なぞの日本語

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先日、キッチンを徹底的に掃除したことについて書いた時に(10月21日のエントリー「磨きながら考えた」参照)、キッチン・ストーブの鍋などを直接置く架台の部分の名前が分からず、そのままになっていました。その後、そのエントリーにコメントを下さったdoggieさんのヘルプにより、それが日本語では「五徳」と言う名前であることが分かったのですが、さらにそれについて調べていた時に、謎の日本語に遭遇。それは、「コンロフラットスペーサー」。ある商品の名前なのですが、日本に住んでいる人なら、この言葉を見てその商品がぱっと思い浮かぶのでしょうか。

私は何のことかさっぱり分かりませんでした。「フラット」と「スペーサー」は英語をカタカナ表記したもののようです。しかし、「コンロ」は?その商品の説明を読んで、この「コンロ」が「こんろ」つまり「焜炉」であることが分かりました。「焜炉」が一般的にカタカナ表記されているのは、「焜炉」の「焜」が常用漢字でないためであり、外来語だからではありません。それと外来語である言葉をカタカナ表記したものをひとまとめにして一つのカタカナ語として提示されたら、全く訳が分かりませんよね。

この「コンロフラットスペーサー」ですが、これは要するに「コンロ」と壁の間のスペースを有効利用しようという道具であるようす。北米の「コンロ」に当たるものはkitchen stove(キッチン・ストーブ)、あるいは単にstove(ストーブ)と言いますが、これは一般的に電気やガスで調理する部分が上部にあり、その下の部分はオーブンになっている一体化したユニットです。そのユニットをキッチンの然るべき場所に設置して使います。ですから、「コンロフラットスペーサー」のような物が必要になることは稀だと思いますが、日本の場合は「コンロ」のユニット自体の形体と設置の仕方が違っているのでしょう。

それにしても、日本語で書かれたものを色々読んでいると、時々びっくりするような言葉に遭遇することがあります。まあ、この「コンロフラットスペーサー」の商品名を全部日本語にしなさいと言われたら、「コンロと壁の間のスペースを有効利用するための道具」などと、非常に説明的なものになってしまい、売れるものも売れなくなるのかもしれません。だから、「コンロ」と英語の「フラット」「スペーサー」を組み合わせて商品名にしたのでしょうが、こういうの、非常に分かりにくくて困ります。日本語は、ただでさえ省略語が多くて、意味が分からず調べなくてはいけないことが多いのに、このような複合語、それも言語を混合した複合語が蔓延っていると、辞書なしで理解するのが困難になりそうですね。

今日の写真では、幸の左耳が「フラット」になっていますね。

今日の幸飯:

ターキー肉、ターキー内臓肉、サツマイモ、ニンジン、ブロッコリ、セロリ、リンゴ、パセリ、キャロブ、ケルプ、アルファルファ、生姜、ガーリック、マツヨイグサ油、サプルメント

November 26 2006 | Thoughts | Comments

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