利き手

人間の90%は利き手が右手で、残りの10%が左手だそうですね。しかし、それぞれのタスクによって左右使い分けている人もいるのが事実。実は私もその一人です。自分の利き手を知る方法の一つは、腕を組んだ時と両手の指を合わせるように組んだ時に、どちらの腕/親指が上に来るかだそうですが、皆さんはいかがですか。私の場合、どちらも左が上に来ます。右腕が上になるように腕を組もうとしたら、一瞬どうしたらいいか迷って、腕を色々な方向に動かしてしまいましたよ。両手を組む場合も同様。右親指が上に来るように組もうとすると、非常に不自然。
字を書く、お箸を持つなど、子供の頃に教えられたことはほとんど右手でしますが、その他のことは合理的に左右を使い分けているようです。その使い分けに何か法則があるのではないかと前々から思っていたのですが、私の場合はどうやら以下のように分類できそうです。
1)物の構造による使い分け
これは利き手の左右に限らず皆さんしていることだろうと思いますが、タスクによってではなく物の構造によって、より使いやすい方を選択している例です。例えば、家の冷蔵庫はドアのヒンジが左側についているので、そこを軸として開閉します。この場合、右手で開けようとすると体を捻ることになるので、左手で開けた方が開けやすいわけでよね。ですから、この冷蔵庫のドアの開閉には左手を使います。右側にヒンジがついている冷蔵庫だったら右手で開けると思いますが、あまりそのタイプのを使ったことがないので、これは不確か。しかし、確かなのは車のシートベルトの例です。運転席に座っている時には、シートベルトの金具の差し込み口が自分の右側にあるので、つまり、左肩から右腰に向かってシートベルトを締めるので、右手で差し込みの金具を掴んで差し込んだ方がやりやすいです。しかし、助手席に座っている場合、金具の差し込み口は左側にあるので、左手で金具を持ってスルスルとベルトを伸ばして差し込み口に入れる方がやりやすいです。これは、同じタスク(この場合金具を差し込口に入れるという作業)をする場合でも、物の構造によって左右の手を使い分けている例ですね。
2)物の作りによる使い分けが習慣化して定着したもの
1番の「タスクではなく物の作りによっての使い分け」が習慣化して、「物の作りではなくタスクによる使い分け」に変化して定着した例。例えば、洋服のボタンをしたり外したりする場合。女性用の服はたいてい合わせの右が上に来るようになっているので、左手の指を使って合わせの部分の下から外したり、左手で合わせの部分を持って、そのまま被せるようにボタンをするとやりやすいわけです。右手でしてみましたが、手をねじ曲げるようになり、非常にやりにくいです。合わせの左が上に来る服を着ることはほとんどないので、どちらのこのタスクに手を使うか不確かだったのですが、男性用のボタン付きトレンチコートを貸してもらって実験したところ、その構造の違いにもかかわらず、「ボタンをする」というタスクが習慣化した左手でしていました。さらに、自分が着ている洋服でない例も実験してみました。これには、幸を起用。幸の赤いクリスマス・セーターは、合わせの右が上になるように作られたボタン付きセーターです。これを幸に着せる時と脱がせる時にボタンをどちらの手でしたり外したりしているか観察してみたのですが、やはり左でした。ということは構造に関わらず、「ボタンをする/はずす」というタスクは左手で行うものとして定着しているようです。これは、通常左手でした方がしやすい洋服を着ているために、それが習慣化した例だと思います。
3)タスクの位置による使い分け
例えば、電話がかかってきて受話器を取る場合、どちらの手を使いますか。今、私のオフィスの電話は机の左側に置いてあるので、そちらの方が近いですから左手で取ります。しかし、電話が右の方に置いてあったら、わざわざ交差してまで左手を使うことはせず、右手を使うだろうと思います。もう一つの例は、髪をかきあげる、髪を耳の後ろに持って行くという動作。私は、左の方の髪をかきあげる場合には左手を、右の方には右手を使います。その方が近いから。髪を耳の後ろに持って行くという動作も、左耳には左手を、右耳には右手を使います。左耳の後ろの方に髪を持って行きたい場合、右手を使うと手と腕が顔の前をクロスすることになり、不便です。これらは、タスクの位置によって、左右の手を使い分けている例ですね。
4)タスクによる使い分け
単純に、タスクによって左右のどちらを使うか決まっている場合もあります。例えば、ジャーの蓋を開ける時は、ジャーの本体を右手で持って蓋を捻るのは左手です。ローションのカパッと開いて開けるタイプの蓋も、本体を右手で持って蓋を開けるのは左。左の方が握力があるので、力仕事はたいてい左です。
5)文化的・社会的に期待されていることによる使い分け
例えば握手。この文化では右手ですることが期待されていますから、もちろん右を使いますが、これも習慣化して慣れているので、別に不便を感じません。幸と「シェイク」する時は、幸の右前足の時は私が右手を出しますが、左前脚の時も右手をだします。これは、右—右の時は私の腕が体の前をクロスしても、習慣化しているために不自然ではありませんが、左—左の時にはやはり不自然であるためでしょう。「ハイファイブ」は、幸の左前足を使います。人間とする時には右—右ですが、同じ側の方がしやすいので、幸の左前足+私の右手で落ち着いています。しかし、幸の右前足+私の左手のバージョンもありますよ。
普段何気なくしている行動を観察してみると、なかなかおもしろいですね。
今日の幸飯:
ダック、ダック内臓肉、納豆、サツマイモ、ニンジン、ブロッコリ、セロリ、リンゴ、パセリ、キャロブ、ケルプ、アルファルファ、生姜、ガーリック、サフラワー油、サプルメント
2 Responses to “利き手”
1 miyuki March 28, 2007 @ 12:09 pm
おひさしぶりです。いつもさっちゃんに癒されてます!
左利きと右利き、私も指を合わせて組む時と腕を組むとき、左が上でした。以前庭仕事をするときの大きなシャベルの持ち手が握り手が左か、右かを考えたことがあるのですが、雪かきの時、両方使っていることを発見。ただ、はさみは左では使えません。力の入れ具合が右のほうが上手にできるようです。紙を切るのに微妙な力の入れ具合が必要だからでしょうか。左利き用のはさみだと切れるには切れるのですが・・・。
今度洋服のボタンかけをするときも自分がどちらを使ってるのか???悩みそうです。(笑)
2 mayumi March 28, 2007 @ 3:31 pm
私も幸に癒されていますよ。私が幸を癒しているかどうかは分かりませんが。
雪かきの時は両手ですか。雪かきは力が要るので、私はシャベルを両手で持ちますが、両手で持つものの場合は、どちらの手が上に来るかを見るといいそうですよ。ハサミは、左手用のを使ったことがないので分かりませんが、これも習慣から右手を使いますね。
どちらの手でも、同じタスクが同じようにできればいいのですが、私の場合そういうわけではないようです。
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