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大将君

私の長年の友達であるはらペコさんの愛犬、大将君。昨日(4月19日)15歳と半年の生涯を閉じたそうです。大将君は1992年10月21日生まれのシベリアン・ハスキーで、生まれはアラスカ州。それから国内数カ所の引っ越しを経験し、「ハスキーの中でも、ベーリング海、太平洋、大西洋の三つの海で泳いだ経験がある犬は珍しいよね」の大将君です。私が彼に会ったのは二度ですが、一度はニューヨークで、もう一度はオレゴンででした。この写真は、2003年8月にオレゴンの海岸で一緒に遊んだ時に撮ったものです。
大将君は昨年11月頃からずっと寝たきりで、はらペコさんが24/7で介護をしていたのですが、今週始めから昼夜問わず苦しそうな叫び声を上げるようになり、水曜日からは食事も拒否するようになってしまったそうです。その頃から短時間失神することがあり、はらペコさんも見るに耐えなくなって安楽死を決心したそうです。実ははらペコさんは、大将君の安楽死を昨年末に一度決断していました。しかし、その頃はまだ自力で食べられ、立ち上がることができ、水が飲める状態だったこともあり、獣医に入れた予約を取り消し、はらペコさんが介護する決心をしたそうです。
木曜日、金曜日はほとんど意識がなかったようだということですし、土曜日に獣医が麻酔薬を注入すると、致死量に達する前にあっけなく逝ってしまったということなので、自然の状態でも彼の犬生は終焉に近づいていたようです。それが分かっただけでも、飼い主としては救われますよね。
*穴堀に興じる大将君。右のマラミュートは、同居犬のペコちゃん。幸は二頭とは初対面でしたが、一緒にいて全く気にならないようでした。

私が覚えている大将君はまだ元気な頃の彼なので、その犬が寝たきりになって四六時中介護が必要になっていると聞いて最初はショックでした。しかし、はらペコさんの献身的な介護の様子を聞いていて、非常に参考になりましたよ。徘徊が酷くなった時にはフラワー・レメディを試したり、排泄のコントロールができなくなってしまってからは、おむつを使用していましたが、犬用のはコスト・エフェクティブでない上にサイズもちょうどのが見つからなかったりだったので、人間用のを使っていたなど。このような経験談は、それを経験したことがある人からでないと聞けない話なので、非常に貴重だと思いました。
*まだ掘っている(笑)。ペコちゃんと幸は、ガールズ・トークでもしていたのでしょうか。

*散歩から戻って来て、暑くてハーハーしている大将君。ハスキーの被毛も柴犬と同じくダブルコートなので、その抜け方はものすごいです。手で毟っただけで、モサモサと抜けて来るという感じ。その被毛がびっしり生えている彼はフサフサで、触るととてもいい手触りだったのを覚えています。

*何とか三頭並んだ写真を撮ろうと努力したのですが、この三頭はそれぞれバラバラ。数枚撮ったなかでも、これが一番ましという状態でした。

15年以上人生を共にした愛犬を亡くしたはらペコさんの悲しみは、私などが想像できないほど深いものなのだと思います。しかし一つの命が消えても、その一緒に過ごした時間、その間の思い出、愛犬を通して知り合った人や犬など、そういうものまでなくなってしまうわけではありません。一つ残念なことは、これ以上新しい思い出が追加されることがないということです。
長い間の苦痛から解放されて、大将君は今頃虹の橋で元気に遊んでいることでしょう。私が知っている、虹の橋で飼い主を待っている犬も数頭いますし、新しい友達もできるかもしれませんね。はらペコさん、長い間の介護、お疲れさまでした。悲しみが癒えるまでにはまだまだ時間がかかると思いますが、是非お体を大切にして下さい。
*大将君、楽しそうに歩いています。本当にきれいな海岸でした。

*幸に挨拶中の大将君。幸がすっぽり隠れてしまうぐらいのサイズ。

*お宅でくつろいでいるところ。真夏で、暑かったんですよね。