Archives for May 12, 2007
VAへ(1)

仕事の旅でバージニアに行って来ました。家の最寄り空港までは早朝車を運転して行ったのですが、すごい雨。雨だけでなく雷まで派手にバリバリと鳴っていて、音だけでなく閃光もすごく、最悪のお天気でした。南下するにつれて段々雨が酷くなり、途中、前が全く見えない状態になってかなり怖い思いをしましたよ。それに降水量が多かったため道路の水はけが悪く、全体に水浸しの状態。ちゃんとハンドルを握っていないと、車体が勝手な方向に移動したりして大変でした。
そんな状態で1時間半強運転し、やっと空港到着。その頃までにはなぜか雨が上がっていて、フライトも予定通りだとのこと。チェックインして、朝ご飯に食べられる物を探し、セキュリティ・チェックを受けて、ゲートに辿り着きました。
搭乗が始まり、さて乗り継ぎ空港まで行きましょうと飛行機に乗ろうとしたら、「セキュリティ・チェックをさせてもらいます」と変な道具を持った女性係員が近づいて来ました。どういう基準で私が選ばれたのか知りませんが、今回で二度目。過去にも一度、どこの空港だったか忘れましたが、このチェックを受けさせられたことがあります。そう言えば、ゲート近くの席に座っている間、この女性がウロウロしていたっけ。そのウロウロの目的は、この検査をする対象者の物色だったのでしょう。その時に何か怪しいことをしていたか思い出してみたのですが、していたことと言えば、ラップトップでメールチェックをし(この空港はワイヤレス完備)、天気サイトで目的地の気温をチェックし、ジャケットを荷物の中に入れるかどうか決め、仕事資料を軽くおさらいして、という感じ。別に怪しくはないですよね。まあ、それをしながら、朝ご飯のチョコレート・スコーンをムシャムシャ食べていたのが目立ったのでしょうか。
断ることはできないので、指示されるまままず靴を脱いで右足を上げ、左足も同じ事をして、その後は肩幅に足を広げて、両腕を横に伸ばして手のひらは天井、と細かい指示付きで立たされました。この係員が持っていた「変な道具」はすごく性能のいい金属探知機で、アクセサリー類からパンツのジッパーなど、本当に金属全てに反応していました。手首の所でピ〜ッと鳴り、係員が「そこにあるのは何ですか。見せてください」というので袖をまくって腕時計を見せたのですが、手首につけているものなんて、腕時計からブレスレットぐらいしかないと思いませんか。この係員、すごく威圧的な物言いをするので腹が立つのですが、見せろというものは全部見せましたよ。それからピーッと鳴った部分を全て触診され、その後は荷物の検査がありました。そんなことをしていたので、飛行機の乗ったのは私が最後。
さて、乗り継ぎ空港までも小さい飛行機だったのですが、そこから目的地まではさらに小さいプロペラ機でした。そして、離陸から着地まで25分。離陸する時に時計を見たのですが、その後うとうとしたらしく、目が覚めたのはガコンという着陸の振動があった時でした。以前も飛行時間25分という飛行機に乗ったことがありますが、本当にあっという間ですよね。
目的地の空港がまたかわいらしいもので、ピックアップしてもらうのにどこで待っていましょうかと電話で聞いたら、「入り口の所にいて下さい」という返事。普通だったら、「ターミナルXXのどこどこの入り口の所」と指定するじゃないですか。しかしこの空港は小さくてシンプルな作りであるため、この指示でじゅうぶん話が通じました。
ホテルに着いてチェックインしようとしたら、「まだ部屋の用意ができていません」という返事。チェックインの時間よりも少し早かったので、仕方がないかなと思ってロビーで待っていたのですが、「用意ができました」と呼ばれて出されたカードを見てみると、違う人の名前。ちょっと、私は別の人の部屋が用意できていないために、ロビーでぼ〜っと待っていたわけ?それは係の人に言いませんでしたが、ちゃんと見てよね、お客の名前。
やっと部屋に着き一通りしなければならないことを済ませてから、ちょっと散歩に出ました。ここには世界遺産になっている有名な建物があるので、それを見に行ったわけです。暑い日で日差しがジリジリしていて、歩き回っていたら汗だくになってしまいました。しかし、目的の建物はなかなか立派なもので、内部は見られませんでしたが、気候がいい時期には結婚式なども行われるそうです
これが、その有名な建物。この写真で見える部分はロタンダと呼ばれています。手前の像は、もちろんこの建物の建築家であり米国第三代大統領のトーマス・ジェファーソン。一番上の写真は、この建物を反対側から見たところです。

ジェファーソンの像を拡大したもの。

上の写真では建物の一部しか見えないのですが、一番上の写真の左右には、ウィングのように中心の建物に接続する細長い建物が建っています。ここは学生寮なのですが教授も住んでいて、ジェファーソンが目指したのは、このような住居形態を取ることにより教授と学生が共に学び合う大学だったそうです。後から関係者に聞いたところによると、この学生寮には4年生だけが住んでいて、それもGPAが高い学生のみ受け入れられるそうです。ですから、ここに住めるというのは学生にとって名誉なことであるわけですね。
このようなピラーが連立する建築様式は、ニューイングランドではほぼ見かけません(私が知っている限りでは)。天気がいい日だったこともあり、日を遮る場所を探していた時に見つけた所。素敵で気に入りました。