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天井に大穴

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昨日の午後のこと。去年の夏から私のオフィスがある建物の改修工事のために来ていて、もういい加減顔なじみになった電気系技師がオフィスに立寄り、「15分ぐらい犬と一緒に出かける用事がありませんか」と訊いてきました。この日は、廊下の天井に火災報知器を取り付ける作業が行われていて、各オフィスにも取り付ける工事をしなければならないそうです。私だけオフィスを不在にすることは数度あったのですが、作業中犬がいると危ないので一緒に出て欲しいとのこと。ちょうど昼の散歩に出かけなければならないような時間だったので、すぐに行くことにしました。

散歩から戻ると、まだ作業が終わっていませんでした。それで、幸と一緒に廊下で待っていたのですが、その時に頭上からものすごく大きな音が聞こえました。びっくりして、私のオフィスで作業をしていた技師に「どうしたんでしょう?」と訊くと、「屋根裏で作業をしている技師がいるので、工具でも落としたんでしょう」という返事。しかし、そんなレベルの音ではなかったんです。ちょうどその時、同じ階にあるトイレに入っていた秘書が飛び出て来て、「何が起こったんですか」とおろおろしていました。私が技師から聞いたことを説明すると、彼もそんなレベルの音ではなかったという意見。しばらく屋根裏が静かだったので、段々そこで作業をしていた技師のことが心配になって来ました。そのうち、屋根裏から様々なfワードが聞こえてきたので、彼の安否は確認できましたが、はしごから降りて来たその技師は、「かなりまずいことになった」と気落ちした様子。

この建物は19世紀に建てられたもので、それ以来何度も改修工事が行われて来ましたが、天井裏などかなりもろくなっている部分もあるそうなんです。屋根裏を歩く時には、歩いても安全な部分とそうでない部分があるので、その安全な部分を歩いて作業しているそうですが、その技師は足を踏み外して、もろい部分に落ちたそうなんですよ。私達が聞いた大きな音は彼が落ちた時のものでしたが、それだけではありませんでした。

その技師が「天井に大穴を開けてしまった」と言ったので、皆でぞろぞろ現場を見に行きました。そこはオフィスの一つですが、天井には大穴が開き、そこから落ちた断熱材などもろもろのものがそこら中に散乱し、それだけでなく、先日取り付けたばかりの天井から下がるタイプの電気が落ちてしまっていました。酷い被害でしたが、たまたまそのオフィスの人がそこにいなくて怪我をしなかったことが幸いでした。

私のオフィスで作業をしていた技師は早々に作業を終えて、天井にできた穴を塞ぐ作業と、その辺に散らばった天井素材を片付ける作業に追われていました。いや〜、それにしても危ない仕事ですよねぇ。誰も怪我をしなかったからよかったようなものの、そういう可能性は十分にあったわけですから。

実は、彼が屋根裏で作業中に足を踏み外したのは今回が初めてではなかったんです。先日、私のオフィスの天井にヒビが入っていることに気づきました。その部分がゴソッと落ちて来そうになっているので、その辺で作業していた技師に聞くと、「そう言えば金曜日だったが、屋根裏で作業中に足を踏み外した」ということでした。結構派手にヒビが入っているので、早急に対処が必要かどうか見てもらったのですが、ごっそり落ちることはないとのこと。それで、この天井のヒビはそのままになっています。取り付けられた火災報知器は、このヒビが入った部分のすぐ隣なのでハラハラしていましたが、今のところ大丈夫なようです。今後、更なる配線工事が行われる予定なので、それが終わってからこのヒビも何とかしましょうとのことですが、本当に大丈夫なのでしょうかねぇ。このヒビがある部分は幸のベッドからずいぶん離れているので、それは少し安心なのですが。

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April 1, 2008 | Daily Life | No Comments

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