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西の方へ

しばらく休暇を取っていなかったので、親戚を訪ねるのが主な目的の旅をすることにしました。今回の目的地は、カナダのブリティッシュ・コロンビア州(BC)。飛行機の乗り換えでバンクーバーの空港を利用したことは数度ありますが、BCの内陸部にも行くのは10年ぶりです。
朝家を出て、途中で幸をケンネルに預けて最寄り空港まで車で行きました。そこから中西部の空港での乗り換えを挟んで、バンクーバーまでは直行便でした。
飛行機での旅では思いがけないことが起こりがちですが、今回も。乗り換え空港がある土地の天候が悪かったため、最寄り空港で「待機」の指示が出ました。その時は既にランウエイにいたのですが、「どの飛行機も飛び立てない状態です」とのアナウンスが入り、そこで待機することになりました。やっと飛び立ったのはよかったのですが、元々それほど乗り継ぎ時間に余裕があるフライトではなかったので、乗り継ぎ空港ではゲートまで全力疾走になりました。過去の何度もの経験から体得したことですが、飛行機を利用する場合はこういうこともあるので、「走れる靴、走れる服装」が必須です。しかし、今回もそうですが荷物は全て持ち込みだったため、荷物を抱えて走るのは結構大変。
乗り継ぎ便には、文字通りドアがしまる寸前で間に合いました。乗り継ぎ空港はかなり大きい空港だからかもしれませんが、乗り継ぎに間に合うかどうかは「私達に関することではない」という態度。前の便が遅れたわけですから、その変は考慮してもらいたいと思いますが、そういう配慮は皆無のようです。
乗り換え空港から目的地までは、四時間ほどのフライトでした。時差の関係で目的地に到着するまでには、普段の晩ご飯の時間をとっくに過ぎているという状況に。目的地の空港に着いた時には、まず腹ごしらえをしないと力が出ないほどでした。空港にはフード・コートがありますが、そこに鮭とハマチのお寿司が売っていたので、それを摘んで元気を取り戻しました。
その日の晩は、親戚宅でディナー。上の写真はそこへ行く途中の車から見かけた建物ですが、仏教のお寺だそうです。建物の色もそうなのですが、周りに黄色い提灯が張り巡らされ、何だか場違いに派手な様子になっていました。この近くにはモスクもあって、宗教が入り乱れていると言った感じ。よく言えばインターナショナルな土地ということなのでしょう。
私の親戚は皆犬好きなのですが、このお宅にも犬がいます。ブラックラブのS君で3歳。ものすごくフレンドリーな犬で、何をされても全く問題ないタイプの犬です。一緒に遊んだのですが、引っ張りっこをした時には大きな犬の力の強さを実感しました。幸と遊ぶ時と同じつもりでやっていたら、こちらが引きずられそうでした。

カナダの犬はたいてい耳に刺青IDが入れられていますが、このS君もそうでした。彼が寝ている時に、耳を捲ったり口を開けて中を見たりしていたのですが、その時にこの刺青IDを発見。訊いてみたら、マイクロチップを入れているか耳に刺青かどちらかだそうです。
家族の中でこの犬を特にかわいがっているのが、姪のMちゃん。今5年生ですが、この子は末っ子のため、S君を弟のようにかわいがっています。大人しいなぁと思っていたら、こんな感じで寝ていました。犬はドッグベッドに寝ているのですが、その犬を抱えるようにしてMちゃんが横たわっているわけです。これはリビング・ルームの一角なのですが、犬や子供がいる家では色々なことが起こってとってもおもしろいですね。

そのうちこのMちゃんは、犬に足の指を舐めさせ、指だけでなくパンツを捲り上げて膝の方まで舐めさせ、それでも飽き足らなかったのかシャツの袖も捲り上げて肘の方までペロペロしていました。「これでシャワーが要らない」なんて言っていましたが、私だったら舐めさせてもいいけどすぐにシャワーを浴びたくなりますねぇ。普段このぐらいの年齢の子と接することがないので、このぐらいの年の人間の思考回路がよく理解できないのですが、話し相手としてはかなりおもしろい年頃ですね。普段なかなか会えない姪なので、最初はあまり喋ってくれなかったのですが、私が犬好きなことが分かると、トリーツを持って来て「これを手に持って」など犬との色々な遊び方を紹介してくれました。
この家族とこの前に会ったのは2003年で、私達が大陸横断の旅をしている途中でした。彼らはオレゴンで休暇を過ごしていて、そこで落ち合ったというわけです。その時この姪は6歳だったのですが、幸のことがすごく気に入ってずっと一緒に遊んでいました。これがその当時の写真。幸の前にあぐらをかいて座っているのがMちゃんです。

それにしてもバンクーバー近辺は、アジア人が多いですね。アジアからの観光客もかなりいるのだと思いますが、住宅街に行ってもアジア人を数多く見かけました。