南へ(2)

午前中は、かなり本格的に仕事。集中力を要する仕事で、三、四時間根を詰めてやっていたら、ぐったり疲れてしまいました。お昼ご飯を挟んで、午後は割とカジュアルに仕事の話になりました。晩は招待主のお宅でディナーがあり、総勢16名ほどが招待されていました。ゲストは初対面の人ばかりでしたが、ホスト夫妻が要領よく紹介してくれて、ほぼ全員と話をすることができました。私よりもずっと年配の人が多かったのですが、色々おもしろい話を聞かせてもらいましたよ。
ディナーは、地元のケイタリング・サービスに特別に注文して作ってもらったという和食風。アペタイザーは、食べ易い大きさにしたマグロのお刺身。そして温うどん。アペタイザー二番は鮭料理。メインディッシュは肉料理。デザートは日本風のカスタード・プリン+季節の果物。ポーションもちょうどよく、ディスプレイにも工夫が凝らしてありました。新しい料理が出される度にヘッド・シェフからの説明があったのもよかったです。
そして何よりも素敵だったのが、器。全てホスト夫婦が日本で買い求めたものだそうですが、料理がとても映える器が使われていて、感心しましたよ。テーブル・セッティングも素敵でした。センター・ピースはお宅の庭から調達した梅の花。それに少し菜の花を添えることにより彩りと春らしさが増しています。それが、石に穴を開けただけのようなシンプルな花器に生けてあり、テーブル・ラナーを使う代わりに、このセンター・ピースに合わせて小石と折り鶴がテーブルの中央を走る部分に配置してありました。こういうシンプルなのにキラリと光る演出はなかなか難しいと思いますが、非常に効果的になされていましたよ。そして、料理は基本的に箸を使うことになっていたのですが、ほとんどのゲストは問題なかったようです。
ほぼ夜中までのディナーで、色々な人と色々な話をして、とても充実した時を過ごすことができました。
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