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最終手段

幸の左目の上の傷、瘡蓋ができると引っ掻いて取ってしまうということが繰り返されていていました。もうかなり長いことこの状態が続いているので、とうとう最終兵器が登場。それは、エリザベス・カラーです。
実は、これだけは使いたくなかったんです。というのは、幸のエリザベス・カラー初体験は生後6か月半に不妊手術を受けた時だったのですが、カラーをしていた一週間は、満足に歩けない、食べられない、遊べない、寝られないで、かなり悲惨な状態だったからです。しかし犬は、「瘡蓋が治るまで掻かないようにしよう」という判断はできないので、仕方がありません。
これは、幸の不妊手術後の写真。一泊入院して家に戻って来た時に撮ったものです。カラーをしていたためか、お腹の傷(露出したまま)が痛かったからか、伏せることができなくて、何度か場所を移動していましたが、ずっとこの状態でした。

このエリザベス・カラーは、獣医のオフィスから支給された使い捨てのものですが、幸はこのプラスチックがどこかに当たって、ボコッ、ボコッという音にいちいちびっくりしていました。そして、このタイプのプラスチック製のは柔軟性がないため、寝る時に自然な姿勢ができません。それで、何かいいのがないか探していた時に見つけたのが、上の写真のエリザベス・カラーです。
エリザベス・カラーもこの10年の間にずいぶん進化したようで、今はプラスチック製のの他に、このようなナイロン製のものも作られています。ほぼ半円形で、立体的にした時に留める部分には、マジック・テープが付いています。それだけだときちんと固定できないので、首輪を通すループもあります。私は、首輪をループに通しておいて、幸の首の周りにこのカラーを当てがい、まず首輪を首に固定してからカラーを調整するという方法を取っています。

ループはそれほど大きくないので、細めの首輪(5/8インチ)を使用。幸のハロウィン用の首輪がたまたまこのサイズなので、時期的にも丁度いいこともあり、それを使用しています。

幸の反応は?最初は首の周りに辺なものを付けられたため、身体をブルブルさせることにより、振り落とそうとしていました。しかし、振っても取れないことが分かると、諦めの境地に。

このカラーにはナイロン製のカバーの中に厚みのあるフォーム状のものが入っていて、それを適当に折り曲げたりして形を調整することができます。頭の上の方は、後ろ足が傷に届かないようにフルサイズで使いたいのですが、口付近はそれほど広くなっている必要がないので、このように折り曲げておきました。こうすれば、鼻先はエリザベス・カラーから出ていることになり、匂いを嗅いだりするのにも支障がないようです。

なかなかしっかりしたカラーですが、柔軟性もあるので、クレートで寝るのも大丈夫かなと思って、テストしてみました。幸は、カラーを付けたまま嫌がらずにクレートに入って行きましたが、方向転換するのがちょっときつそう。それで、クレートのドアを開け放しておくと、しばらくしてから出て来て惰眠貪り用ベッドで寝ていました。
夕べは、カラーを付けて寝る初めての晩だったので、幸の惰眠貪り用ベッドごと私のベッドルームに移動し、そこで寝てもらいました。幸は場所が変わっても時分のベッドがあれば問題ないようで、静かに朝まで寝ていましたよ。
カラーを後ろから見ると、こんな感じ。

ベッドのカバーを剥がして虫干しをしていた時に、幸はその中に入って行き、このように落ち着いていました。ほとんど枕代わり?

生後6か月半の「恐怖のエリザベス・カラー体験」はすっかり忘れていたようで、このカラーにもほとんど難色を示さなかったので、傷が治るまでこのままでいてもらおうと思っています。