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300 (2006)

これは、単なる数字ではなく映画のタイトルです。日本語のタイトルを調べてみたら、『300<スリーハンドレッド>』になっていました。DVDが出ているということで、先日友達と一緒に見てみました。この映画の監督はZack Snyderで、フランク・ミラーのグラフィック・ノベルを元に作られた映画ですが、私の中でのジャンルは「叙事詩的映画」。つまり史実を扱ったもので、英雄の功績を讃えたものです。
タイトルの「300」は、ペルシア軍と戦ったスパルタの兵士の数ですが、ペルシア軍が巨大であるのに対し、スパルタ軍はたったの300名。それでも勇敢に戦いに挑みます。
以前、叙情詩的映画は、波長が合わないと「一体何が言いたいの?」で終わってしまうと書いたことがありますが、叙事詩的映画もよほど何か興味を引きつけられるものがないと、二行ぐらいで内容を要約することができてしまうものが多く、アクション映画を見る心の準備ができていないと、なかなか感情移入ができないものですね。これも、映像的には非常に興味深かったのですが、内容は上にあるように数行でサマライズできる程度のもの。
その映像ですが、これは一見の価値があると思います。しかし、実際の俳優を使ってのアクションでは表現しにくい部分をCGでカバーしてあるため、それがアクション・ゲームのような印象を与えることも多いと思いました。しかし、元になっている作品がグラフィック・ノベルなのですから、その方が原作に忠実だと言えるのかもしれませんね。
今月は既に洋画を三本見たのですが、そろそろ日本の古い映画を見たくなって来ました。映画はどんなジャンルのものも見ますが、結局私が本当に好きなのは、日本映画なのだと思います。