膝保護対策

今日幸と散歩していた時に、「柴犬でしょ?珍しいですね、この辺では」とある女性に話しかけられました。その人も犬(キースホンド)を連れていたのですが、幸と挨拶させたかったようです。犬社会のルールを弁えている犬と挨拶させるのは全く構わないのですが、幸が遊びモードになり飛び跳ねると困るので、事情をお話しして幸をだっこした状態でこの人と立ち話をすることにしました。
その人が、「この辺では柴犬を見かけないけど、一頭だけ知っているわ」というのでその犬の名前を聞くと、私も知っている犬。幸も何度か会ったことがある胡麻柴のイト君です。またその人は、「キースホンドもあまり見かけないわよね、この辺では」と言うので、今度は私が「知っていますよ、一頭」と言うと、次の瞬間には二人で同時にその犬の名前を言っていて、笑ってしまいましたよ。幸の散歩コースのお宅に住んでいるブリンカちゃんなのですが、犬社会のネットワークは意外とタイトなのかもしれませんね。
さて、幸が膝蓋骨脱臼と診断されて、ほぼ一週間になります。幸を運びながらの散歩を始めた当初は私の体がもつかどうか非常に心配だったのですが、人間の体も順応力がかなり高いようで、数日前から全く平気になりました。もちろん、幸をだっこしながら歩くのは重いことは重いです。しかし、当初のように筋肉痛になるということはなくなりました。幸は運動不足になっていると思いますが、私の方はいつもよりも運動量が増えているかもしれません。歩きながらウエイト・トレーニングをしているようなものですからね。
この一週間、幸の膝についていろいろ考えてみました。8歳という年齢になってからこのような事故が起こったのは本当に残念なことで、今でも考える度にやりきれない思いに苛まれます。幸が小さい頃から、老犬になって加齢のために足腰が弱るのは仕方がなくても、怪我による後遺症が残るようなことだけは避けたいとずっと思って気をつけてきました。幸い幸は、先天性の膝蓋骨の問題はないですし、家の中で二階への立ち入りや家具に乗ることが禁止されていることから、滑りやすい階段の昇降、ベッドやカウチなどの家具からの飛び降りもありません。それに、腰や膝に負担がかからないように、肥満にも極力気をつけてきたつもりです。しかし、事故が起こる時は起こるものなのですよね。そして、既に起こってしまったことは仕方がありません。
先週の土曜日に獣医の所に行った時に、「一週間は絶対安静。その後は少しずつ慣らしていく」ということだったのですが、この一週間、極力膝に負担がかからないような生活に心掛けて来て、靭帯が元の状態に戻ったかどうかは分かりません。しかし、体には自然治癒力があるはずなので、少しずつ快方に向かっていると信じたいものです。
幸の膝のことがあってから、幸の生活スペースを総点検してみました。幸は平日、毎朝私と一緒に「出勤」し、私が仕事をしている間はオフィスの惰眠貪り用ベッドで過ごしています。私のオフィスの床はカーペット敷きで、廊下も同様です。ですから、オフィスの中で歩き回る時には、足が滑るということはないはずです。しかし、この建物に入るためには石の外階段があり、建物に入ってからも私のオフィスにたどり着くためには2セットの階段を上らなければなりません。建物内の階段には滑り止めが付いていますが、傾斜がかなりあるので、幸が仔犬の頃は、特に降りる時にはだっこしていました。今は外階段、そして建物内の階段共に、だっこで昇降しています。階段、それも傾斜が激しい階段の昇降は膝に負担がかかる原因になるはずですから、これはしばらく続けるつもりです。
仕事が終わると、夜幸は私と一緒に家に帰って来るわけですが、家の中は「幸プルーフ」にあまりなっていないことに気付きました。まず、床。家中の床の大部分は木製で、日本では「フローリング」と呼ばれているタイプのものです。この家の床材を決める時に、大まかにカーペットか木製かの選択肢があったわけですが、幸の足のためにはカーペットの方が望ましいのは分かっていました。しかし、カーペットを表面だけでなく内部まで清潔に保つためには、定期的にプロフェッショナルによるクリーニングが必要ですし、塵や埃によるアレルギーを考えた時には、やはり掃除が行き届く木材の方がいいと判断しました。妥協案として、幸が家にいる時間の大部分を過ごすリビングには、かなり大きなカーペットを敷くことに。
幸と遊ぶ時、幸が一人で遊んでいる時にはそのスペースを利用しているので、問題ありません。しかし幸が食事をする時には、リビングからキッチンへ移動するわけです。リビングからキッチンへ移動するためには、ダイニング・ルームを通ることになるのですが、この三つの部分にはそれぞれ違う三種類の床材が使われています。実は、違うのはキッチンだけなのですが、カーペットが敷いてあるリビング、木材がむき出しのダイニング、そして、タイル素材のキッチンです。
幸は、私が幸飯の支度をし始めると、キッチンに走って来ます。リビングからキッチンまで幸が走って来るためには、まずはグリップがしっかりしたカーペットの表面を走り、次は木材、そして滑りやすいタイルとなるわけです。カーペットの上を走っていたのと同じ調子で走って来たら、木材やタイルの部分では足に負担がかかるはずですよね。この一週間は、走ろうとする度にそれを止めていました。
先週三ヵ月ぶりに復帰したオビーディエンス・トレーニングのクラスも、しばらくお休みです。来週以降は参加しても大丈夫だと思いますが、ジャンプの練習は控えた方がいいかもしれません。幸は、ジャンプしたり、リトリーブしたりするのが好きなので、それがしたくてクラスに行っているようなものなのですが、膝に負担がかかることを避けるためには、仕方がありません。
幸が5歳になった頃から、コンドロイチン+グルコサミンのサプリメントを毎日飲ませています。これらは元々体内に存在するものですが加齢と共に減少するので、使用し始めた当時は将来的にそれを補う目的でした。ですから、規定量の半分を毎日与えていたのですが、幸の8歳という年齢と今回の怪我による膝への影響も考慮し、毎日規定量を与えることにしようと思っています。その他、カルシウム不足にならないように配慮する必要もありますね。
怪我が起こったことは災難でしたが、それによって幸の生活について再考する機会が与えられたのは、よかったのだと思います。Think positively!
今日の幸飯:
雉肉、雉内臓肉、サツマイモ、ニンジン、ブロッコリ、セロリ、リンゴ、パセリ、キャロブ、ケルプ、アルファルファ、生姜、ガーリック、マツヨイグサ油、アップルサイダー・ビネガー、サプルメント
2 Responses to “膝保護対策”
1 秋 September 30, 2006 @ 11:24 am
カルシウムのサプリですが、もし服用させるのでしたら、天然のものをお勧めします。カルシウム過剰による骨の形成異常が多いそうなのです。天然のものであれば、体内のホルモンがきちんと反応して過不足を調整をするのですが、合成の場合、生体の反応がよくないそうです。
2 mayumi September 30, 2006 @ 1:53 pm
秋さん、
アドバイス、ありがとうございます。カルシウム過剰摂取による身体への悪影響は、仔犬の段階で問題になることを聞くのですが、これは成犬以上の犬でも同様でしょうか。
現在、カルシウムのサプリは使っていないのですが、本来ならば食物からの摂取で十分だといいのですがね。
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