Archives for March 22, 2008

南へ(3)

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午前中はまた仕事。前日ほどではなかったものの、午前中一杯集中していたので、お昼ご飯の頃までには疲れ果てていました。まあ、仕事の旅ですから、仕事をして疲れるのは仕方がありません。

午後はブータン王国からのアーティストのお宅を訪れ、彼の作品を見せてもらいました。彼は伝統的なブータンの宗教画(仏教画)を専門にしているアーティストなのですが、その細かい作業というもの、作品を間近でよくよく見せてもらうとため息が出るほどです。近々彼のショーがオープンするとのことでしたが、米国でもこのようなアートに魅了される人は多いはず。スミソニアンからも展示のお誘いがあったということで、非仏教国でも前途有望なアーティストなのだと思います。

ブータンの伝統美術にはあまり馴染みがなかったのですが、チベットのそれとはまた違った趣きがあります。チベットのは、修行僧が砂の曼荼羅とバターの彫刻を作るところを一週間ほど観察していたことがあるので、それが彼らにとってどのように修行の一環になっていて、どのような意味があるか理解しているつもりですが、ブータンの方は、この国出身のアーティストに会ったのも初めてでしたし、知らないことばかりでした。

これは、チベットの修行僧による砂の曼荼羅。色のついた砂を配置して、このような曼荼羅を作り上げます。気が遠くなるほど緻密な作業なのですし、完成品は素晴らしくきれいなのですが、できた砂の曼荼羅は川に流すことになっています(2002年5月・6月)。

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バターの彫刻:こちらも本当に緻密な作業です。このような姿勢で一日中制作に励むわけですが、見ている方の体の節々がギシギシしてきそうな感じ。しかし、彼らにとっては修行の一環ですから、このように集中して行う作業には大きな意味があるのでしょう。

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晩は「この町の一番いいレストラン」という所に連れて行ってもらい、ディナーを堪能しました。そして、ブータン伝統美術に次ぐもう一つの新しい経験は、ブルー・グラスを聞きに行ったこと。この日出演していたバンドは、ギター、マンドリン、フィドル、ウッドベース、バンジョー、ドラム、そしてドブロという構成でした。ドブロ担当の男性がリード・ボーカルで、フィドラーの女性がセカンド・ボーカルでしたが、このリード・ボーカルの人の声が私はあまり好きではありませんでした。でも、彼のドブロの技術はまあまあだったと思います。技術が一番素晴らしかったのは、マンドリンの人。ソロの部分ではすごい拍手が起こっていました。有名になるバンドは、こういう所で演奏を重ねてプロになっていくようです。

March 22, 2008 | Travel | Comments Off

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