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今年の雪像

毎年二月になると町中の広場の真ん中に巨大な雪像ができるのですが、今年も出現しました。これが完成したのはもう一週間ほど前のことなのですが、ずっと天気が悪かったり忙しかったりで、昼間に写真を撮りに行くことができませんでした。今日やっと撮って来ましたよ。これです。
出来上がってからもう一週間も経っていて、その間雪や氷や雨に晒されていたので多少汚くなっていますが、形はお分かりいただけると思います。「巨大烏賊に引きずり下ろされる潜水艦」。
毎年なかなか独創的な雪像が現れるので、誰が一体どのようにデザインを決めているのだろうと思って、調べてみました。中心となっているのは「雪像制作委員会」で、新年が明けるとすぐにアイデアのブレインストーミングに入るそうです。アイデアが決まると、36分の1のスケールのものを粘度で作り、実際の雪像の各部の大きさを決めていきます。制作に入る前に様々な許可を得る必要があり、市と交渉したりして最終的なデザインを決めます。
許可が降りたら、まずは木で四角の枠組みを作って、その中に雪を詰めて行きます。枠組みは雪像の縦横高さを計算したものですが、その大きさの四角の雪の固まりが出来たら、必要部分を削って最終的な形にするそうです。

一番大変そうなのは、木の枠組みにひたすら雪を詰めて行く作業。この作業にはランダムな人の時間と労力が費やされています。中心になって働いているのは「雪像制作委員」の皆さんなのですが、その辺を通りかかった健康そうな人に誰彼構わず声をかけ、「15分間運動して行きませんか?」とリクルートしていたそうです。それだけでなく、フットボール・チームの一年生のメンバーは、練習が休みの日にこの作業にチームの奉仕行事としてかり出されたのだとか。
この作業の間は結構気温が低い日も多く(この辺で気温が低いというのは、摂氏だとマイナス20度近くのことを言うのですが)、いくら体を動かしているからとは言え、外での作業はかなり大変なことだと思います。このような背景を知ってしまうと、「今年もまた変な雪像が出現した」という失礼なことは、言えなくなりますね。実際、結構ユニークなものが多いので、私は毎年楽しみにしています。
