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今週のクラス

私が不在だったために6月からクラスをお休みしていて、やっと9月の半ばにクラスに行ったと思ったら、今度は幸の膝の怪我でまたお休みしなければなりませんでした。幸は大丈夫そうだったのですが、先週は大事を取ってお休み。しかし、距離は短いものの今は普通に散歩しているのですから練習ができないはずはなく、今週はクラスに出席することにしました。
・参加メンバー:ESS、柴犬、シェルティ、ブラック・ラブ、オーストラリアン・シェパード、イエロー・ラブ、ブラック・ラブ
最後のブラック・ラブは新入りです。この子はまだ競技オビーディエンスに慣れていないというか、一般オビーディエンスのクラスでもう少し練習して来た方がいいんじゃないかな、というレベル。他の犬がとても気になるようで、ステイの時には他の犬の所に遊びに行き、邪魔されても動かなかった犬達にはいい「気が散る要素」になっていましたよ。ステイの時に「気が散る要素」に使えるのはいいのですが、リトリーブやリコールなど、この犬がオフリードになっている時にハンドラーを無視した行動を取られると、非常に迷惑です。そしてこのハンドラーがまた問題で、「なんで私が言ったようにできないのかねぇ。ちゃんとしないと酷い目にあわせるよ」というような事を犬に向かって言うんですよ。本人は犬に向かって言っているつもりでも、まわりにいて英語が意味のある言語として理解できる私達にしてみれば穏やかでなく、トレーニング・ルームの雰囲気が一瞬緊張しました。
犬が思うように動かないと、イライラして犬に向かって暴言を吐くハンドラーを今までにも何度か見たことがありますが、そのようなネガティブなトレーニング方法は、私は効果的ではないと思います。まず、犬にフルセンテンス・レベルで文句を言ってみても、犬がどれほど理解できているかは非常に疑問。怖い顔をして言えば、何かネガティブなことを言っている程度の理解はできると思いますが、だからどうしたらいいのかは分かるはずありません。私も幸にフルセンテンスで話しかけることがありますが、それはとりとめもない、どうでもいいことを言っているに過ぎません。私が幸に何かを要求している場合には、単語レベルのコマンドを使用します。幸の行動が私が期待するものでなかった場合にも、一言だけ。フルセンテンスで犬に何かを伝えようとする時のマイナス点は、そのセンテンスがいつもちょうど同じだとは限らないことです。その点単語レベルなら、同じ意味を持つ別の単語をあやまって使ったりしない限り、ある状況の時に犬はいつも同じ言葉を聴くことになりますよね。
第二点目としては、犬をトレーニングする目的は人それぞれだと思いますが、共通しているのはトレーニングを通して、「犬との関係をより良いものにしたい」ということではないでしょうか。犬に自分が期待していることを理解させ、自分も犬の学習スタイルを把握するという場面において、犬が自分が思うように動かなかったからと言っていちいち切れていたのでは、かえって犬との関係を悪くしているような気がします。
私がこのブラック・ラブのハンドラーに会ったのは今回が初めてだったのですが、この人はこの近辺の「犬社会」では長く活躍している人のようで、他の経験が長いハンドラー達は「あれがあの人のトレーニング・スタイルだから」と諦めたように言っていました。トレーニング・スタイルにも、そのハンドラーの性格が反映されるということですよね。
困った子は実はこのブラック・ラブだけでなく、新入りのイエロー・ラブもです。この犬はなぜか幸に興味を示し、幸は滅多にしないのですがこの犬に向かって吠えていましたよ。ハンドラー達も、「幸が吠えて他の犬に注意したのを初めて見た」と言っていましたが、それほどしつこくされたということでしょう。幸にしてみれば「なんなの、この若造は。ここは練習する場なんだから、邪魔しないでよ」という感じだったのでしょうか。一度幸にガツンと言われてからは、その犬は幸にはちょっかいを出さなくなりました。この犬は、実は私も敬遠したいタイプ。跳び付きの癖が直っていないために私も跳び付かれたのですが、年は若くても体はもう十分大きいんですよ。それもチャビーなラブなので、思いっきり跳び付かれると結構重さを感じます。ハンドラーは「すみませんねぇ」とずいぶん恐縮していましたが、トレーニング・ルームで他の人に跳び付くような犬を連れていたら、私はかなり恥ずかしい思いをすると思います。競技オビーディエンス以前の問題として、まず跳び付き癖を直すことが先決ではないですかね。
さて、練習はいつも通りで、するべきことを一通りしました。ヒール・パターンの練習、八の字(CDXの練習をしている犬はオフリード)、ステイ(ハンドラーは犬の視界から消える)、シグナル練習、moving stand、ダンベルのリトリーブです。シグナル練習は、ヒールで歩いて行き、ターンをしてからしばらくすると「犬を立たせて」の指示が出ます。犬はハンドラーと一緒に歩いているのですから、もちろん立っているわけですが、犬は立ったまま静止の状態になります。そのままハンドラーだけ歩き続け、犬の方に向き直り、「立った状態から伏せる」「伏せた状態から座る」「座った状態から呼び寄せ」「フィニッシュ」を全てハンド・シグナルだけで犬に指示します。幸は「立った状態から伏せる」時にまだ私の方に向かって数歩動くので、トレーナーから家でも練習するように言われました。犬が近寄って来られないほど近くで指示を出すことから始め、段々距離を広げていったら、ということなのですが、一度私の目の前で指示が出ると理解すると、私が離れた所にいたらどうなるかなと少し心配。まあ、しばらくその方法でやってみることにしましょう。
クラスの後半はジャンプ三種類を使った練習になるのですが、幸にはまだジャンプの練習をさせたくなかったので、私は前半だけで終わりにしました。
幸のクラスメート、頑張っていますよ。シェルティは、ラリー・オビーディエンスの一番高いタイトルが先週取れたそうです。競技オビーディエンスをしている犬にとってラリーはそれほど難しくないと思いますが、一位だったそうですしよく頑張りましたよね。
トレーナー宅の二頭のラブが今週末出産予定だそうです。ラブは多産ですが、一頭は11頭、もう一頭は10頭の予定だとか。想像できますか、20頭以上の仔犬が一度に生まれるなんて!トレーナーは、この先数週間新聞が大量に必要になるので、家にあるのを是非クラスの日に持って来て欲しい、と言っていました。そうでしょうねぇ。この仔犬達がそれぞれのお宅に巣立つ前に、一度皆で集まってパーティをしようということになっています。楽しみ〜。
今日の幸飯:
ウサギ肉、ウサギ内臓肉、サツマイモ、ニンジン、ブロッコリ、セロリ、リンゴ、パセリ、キャロブ、ケルプ、アルファルファ、生姜、ガーリック、マツヨイグサ油、サプルメント