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不在中犬は?

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今朝の出勤時の気温、32度でした。これは摂氏だと0度。幸地方、寒くなって来ました。幸は例年のごとく「ヒーター犬」になっていて、「あら、いない」と思うとカウチの裏などの狭い隙間に入り込んで、ヒーターにへばりついています。犬も暖かい所が好きですよね。

今日は、「不在中犬をどうするか」について。これは、私が幸を迎えることにした時に、一番考えたことです。私はフルタイムの仕事をしていて、年に数度ですが仕事の旅及び仕事がらみの旅があり、数ヶ月に渡る長期の出張もあります。プライベートでは、年に数度旅行することがあり、海外に行く場合にはその期間は一週間から二週間ほどになります。プライベートの方は調整することができますが、仕事はそうはいきません。ですから幸を迎えることにした時に、不在中幸をどうしたらいいかは最大の心配事でした。先日この件についてメールで問い合わせがあったので、いい機会ですから私の場合について、そして他の可能性についても書いてみたいと思います。

「不在」にも色々な不在の仕方がありますが、二つのレベルに分けて考えてみましょう。一日のある期間不在にする場合(日常レベルでの不在)、そして泊りの場合及び長期間の不在の場合です。

1)日常レベルでの不在

フルタイムで仕事をしている人のほとんどは、一日の大部分を職場で過ごすわけですから、「犬連れ出勤」ができる環境でない限り、犬は家で留守番することになります。私の職場は、幸いなことに犬に寛容で犬連れ出勤ができる環境なので、毎日幸を連れて出勤しています。幸は私がオフィスで仕事をしている間ずっとそこにいて、終わるまでそこで過ごします。私は、自分のオフィスで仕事をしている時間が一番長いのですが、一日のうち数時間はオフィスを不在にすることがありますし、用事その他でオフィスに幸を置いて出かけることもあります。

このように「オフィス犬」として過ごせる場合、犬を側に置いておくことができて安心ではありますが、「オフィス犬」にふさわしい犬になるようにトレーニングをすることが大切です。幸は、家に来た生後三ヵ月の時から約8年間オフィス犬として過ごしていますが、オフィス犬として「出勤」し始めた日から、オフィスではバタバタしない、吠えない、鳴かない、自分の物(=おもちゃ等)以外には触らない、決められた場所でほとんどの時間を過ごすなど、色々なルールを教えました。小さい頃は遊んで、寝て、遊んで、ということを繰り返して一日を過ごしていましたが、大きくなってからは私が仕事をしている間ほとんど寝ています。そのため家に帰ると、その反動でバタバタ遊びたくなるんですよね。まあこのシステムだと、幸にも分かりやすくていいと思います。

週末、私が家にいる場合は幸も家で過ごすわけですが、幸を置いて出かけることももちろんあります。幸が一歳までは、出かける時にはクレートに入れておきました。これは、幸が家の中を荒らさないようにという配慮ではなく(それまでに自由にさせておいても信頼できるほどのトレーニングはできていた)、私が安心して出かけられるためです。幸がクレートに入っていることが分かっていれば、何か危ないことをしているのではないかなどと心配する必要はありませんからね。一歳を過ぎてからクレートに入れなくなったのは、「お留守番していてね」と言うと幸は自分から「惰眠貪り用ベッド」に行き、私の不在の間ずっとそこで寝ている/大人しくしていることが分かったからです。仔犬の時はトイレのことがありますから、それほど長時間不在にはできなかったのですが、大人になってからはかなりの時間幸だけにしておいても全く問題ありません。

2)泊りを含む不在(数日〜長期)

猫の場合は、必要なものを完備すれば一日、二日なら置いておいても大丈夫だそうですが、犬の場合はそうはいきません。特に、幸のように排泄を外でする犬は、一日に数回は必ず外に連れ出す必要があります。そのため泊りを含む不在の場合、どうしても誰かのお世話になることになります。このような場合私が使うのは、ケンネルを利用するのと、お世話係をお願いするの二つの方法です。

・ケンネルに預ける

「ケンネル」はこの場合、「飼い主が不在中犬を預かってくれる施設」の意味で使っています。日本語では、「ペット・ホテル」と言われているようですが、こちらでは「ケンネル」が一般的です。色々なタイプの施設がありますが、私が知っているのは三つほど。一つは、クレートに入れておくタイプ。もう一つは広めのケージがあり、そこに入れておくタイプ。そして、「デイケア」との組み合わせのタイプ。

犬をクレートに入れておくのは長時間の場合理想的とは言えませんが、多数のクレートがあって、そこに犬を入れておくシステムのケンネルを見たことがあります。私が利用しているのは、ケージのタイプ。犬一頭につき柴犬だったらかなり広さに余裕のあるスペースがあり、スペースの半分は屋内、もう半分は屋外になっています。その間の仕切りは昼間管理人がケンネルにいる間だけ開けられ、犬は自由に外のスペース(ここも仕切られているので、他の犬との接触は無)に行くことができます。寒い地方ですから、屋内のスペースには冬場は床暖房が入っています。私はドアを取った状態で幸のクレートを持参し、屋内のスペースの一角に置いておきます。幸はクレートの中にいてもいいですし、それ以外のスペースで遊んでいてもいいわけです。ケージ内には常に水用ボールが置かれていて、食事の時間になると持参した食事を入れたボールを置いてくれます。

「デイケア」とのコンビネーションは、最近できた施設を見学に行った時に見かけました。昼間は広いスペースの中に複数の犬が入れられ、他の犬と遊びたければ遊べるようになっています。私が見た施設では、小型犬と大型犬に分けられていて、各スペースにいる係二人が、それぞれのスペースの犬達を監視していました。夜は、それぞれのケージに入れられるようです。社会化が十分にできていて他の犬と仲良くできる犬、他の犬と一緒にいても疲れない犬、他の犬と一緒に遊ぶことで運動が必要な犬の場合、このようなシステムはなかなかいいのではないでしょうか。私が見学に行った施設の場合、デイケアは一日17ドル、泊りは一晩25ドルです。

幸を初めてケンネルに預けたのは生後6ヵ月ぐらいの時でしたが、ケンネルの選択にはずいぶん慎重になりました。まずは先輩犬飼い達に意見を聞き、その人達が利用しているケンネルをいくつか見学に行き、その中から施設と管理人の質を見て選びました。私の場合決め手になったのは、幸が小さい頃からずっと利用しているケンネルのオーナーが柴犬を飼ったことがあるという事実です。この人はジャーマン・シェパード・ドッグのブリーダーなのですが、柴犬が好きで柴犬のブリーディングも勉強していたそうです。しかし、最初に飼った柴犬を交通事故で亡くし、それ以来柴犬のブリーディングは諦めたのだとか。それでも柴犬が好きなので、幸のことはビジネスではなく個人的にずいぶん可愛がってくれます。柴犬と一緒に暮らしてブリーディングまで考えていた人ですから、柴犬の性癖をよく理解しているはずです。柴犬について何も知らない人がオーナーであるケンネルより、このような場所の方が安心して預けられるのは当然のことですよね。

その他に、普通の家庭を犬の預かり施設としているビジネスもあります。私の知り合いが犬を預けているのはそのタイプで、管理人が一人しかいないため預かる犬の数は限られているのですが、その家庭のリビング・ルームで、家にいる時と同じようにリラックスして過ごすことができるそうです。

・お世話係を頼む

ペット・シッターというビジネスが存在するように、不在中犬の世話をしてくれる人材は非常に貴重です。しかし、ペット・シッターとして働いている人にも色々いて、犬が好きで、犬のことをよく理解してお世話してくれる人から、一つのビジネスと割り切って働いている人まで様々です。ですから、信頼おける人を探すのがまずキーになるのですが、私も長期不在にする時にはお世話係にお願いしています。人間のベビー・シッターと同じように家にいてもらって、幸の身の回りのお世話をお願いします。このシステムの利点は、犬の環境が変わらないこと。もちろんいつも一緒にいる人は違うのですが、自分の家にいて、自分のベッドで寝て、おもちゃや色々な物がそこにある場にいるわけですから、犬にとって他の場所に預けられるよりはストレス・レベルが低いはずです。

せっかくなら知っている人に頼んだらどうか、と思う人もいると思いますが、私はそれは避けるようにしています。ビジネスの場合、何か事故があったらプロなのですからそれなりの責任を追求することができますが、知人などに頼んだ場合は、その人との友人関係まで壊れてしまう可能性があるからです。ケンネルに預けるにしてもお世話係を雇うにしても、それなりの費用がかかりますが、私はそれは「プロにサービスをお願いする」ということで、当然の費用だと考えることにしています。

不在中家族が犬の面倒を見てくれる場合はいいのですが、そのような家族がいない場合、あるいは家族全員で出かける時に犬を連れて行けない場合には、上記のようなサービスを利用することになります。私は旅行等の計画を立てる時には、幸のケンネルにかかる費用も必ず考慮することにしています。そして、プライベートでの旅行の場合は、なるべく幸を連れて行ける場所を選ぶなど、犬と一緒にバケーションを楽しむこともできますよね。

今日の幸飯:

ターキー肉、ターキー内臓肉、サツマイモ、ニンジン、ブロッコリ、セロリ、リンゴ、パセリ、キャロブ、ケルプ、アルファルファ、生姜、ガーリック、マツヨイグサ油、サプルメント

October 17, 2006 | Dog Information | 5 Comments

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