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成瀬作品(1)

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最近、成瀬巳喜男監督(1905−1969)の作品に注目しています。日本の映画監督三代巨匠と言えば小津安二郎、黒澤明、溝口健二で、成瀬巳喜男の作風が小津のそれと似通っていたことと、彼が職業監督であり「個性的」とは言えない監督だったために、何となく影が薄いのですが、成瀬の死後10年以上経ってから1983年にロカルノ国際映画祭で特集上映された後、フランスの映画誌『カイエ・デュ・シネマ』が彼を「第四の巨匠」と讃えたそうです。

私が見てみたのはまだ数が限られているのですが、

『めし』(1951年)
『おかあさん』(1952年)
『山の音』(1954年)
『娘・妻・母』(1960年)

の四本です。このうち『めし』と『山の音』の主演は小津が好んで起用した原節子で、テーマも夫婦関係、義父・義娘関係など小津が取り上げそうなものなので、監督名を伏せて見せられたら「小津の作品みたいだけど、ちょっと違うかな」と思いそうなものです。この二本に限っては、「小津と作風が似ている」と言われても仕方がないかなと思いますね。

成瀬は、「女性映画の名手」と言われているそうですが、確かにそうかもしれません。前述の二本も女性がテーマですし、『おかあさん』と『娘・妻・母』もそのタイトルから分かるように、女性が主題となっています。

これから見る予定の作品は、

『稲妻』(1952年)
『あにいもうと』(1953年)
『浮雲』(1955年)
『流れる』(1956年)
『女が階段を上がる時』(1960年)
『放浪記』(1962年)

ですが、初期のサイレントの作品も機会があれば是非見てみたいと思っています。

今日の幸飯:

ダック、ダック内臓肉、納豆、サツマイモ、ニンジン、ブロッコリ、セロリ、リンゴ、パセリ、キャロブ、ケルプ、アルファルファ、生姜、ガーリック、サフラワー油、サプルメント

March 25, 2007 | Film | 4 Comments

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