Archives for May 27, 2007
浴衣

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これは、昨年の8月19日に撮った写真ですが、幸はもなははさんからいただいた浴衣を着ています。この時はちょうどアレルギーの時期で、幸は目の周りがボヤ〜っとした印象の顔をしていますが、浴衣自体はとてもかわいいでしょ?やさしいピンク色に金魚のパターン。そして、フワフワの兵児帯。こちらでは盆踊りや花火大会のような行事がないので、浴衣を着た幸をどこかへ連れて行くチャンスがなかなかないのですが、家の中でのファッション・ショーを十分楽しみました。
本格的な浴衣の季節にはちょっと早いのですが、今日は浴衣の話題。
先日、浴衣の講習会をしました。と言ってもたいしたことではなく、浴衣の歴史や用途を簡単に説明して、実際に着てもらうという程度です。これは今年が初めてではないのですが、毎年お腹が捩れそうになるほどおかしいことが起こります。
初めてこの講習会をした年は、「浴衣講習会参加の心得」のようなメモを送りました。例えば、浴衣を洋服の上から着ることになるので、それなりの服装をして来るようにとか、髪が長い人は邪魔になるので結ぶ物を持って来るようになど、諸々の常識的なことです。しかし当日の参加者を見てみると、皆さんほとんどジーンズ着用。脱いでくださいとも言えず、「コットンの浴衣の下にジーンズは、裾はけが悪いんだよねぇ」と思いながら続行しました。
そして、「女性用の浴衣しかありません」と断っておいたにも関わらず、男性で着てみたい人続出。単なる好奇心からなのか、コスプレ感覚なのか、武道の道着感覚なのかよく分からないのですが、とにかく着たいという人がいたため、女性用の浴衣に半幅帯を結んで着てもらいましたよ。一人はそれほど体が大きくなかったのでよかったのですが、背が高くて御端折を作らなくても浴衣の丈が足りない人、横幅があるために合わせがうまくいかず、帯も結ぶのに足りない人、帯を下腹に結んだために、花柄の浴衣とチグハグになっている人、もう笑ってしまう要因続出です。
この男性など「あなたは鉢かつぎ姫の御親戚ですか」と尋ねてみたくなるのですが、浴衣を着てもベースボール・キャップは被ったままだし...。

補正など一切していませんし、腰紐二本のみで着てもらってだて締めも省略しているので、美しい仕上がりになっているとは言いがたいのですが、女性は一応見るに耐えるほどのレベルは保っています。しかし靴下着用の人もいますし、やはり何だか変。この写真の左の女性は、下になっている裾丈の方が長くて、出てしまっているし...。このようにはみ出して見えると格好が悪いので、下になる方は短めにねと言ったんですけどね。

以前は、「浴衣とはこういうもの」という概念が自分なりにあったのですが、この講習会を数度するうちに、「何でも経験だし、絶対こうじゃなきゃいけないというわけではないんだし、ま、いいんじゃない?」と考えるようになりました。日本文化の冒涜にならない最低のラインは保っているつもりですが、やはり国外の場合、純粋な日本文化というより「日本風文化」の紹介になるのは、仕方がないことでしょうかね。
今日の幸飯:
鹿肉、鹿内臓肉、サツマイモ、ニンジン、ブロッコリ、セロリ、リンゴ、パセリ、キャロブ、ケルプ、アルファルファ、生姜、ガーリック、サフラワー油、サプルメント