Archives for May 5, 2008
犬の知能

犬は意外と頭がいい動物なのではないかと思うことが、幸と暮らしていてよくあります。幸は小さい頃からパズル的な要素があるおもちゃなどが好きだったので、自分がしたいと思うことを成し遂げるために工夫する訓練ができているのかもしれません。小さい頃は、ペットボトルをきれいに洗って乾かしたものの中に小さいビスケットなどを入れ、幸はそれを工夫して取り出す遊びをよくしていました。骨の中心の空洞の部分に小さく切った鶏肉を入れておいた時には、骨をくわえて何度か落とすことにより、その振動で移動したチキンを取り出すという工夫をしていました。
幸はボール遊びが好きで毎日していますが、この頃ずっと、以前もなははさんからいただいた小さなテニスボールを使っています。これは、柴犬サイズにはぴったりで、もうかなり汚くなっているのですが、幸の大切なおもちゃの一つです。

オフィスにも幸のおもちゃ箱があって、その中にボールも入っているのですが、それは普通のテニスボール。時々幸は、オフィスでもボール遊びがしたくなってしていますが、先日その様子をよく観察していたら、とても興味深いことに気づきました。
久しぶりに大きなテニスボールをくわえた幸は、「どうもやりにくい」と感じたのか、ボール遊びを中断してボールを齧り始めました。最初は、「ああ、投げるのではなく齧る方をしたいのね」と思って見ていたのですが、その齧り方が何だか変。よく見てみると、表面の繊維を引っ張ってボソボソの状態にしています。時々抜けたものが歯に引っかかったりしているので、なぜそんなことをしてまで齧りたいのか疑問に思っていたのですが、その理由が分かりました。
一通り齧って満足した幸は、ボール遊びを再開したのですが、幸がボールをくわえて投げる様子を見ていると、ボール自体をくわえているわけではなく、そのボソボソにした部分を齧っていることが分かりました。つまり、ボールを口に入れるには大き過ぎるので、表面をボソボソにしてとっかかりを作り、それを齧って頭を前に突き出すことによってボールを投げているんです。

これには、へぇ、と感心しました。好きこそものの上手なれといいますが、幸の場合は、食べることと遊びに対する努力や執念はかなりのもののようです。