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Dean Obeidallah

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幸の顔を下から撮ってみると、こんな感じ。結構凛々しい?

久しぶりに、コメディのショーを見に行って来ました。私は、映画でも本でもライブショーでも、コメディは大好きです。笑いの効果を少なからず信じているせいもありますが、過去に精神的・肉体的に辛いことがあった時などは、スティーブ・マーティンなどのコメディ映画を毎晩のように見ていました。家にはMr. BeanのDVDコンプリート・セットもあり、アメリカのコメディだけでなくおもしろければ国籍は問わず何でもオッケーです。

今回見に行ったのはDean Obeidallahという人のギグですが、彼は「アラブ系アメリカ人」にカテゴライズされています。これは、彼のお父さんがパレスチナ人であるため。しかし、彼のお母さんはシチリア生まれで、彼は半分「イタリア系アメリカ人」でもあるので、外見は典型的な「アラブ系アメリカ人」とは違っています。彼はニュージャージー州の出身だそうですが、子供の頃は典型的な白人の子供的な生活を送っていたそうです。それが、突然「アラブ系アメリカ人」というカテゴリーに入れられることになったのは、9.11の後のこと。今の時代、半分でも「アラブ系」なら、もう半分を無視してこのカテゴリーに入れられてしまうというわけです。突然このカテゴリーに属すことに気づいた彼自身が戸惑っていたと言っていましたよ。正直なところでしょう。

このような彼の背景を踏まえて、人種・民族関連のジョークや政治関連のジョークが多かったです。そして、ブッシュ大統領の行動や知的レベルに関するジョークもビシバシ飛び出し、聞いていてスカッとしました。私は前々から、彼が原稿なしにスピーチをしたり、コメントを求められたりすると、その話し方が「あなた、自分がこの国の大統領だったこと、分かっている?」と問いただしたくなるようなものであることに非常に不満を感じていました。それは、「国民が親しみやすい大統領」というイメージを通り越し、「ちょっとそのスロッピーな話し方、どうにかならないの?」と言いたくなるようなレベル。そう感じているのは私だけではないと思っていましたが、彼のジョークでもうまく描写されていました。

ただ、こういうタイプのジョークは提示するのが難しいでしょうね。オーディエンスの中には、ブッシュ大統領擁護派の人もいるでしょうし、彼は人種関連ジョークをアラブ系アメリカ人に限っていましたが、そのカテゴリーに属すオーディエンスで、そのように言われたくない人もいるはずです。私の隣に座っていた人はその日に他の人から紹介されたユダヤ系アメリカ人でしたが、彼はユダヤ系にジョークが少し及んだ頃から、全く笑っていませんでした。多分、気分を害したのでしょう。まあ、このコメディアンはそのようなジョークで有名なわけですから、そういうのを聞きたくない人はわざわざギグに行くことはないということですね。

そうそう、彼はコメディアンとしてはちょっと変わったバックグラウンドを持っています。彼は、コメディアンになる前は、ニュージャージー州の弁護士だったのですよ。大学院で学位を取って州のバーを受け大きな法律事務所に就職したのですが、数年やってみてそれが彼の天職だとは思えず、コメデイアンに転職したのだそうです。

http://www.deanofcomedy.com/

November 10, 2007 | Thoughts | Comments Off

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