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競技会あれこれ

この週末は二日間続けて早起きして競技会に参加したため、結構疲れました。土曜日などは、競技会に参加してボロボロの結果だったこともあり、家に帰って来てからあちこち磨いてしまったので疲れに拍車がかかり、食事の後は知らないうちにカウチで寝入っていたほど。夜中に目が覚めたら、私のことを凝視している幸と目が合いましたよ。幸の最終トイレの時間、とっくに過ぎていました。
このように二日続けて競技会に参加するのは、理想的な方法とは言えません。というのは、一日目と二日目の間に進歩の余地がほぼないためです。競技会の結果は、理想的には最初のレッグから最後のレッグにかけて段々よくなっていくべきです。そうでなければ、練習の成果があまり見られないということですからね。それと、競技会と競技会の間は、あまりあけない方がいいようです。私達の場合は、前回の参加から丸一年経っていて、こんなにあいていると勘を取り戻すのにしばらく時間がかかります。
理想的には年に数回、それも間隔を数ヶ月おいて参加するのがいいのですが、現実問題としてそれは私達チームの場合はほぼ無理。その理由は二つほどあるのですが、まず一つは時間的なこと。私は犬のトレーニングが本職ではないので、この楽しみに割ける時間は限られています。練習はなるべく定期的にするようにしていますし、クラスにも参加できる時にはするようにしていますが、自分の睡眠時間の確保にも苦労するような状態の時には、犬のトレーニングが手薄になるのは仕方がありません。
第二番目は、競技会が開催される時期と場所の問題。競技会は一年中国内のどこかで開催されているのですが、なにしろ国土が広い国のこと。家から車で片道数時間で行ける距離で行われるものというと、かなり限られて来ます。幸のクラスメートのチームもなるべく近場で行われるのに参加するようにしていますが、それでも適当な時期に適当な場所で競技会が行われない場合には、かなり遠くまで行っているようです。自分がする競技は数分でも競技会は待ち時間が長い場合が多いので、時間がかかる場所で開催される競技会に行き、さらに何時間も待ち時間があってということになると、競技に参加するまでに疲れてしまいますよね。ですから、なるべく近場で行われるのに参加した方がいいわけです。
私は今までに、二つの州の三カ所で行われた競技会に参加したことがありますが、同じ地域で行われる競技会に毎年参加していると、だいたい「常連」が分かって来ます。競技会参加歴何十年というベテランの先輩方に比べると私はまだ駆け出しで、特にオビーディエンスのリングではあまり見かけない犬を連れているせいだと思いますが、色々な人に声をかけられることがあります。うまくいった時には「いいパフォーマンスだった」と褒めてもらったり、反対のケースの時には「そういうこともあるよ。また頑張りなさい」と励ましてもらったり。全く知らない人なのに、皆さんfellow handlers達に対してそのような努力を惜しまない、そのような雰囲気があるようです。
前回までは、先輩方に褒められたり元気づけられたりしているだけだったのですが、今回はラリーの初心者のクラス(ラリー・ノービスA)に参加する人達に、私の方が同じようなことをしていました。先輩方に好い例を示してもらったため、自然にそういうことができるようになっていたのでしょう。皆、自分の出番が終わるまではかなり緊張し、誰でもいいのでその辺にいる人と話したくなるようです。クラスはBが先に行われ私はそのクラスの一番手でしたから、ノービスのクラスの誰よりも先に出番が終わったため、他の人のパフォーマンスをずっと見ていました。
その時に、全く知らない人に話しかけられました。彼女はAのクラスに出場するハンドラーで、私達と同様二日連続の参加でした。昨日のパフォーマンスはどうだったか聞かれたので、私のハンドリングミスで散々な結果だったことを話すと、彼女は昨日は失格だったそうです。理由はパフォーマンスのせいではなく、首輪に迷子札を付けたままリングに入ってしまったため。AKCのオビーディエンス及びラリー・オビーディエンスのリングでは、使用可能な首輪にも規定があり(チョーク又はフラット・カラー)、首輪には飾りやタグなど一切付けてはいけないことになっています。このハンドラーの犬は10年間アジリティで活躍して来たそうですが、年齢的にそろそろ引退の時期を迎えるので、ラリーに挑戦しようと思ったそうです。しかし、首輪のルールについては全く知らなかったそうですよ。それで彼女は、「昨日は帰りの車の中でずっと泣いてしまった」と言っていました。よほど悔しかったのでしょうね。それで、その日は家に帰る途中で新しい首輪を買い、二日目はその首輪で参加でした。
その人の出番直前のウォームアップの時間になるまでずっと話していたのですが、その頃までにはこの人に、心から頑張って欲しいと思っていました。Bのクラスが終わると表彰式があり、それで私達は退散だったのですが、Aのクラスのその人のパフォーマンスが気になって見てから帰ることに。犬はボーダーコリーですが、長年チームを組んで来ているだけあり、非常にいいチームワークでした。結果は96点でこのチームはAのクラスの一位になり、青いリボンを手にしましたよ。全く知らない人なのですが、自分のことのように嬉しかったですねぇ。
昨日家に帰って来てから、去年のラリー競技会の時のコースをもう一度見てみました。こんな感じ:
1. start
2. halt - walk around the dog
3. 270 degree left turn
4. call front - finish right - halt
5. left turn
6. 270 degree right turn
7. halt - sit - down
8. spiral right - dog outside
9. moving down
10. call front - 1, 2, 3, steps backward
11. left turn
12. 270 degree left turn
13. right turn
14. halt - down - walk around the dog
15. finish
これと今年のを比べてみると、去年のコースの方がずっと色々な動きを要求されていることが分かります。そのことに気がついた時に、トレーナーのCさんが言っていたことを思い出しました。ラリーの最近の傾向は、コース自体はそれほど複雑ではないが、ジャッジングが厳しくなって来ているということ。それほど難しい動きは要求しないので、確実にこなして下さい、ということなのでしょうか。それは、競技オビーディエンスのコンセプトと似ています。競技オビーディエンスは、もちろんレベルによって違いますが、動き自体はそれほど複雑なものはありません。しかし、マニュアル通りに正確にできないと減点なので(例えば、「ハンドラーの正面に座る」という動きの場合、「正面」からずれていたら減点)、そこが難しいわけです。ラリーもオビーディエンスの一部ですから、複雑な動きがこなせることではなく、正確さが求められるというのは納得できますね。ラリーは新しい競技ですが、今後次第にそのような傾向になっていくのかもしれません。
以下は、競技会場付近で撮った写真です。
このライセンスプレート、去年も見ました。コーギーとゴールデンのハンドラーの車のようです。ライセンスプレートの右側にはコーギーのスティッカー、写真では切れてしまっていますが、左側にはゴールデンのが貼ってありました。この人も競技会常連の一人なのでしょう。

これはメイン州のライセンスプレート。

これも去年同じ場所でみました。GSDはジャーマン・シェパード・ドッグですね。

車は赤いバンで、窓にはこのような大きいスティッカーが。

これはそのもので分かりやすいのですが、シェルティのハンドラーの車のはず。

毎年競技会に行ってこのようなライセンスプレートを見ると思うのですが、皆さん犬好き丸出しで微笑ましくなってきます。そして、それぞれ工夫していておもしろいですよね。
今日の幸飯:
鶏肉、鶏内臓肉、サツマイモ、ニンジン、ブロッコリ、セロリ、リンゴ、パセリ、キャロブ、ケルプ、アルファルファ、生姜、ガーリック、マツヨイグサ油、サプルメント