも幸しか見ていないので、柴犬というと幸の顔が標準になっていますが、オスの柴犬はオスらしいキリリとした顔をしているものですね。コウ君、とてもかっこいいです。上の衣紗ちゃんは、女の子らしいやさしいお顔ですよね。
6 Responses to “納豆”
1 秋 January 6, 2008 @ 3:36 am
明けましておめでとうございま〜す♪
必要は努力&産みの母、ですね!手作り納豆、美味しそうです。
私も留学中、無性に和菓子が食べたくなった時、冬休みに小豆を煮たり頑張ったのを思い出しました。(笑)
納豆は発酵食品だから、整腸作用もあるし、幸さんのアレルギー対策にもなりますね。我が家の犬達も大好きです。
2 mayumi January 6, 2008 @ 8:10 am
秋さん、今年もよろしくお願いいたします〜。
手作り納豆、時間はかかりますが手間はかからないので、また作ろうと思っています。幸も大好きで、喜んで食べています。
和菓子...そう言えばこのホリデー・シーズン中に抹茶ケーキを作って、それだけでは物足りなくて餡ソースまで作ってしまいました。全く、食べてばかりですね、この季節。
3 yuki January 10, 2008 @ 10:42 am
こんにちは
納豆、うちも作りますよ。
私が納豆県出身なので、どうしても食べたくなるんですよ。
ですが、この辺では3パック$3するので、なかなか買えない。
LAでは3パック$1だったので、すっごく高い気がしちゃうんですよね。
私の場合、3パックのうちの1つを半分出して(冷凍してある状態で包丁で切る)、残りは冷凍庫で保存。その後数回は、その最初に出来たパッチを使って納豆作りし、菌が弱ってきたような?気がしたら、新たなのを投入します。3パックで半年近くいけます(笑)。
お豆は大豆に拘らずになんでもOKですよ。
私は30過ぎまで日本にいたので、味覚は完全に日本人のもの。
でもこっちで、それも田舎で日本食を続けようと思うとそれなりに手間もお金もかかっちゃいますよね。
そんな余裕ないので、うちは『現地調達できるもの』が基本ですが。
でもそんなんなので、とりあえず何でも作っちゃいますね。
梅干もミソも作りたいですねぇ。
4 mayumi January 11, 2008 @ 11:31 am
yukiさんはそう言えば、「納豆県」のご出身でしたね。じゃ、やっぱり手作りしても食べたくなるのでしょうね。私が買う店も、3パックのものは3ドル以上します。日本で納豆を買ったことがないので、これが高いのか安いのかよく分かりませんが、しょっちゅう買いに行ける距離ではないので、大事に持ち帰った納豆を元に納豆作りに励みます!元の納豆からできたものを使い回して、数回は大丈夫ですか。3パックで半年いければ、大助かりです。そうそう、納豆の作り方を学んでいた時に、大豆に限らず他の豆でもいいことを知りました。
私の味覚は、色々なものが混じり合っています。ですから、和食がなくても大丈夫ですが、和食は健康に良さそうなものが多いので、そういう意味では食べたくなります。ただ、家も日系スーパーに簡単に行けるというわけではないので、現地調達できる素材を和食風に味付けしたりというアレンジされたものですけどね。
梅干しや味噌ですか。家の方では、まず梅が手に入らないかな。少なくともお店で売っているのは見たことがないですねぇ。
5 yuki January 11, 2008 @ 11:57 pm
日本だとセールで88円とかで買えるのではないでしょうか。あの3つ入りの物です。こう考えるとやはり高いですね。
それに加え、日本だといろいろ新製品が出たりして
「基本はおかめ納豆かくめ納豆!」と思っている私には
あまり必要ありませんが、皆さん選べるようで良いですね。
そうそう、半年いけます!かなり経済的ですね。
私は具合が悪くなると、無性に納豆が食べたくなります。
納豆県では給食にも納豆でますし
離乳食代わりにも納豆を食べて育ちますので
やはり欠かせません。
納豆Loveですね(きゃっ、恥ずかしい!)
和食は体に良いんでしょうが、塩分には気をつけたいですね。何にでも醤油をかけたくなっちゃって困ります。
梅はこの辺で買えるのか分かりませんが、LAでは買えました。
やはり便利なところだったんだなと思います。
6 mayumi January 12, 2008 @ 1:39 pm
yukiさん、三パックセールで88円ですか。同じ物がこちらではかなり高く売られているということですね。おかめ納豆のタカノフーズのサイトを見てみましたが、色々な種類があるんですねぇ。しそフレーバーシリーズには、「青じそ風味納豆」なんていうのもありましたよ。発酵コラーゲン納豆は、お肌に良さそうですね!年末に入手したおかめ納豆三パック、大事に使って半年もたせましょう(笑)。
具合が悪くなった時に食べたくなるものは、その人が育った環境をよく反映しているように思います。北米では、病気の時にはチキンスープですが、私は病気の時に食べるスープは固形の肉がゴロゴロ入っているものより、野菜がとろけそうなほど煮てあるものの方が好みです。雑炊もいけますね。私の味覚は、かなり和洋折衷ですね。
そうそう、和食の塩分はやはり気になりますね。醤油も味噌も塩分が多い食品ですからねぇ。
LAは、国内でも特別だと思いますよ。私はCAはSF近辺にしか住んだことがありませんが、そこにいた時に「ここしか知らなかったら、アメリカという国の印象がずいぶん違ったものになっていただろうなぁ」とよく思いました。数年ぐらいの短期間住むには、日本の生活に慣れている人でもそれほど苦労せずに過ごせるという意味で住みやすい場所と言えるでしょうね。でも、この国は全体的には大きな田舎で、所々にLAのような都会があるという構造になっているような気がします。
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