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犬の表情

犬に特別興味がない人は、どの犬も「犬」というカテゴリーに属する存在としておおまかに認識しているのでしょうね。しかし、犬にはチワワからセントバナードに至るまで、様々なサイズの犬種が存在することぐらいは知識としてあるのでしょう。実は、私は猫と一緒に暮らしたことがないこともあり、猫についてはそのように大雑把な知識しか持ち合わせていません。猫種に関しても、恥ずかしいことに見てすぐに名前が言えるのは本当に限られています。
しかし、犬となると話は別。私は柴犬と暮らしているので当然この犬種に興味があり、この十数年の間にはずいぶん色々調べましたし、柴犬に限らず他の犬種についても、犬種が分からない犬の方が少ないと思います。柴犬は、スタンダードに限りなく近い犬をずいぶん見てきましたから、そうでない個体がよく分かるようになりましたし、他の犬種、例えばラブも、幸のトレーナーでラブのブリーダーに色々話を聞いて、AKCが定めているスタンダードだけでなく、多くのブリーダーが理想としている容姿や資質についても、学ぶ機会がありました。
そして、犬が色々な表情を見せることも、長年犬と一緒に暮らしていると分かるようになります。知らない人から見れば、幸は「柴犬」の一頭に過ぎず、柴犬の顔なんてどれも同じじゃない、と考えられていると思います。しかし、犬も感情によって表情が変わるものですよね。

幸は普段穏やかな顔をしていますが、何か生理的な欲求が満たされないと、不満そうな顔をして私の所に来ます。吠えるわけでも鳴くわけでもないのですが、そういう顔をしてじっと私のことを見ているわけです。最初は、私がそのように見ているからそう見えるのかなと思っていたのですが、そういう時は、やはりどう見ても満ち足りた顔には見えません。遊びが佳境に入った時にはすごく楽しそうな顔をしていますし、寝ている時に不必要に撫でたりすると、迷惑そうな顔をして私の方を見ます。
そして、一瞬を捉えるカメラだと、こんな顔が見られることも。

犬は、というより幸はと言った方がいいのかもしれませんが、観察していると本当におもしろくて、何年一緒に暮らしていても全く飽きることがありません。