獣医へ

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先日、狂犬病ワクチンの有効期限が切れていることに気付かなかったために、居住地への犬の登録更新ができなかったことを書きましたが、今日やっとワクチン接種に行って来ました。

幸が生後三ヵ月からお世話になっている獣医がいる動物病院は、州内ではなく隣の州にあるのですが、獣医4名(うち2名は非常勤)、テクニシャン2名、アシスタント4名、その他受け付けなど6名からなる病院です。4名の獣医の一人がこの病院のヘッドなのですが、幸は家に来てからずっとこの女性の獣医にお世話になっています。

ワクチン接種は普通、獣医ではなくテクニシャンの人が担当します。しかし、幸のように過去にリアクションを起こしたことがある犬の場合は、この動物病院では獣医が担当することになっています。それで今朝電話して、「近日中に予約をしたいんですけど」と言うと、「今日の午後に空きがあるのですが、来られますか」という返事。テクニシャンにしてもらう場合には、その日に電話すればその日中に予約が取れることがほとんどですが、獣医の場合、特にこの人のように大小の動物どちらも診るこの獣医の場合、farm call(ファーム・コール)と言って近隣の農場などに出張診察に行っていることも珍しくないため、急患でない限りその日中に予約が取れるのは珍しいことです。

その日の一番遅い予約時間でした。幸が診察室で粗相をするのを防ぐために、まずは「幸空っぽ作戦」を実施。幸は慣れない所に行くとまずは#1をして、その後必要であれば#2をします。ですから、この動物病院の敷地内を使わせてもらったのですが、ここは舗装されていないために、解けた雪とぐちゃぐちゃになって泥とで、かなりぬかるんでいました。それでも幸は、何とかお仕事終了。

受け付けで幸の名前を言ってから待合室で待っていると、すぐに診察室の方に通されました。どの動物病院でもそうですが、患畜同士がなるべく接触しないため、待合室で過ごす時間が最短になるように配慮されています。この日も待合室には誰もいませんでした。

診察室でしばらく待っていると、獣医登場。幸はこの獣医がクッキーをくれることを知っているので、いつものように愛想をふりまいていました。この獣医の診察の仕方は、なかなかおもしろいです。幸のようにサイズが小さくて、噛む、吠える、威嚇するなどの問題がない犬の場合は、床に座ってまず幸のことを観察します。幸は、もちろん興味を示して、獣医が持っている診察カードやペンなどの匂いを嗅いだり、獣医の診察着に付着した匂いを嗅いだりして好きなことをしているのですが、近くに来れば幸のことを撫で、そうしながらもオーナーである私に色々質問をしていました。今日の診察は特に念入りで、恐らく犬がある年齢以上になると加齢から来る問題をなるべく早く見つけることが重要になって来るため、いつも一緒に暮らしているオーナーに色々話を聞くことが必要になるためだろうと思います。

色々基本的なことを聞かれました。幸の健康状態の全般から、体重管理、関節に異常が見られることはないか、歯の状態、食欲、その他いろいろ。そして、去年膝を怪我した時の後遺症がないかどうかも聞かれました。高い所から飛び降りたり、階段の上り下りはさせないようにしている旨を報告。幸のことを観察していた獣医は、「この犬はずいぶんalertだわねぇ」という感想。Alertは、「機敏な」とか「敏捷な」という意味ですが、幸ぐらいの年齢の犬はそんなにalertでなくなるものなのでしょうか。幸のこのパキパキした性格が失われたら、幸らしくなくなってしまいますねぇ。

ずいぶん色々話をした後で、触診開始。この時も診察台に乗せることはなく、幸は床に立ったまま、私が軽く首輪を持った状態で行われました。心音を聞く時も同様です。口の中の検査の時は、私がいつも幸の歯磨きをする態勢で膝の上にだっこで。肝腎の狂犬病のワクチン接種の時は、幸が針を見てびっくりしないように、私が立ったままだっこして、幸に話しかけている間に獣医は幸の後ろ脚に注射。幸は針が刺さったことにも気付かなかったようです。それで無事終了。

大事を取って、その後しばらく診察室で獣医と話していましたが、幸は全く平気なようでした。それで、受け付けの所で会計をしようと出て行くと...。

そこはかなり込み合っていました。その中に、ずいぶん前に隣に住んでいた女性がいました。その当時は、時々呼んだり呼ばれたりで交流があったのですが、その後彼女が州外に引っ越し、私も引っ越したので、会うこともなくなりました。実は、この人は同じ職場に勤めているのですが、部署が全く違うために職場で会うことも全くなかったわけです。彼女は当時ビーグルを飼っていたのですが、今はシェルターから引き取ったブラックラブとダルメシアンのミックス犬と暮らしているそうです。今日獣医に来ていたのは、その犬の歯が折れてしまい、それを近々抜く手術をするので、それまで化膿したりしないように抗生物質を受け取りに来ていたわけです。

本当に久しぶりに会ったので懐かしく、ずいぶん話し込んでしまいました。その間にも、薬を取りに来る人、診察室から出て来て会計をする人、手術後の患畜を受け取りに来る人などで、その辺は込み合っていました。さらに、もうその日の通常診察は終わりに近い時間だったこともあり、テクニシャンの人達もその辺で片付けをしたりしていて、その人々が幸を見つけてなでなでし、それが延々と続きました。幸はこの日、少なくとも10人以上になでなでされたことでしょう。

かかった費用は以下の通り。

診察費:$26.25
狂犬病のワクチン接種:$15.50
計:$41.75

このワクチン接種は3年間有効なので、次回は2010年になります。

今回獣医と話したことの一つに、ペット保険のことがありました。幸い、幸は今まで大きい病気も怪我もしたことがないのですが、加齢により慢性的な症状が出て来たりした場合、薬代もばかにならないですし、手術をするということになれば、四千ドル、五千ドル(約40万、50万円)というお金がかかることも珍しくありません。ペット保険の存在は以前から知っていて、いくつかポリシーを比較してみたこともあるのですが、今までそれほど必要を感じたことがないこともあり、結局まだ加入していません。しかし、獣医のアドバイスも検討してみる価値があるかもしれません。

今日の幸飯:

鶏肉、鶏内臓肉、納豆、サツマイモ、ニンジン、ブロッコリ、セロリ、リンゴ、パセリ、キャロブ、ケルプ、アルファルファ、生姜、ガーリック、サフラワー油、サプルメント

March 13 2007 | Sachi | Comments

2 Responses to “獣医へ”

  1. 1March 15, 2007 @ 10:21 am

    日本では相変わらず狂犬病ワクチンは毎年接種です。でも、犬の鑑札発行は飼い始めの最初に登録するだけですから、ワクチン接種率はとても低いようです。
    我が家も今年はスバル(雄の子犬が残りました)の接種がありますが、繁殖を控えているモアナは免除申請の予定です。日本も三年ごとにはやくなってくれるといいのですが。。。

  2. 2 mayumi March 15, 2007 @ 12:01 pm

    秋さん、こんにちは。
    日本では狂犬病のワクチン接種は毎年ですか。
    でも、毎年受けているケースは少ないということですか。
    狂犬病ワクチンの接種が済んでいなければ登録できないシステムでなければ、してもしなくても分かりませんからね。
    こちらは三年に一度ですが、ワクチン接種の証明書を出さないと登録更新ができないだけでなく、ケンネルに預けたり、犬のトレーニングのクラスに行ったり、あるいは国境を越えて旅をしたい場合等、それができないことになります。
    狂犬病が存在する国ですから仕方がないのでしょうが、反対にそれぐらいしてくれた方が、犬飼としては安心ですが。

    スバル君が秋さんの家族に加わることになったのですね。
    モアナちゃんの一人息子ですよね。
    女の子達はそれぞれ巣立って行ったわけでですね。

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